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着 順 |
枠 番 |
馬 番 |
馬名 | 性齢 | 負担 重量 |
騎手 | 調教師 | 馬体重 | B | タイム | 着差 | オッズ | 人気 | 上がり 3F |
通過順 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 8 | 11 | 牡2 | 54.0 | 戸崎圭太 | 栗 大久保龍 | 490(+2) | 1.34.6 | 4.3 | 2 | 34.1 | ③⑤ | |||
2 | 7 | 9 | 牡2 | 54.0 | 田辺裕信 | 美 伊藤圭三 | 468(+4) | 1.34.9 | 1 3/4 | 3.9 | 1 | 34.8 | ⑦③ | ||
3 | 5 | 5 | 牝2 | 54.0 | 福永祐一 | 栗 松永昌博 | 466(+12) | 1.35.0 | 1/2 | 4.5 | 3 | 34.2 | ⑤⑦ | ||
4 | 4 | 4 | 牡2 | 54.0 | 岩田康誠 | 栗 高橋義忠 | 430(+6) | 1.35.6 | 4 | 43.2 | 10 | 34.5 | ⑨⑩ | ||
5 | 1 | 1 | 牡2 | 54.0 | M.デムー | 栗 清水久詞 | 436(-2) | 1.35.7 | クビ | 7.2 | 4 | 34.4 | ⑪⑪ | ||
6 | 6 | 6 | 牡2 | 54.0 | 内田博幸 | 美 和田勇介 | 484(+6) | 1.35.7 | クビ | 35.4 | 9 | 34.7 | ⑦⑨ | ||
7 | 3 | 3 | 牡2 | 54.0 | 岩田望来 | 栗 藤原英昭 | 450(0) | 1.35.8 | 3/4 | 12.2 | 6 | 35.5 | ③③ | ||
8 | 8 | 10 | 牝2 | 54.0 | 柴田大知 | 美 中舘英二 | 420(+4) | 1.36.4 | 3 1/2 | 8.3 | 5 | 36.3 | ②② | ||
9 | 6 | 7 | 牡2 | 54.0 | 丸山元気 | 栗 橋口慎介 | 448(-6) | 1.36.7 | 1 1/2 | 18.5 | 7 | 37.2 | ①① | ||
10 | 2 | 2 | 牝2 | 54.0 | 藤田菜七 | 美 根本康広 | 426(+14) | 1.37.1 | 2 1/2 | 31.4 | 8 | 36.3 | ⑨⑦ | ||
11 | 7 | 8 | 牝2 | 54.0 | 三浦皇成 | 美 尾関知人 | 452(+8) | 1.37.3 | 1 | 79.5 | 11 | 36.5 | ⑤⑥ |
ラップタイム | 12.8 - 10.6 - 11.2 - 12.7 - 12.2 - 11.7 - 11.3 - 12.1 |
---|---|
前半 | 12.8 - 23.4 - 34.6 - 47.3 - 59.5 |
後半 | 60.0 - 47.3 - 35.1 - 23.4 - 12.1 |
■払戻金
単勝 | 11 | 430円 | 2番人気 |
---|---|---|---|
複勝 | 11 | 150円 | 2番人気 |
9 | 140円 | 1番人気 | |
5 | 150円 | 3番人気 | |
枠連 | 7-8 | 610円 | 1番人気 |
馬連 | 9-11 | 850円 | 1番人気 |
ワイド | 9-11 | 320円 | 1番人気 |
---|---|---|---|
5-11 | 340円 | 2番人気 | |
5-9 | 360円 | 3番人気 | |
馬単 | 11-9 | 1,770円 | 3番人気 |
3連複 | 5-9-11 | 1,280円 | 1番人気 |
3連単 | 11-9-5 | 6,810円 | 6番人気 |
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土曜日の新潟芝のレース結果、近年の新潟2歳ステークスの結果をもとに、馬場や血統のバイアスを考察していきます。予想の際にお役立てください。
中間の雨量はゼロ。土曜日も降雨はなく、芝コースは終日良馬場(JRA発表)でレースが行われた。6週連続Aコース開催に伴う馬場の劣化により、外回りでは直線で内に進路をとった逃げ・先行勢が苦戦。中~外めからスムーズに運べた馬や、内から中~外めへ上手にスイッチした待機勢の好走頻度が高まっている。
日曜日の午後から夕方にかけての降水確率は30%。判断に悩ましいところだが、降雨がなければ、土曜日の傾向を踏襲する可能性は高い。枠順に関しては、仕掛けるタイミングや進路取りが肝なので、過度に意識する必要はないだろう。それよりも、この時期の新潟芝で速い上がりを繰り出せる適性を持つかどうかを、しっかり吟味する必要がある。
血統面については、近年の新潟2歳ステークスを検証すると、父にサンデーサイレンス系、またはキングマンボ系の種牡馬を配する馬が攻勢。とりわけ、ノーザンテーストやヌレイエフ、トニービンのいずれかを内包(5代内)していた馬の活躍が目立つ。条件を満たす馬は高く評価してしかるべきだ。
ただ、今回のメンバーと照らし合わせてみると、出走頭数の割に該当馬が多い印象。もうひとつフィルターをかけて、近5年の3着以内全馬に共通する、前走の上がり3ハロンタイム順位が2位以内だった馬に的を絞りたい。
今年の出走メンバーで、要点を満たしているのは、④ファルヴォーレ、⑤フラーズダルム。よって当欄では、この2頭を狙いどころとして推奨する。
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出演:スガダイ(予想神) 柿谷陽介(POGマイスター) 岡田大(ウマニティ編集長)
◆シュヴァリエローズ・清水久師 「動きは良かったですね。左回りも特に問題ないと思う」
◆ショックアクション・大久保師 「具合は良さそう。悪い馬場で走れているのも強み」
◆セイウンダイモス・味岡助手 「素直で折り合い面に不安がない。距離延長もプラス」
◆タイガーリリー・尾関師 「それほどやるつもりはなかった。外回りの速い上がりに対応できれば」
◆ファルヴォーレ・岩田康騎手 「追ったら(ラスト1ハロン)11秒台が出ていたと思う。競馬を見ると切れる脚を使えそう」
◆ブルーシンフォニー・田辺騎手 「今週はこれぐらいでいいと思う。気負いのない走りでしたね」
◆ブルーバード・中舘師 「ラストを流す感じでいい動き。瞬発力があるので、自分の競馬に徹すればいい勝負になる」
◆ロードマックス・藤原英師 「動きはいい。能力は遜色ないので平常心で行けるか」
★新潟2歳Sの出馬表はこちら 調教タイムも掲載
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6月に東京・阪神で新馬戦が行われるようになった、2012年以降の2着以内16頭の前走馬体重をみると、444キロが最低ライン。444キロ未満だった馬は、例外なく3着以下に敗れている。
2012年以降の1~3着馬は、例外なく前走で2位以内の上がり3ハロンタイムを記録していた。前走の上がり3ハロン順位が勝負の分かれ目となるレースと言えよう。
2012年以降の1~2着馬の前走使用競馬場を検証すると、東京、中京、福島、新潟の4パターン。ただし、福島経由で2着連対圏に入った馬には、左回りのレースで3着以内の経験があった。右回り経由の馬は、左回りでの好走経験の有無をチェックしておきたい。
メンバーレベル(登録馬の平均指数)も例年より高く、消去対象になり得そうな馬もほとんどいない。唯一、最下位のロードマックス(73.7)が、ブービーのブルーンシンフォニー(77.8)と4.1もの大きな指数差が付いているので、危険な存在と言える程度。それ以外の取捨の判断はなかなか難しい。
よって今回は、U指数を素直に信頼して、1位のショックアクション(81.4)、2位のセイウンダイモス(80.5)、3位のシュヴァリエローズ(80.2)、4位のフラーズダルム(80.1)の上位4頭を推奨するかたちをとりたい。新馬ではなく未勝利を勝ち上がった1位、2位の2頭は戦前の評価もさほど高くないので、穴馬券の使者になってくれる可能性も十分にありそうだ。
2017年産世代は「ハーツクライ産駒の当たり年」などと囁かれていたが、その先陣を切ったのが新潟2歳S-G3を制したウーマンズハート。一昨年の勝ち馬も母の父ハーツクライのケイデンスコールなので、2年連続でハーツクライの血を引く馬が勝利していることになる。また、牝系に目を向ければ、17年フロンティア、18年ケイデンスコール、とダイナサツシユ牝系の馬が連覇していることも興味深い傾向と言えるだろう。
ほか、ダイワメジャーを筆頭にノーザンテースト持ちも毎年のように上位を賑わせており、19年ビッククインバイオ(8人気3着)、18年スティルネス(8人気3着)、17年コーディエライト(5人気2着)、16年オーバースペック(6人気2着)、15年ウインファビラス(12人気2着)、15年マコトルーメン(8人気3着)、直近5年で3着以内に好走した人気薄すべてがノーザンテーストの血を引く。
ブルーシンフォニーは、父スクリーンヒーロー×母ブルーストーン(母の父コマンズ)。叔父のドーヴァーは19年ニューイヤーS-L、19年キャピタルS-Lとマイルのリステッド競走を2勝。Danehill Dancerが出たMira Adondeに遡る牝系で、母のいとこには15年コヴェントリーS-英G2を制したBuratinoがいる血統。前走は直線で切り返すロスがありながらの快勝で、左回りを経験している点も強みだろう。血統のポテンシャルという意味では最上位の評価を与えられる、
フラーズダルムは、父キズナ×母クーデグレイス(母の父ホワイトマズル)。15年宝塚記念-G1、15年天皇賞(秋)-G1などを制し、同年にJRA賞最優秀4歳以上牡馬に選出されたラブリーデイがいとこにいる血統。ディープインパクト系で母系にホワイトマズルの血を引くパターンは、スマートレイアー、ミッキーグローリー、カツジなどを挙げられる。母も準オープン以上では一押しが足りなかったように、どちらかといえば牡馬に活躍馬が多い牝系がどうかも、血統構成自体は新潟芝1600m向き。
ハヴァスは、父ルーラーシップ×母ペルフィカ(母の父ゼンノロブロイ)。グランアレグリアやベッラレイアが出たPerfect Pigeonに遡る牝系で、同牝系のマルロスは02年新潟2歳S-G3・3着。母も15年フィリーズレビュー-G2・2着など早期から活躍できる血統だが、こちらは牝馬に活躍が目立つ牝系なので、牡馬である点がどうか。先述したマルロスほか、同牝系のリザーブカードも08年5人気2着・10年10人気3着と関屋記念-G3で存在感を放っていただけに、舞台適性自体は強調できそうだ。
(文・シンヤカズヒロ)