会員登録はこちら

新潟2歳S G3

日程:2024年8月25日() 新潟/芝1600m

新潟2歳Sデータ分析

コース図新潟芝1600m

データ面で強調したいのは、同距離・距離延長組が強いということだ。2008年以降、前走から距離短縮組が未勝利かつ5連対であるのに対し、同距離・距離延長組は15勝を含む25連対という圧倒的な成績。同距離・距離延長組から軸馬を選別するのが、新潟2歳ステークス攻略のセオリーと言えよう。競馬場別では、前走で東京あるいは中京を使っていた馬が攻勢。2013年以降は特にその傾向が顕著で、3着以内馬30頭のうち、過半数の16頭が該当する。舞台となる新潟芝1600mは最後の直線が約650mと長い。ゆえに、過去に直線の長いコースで速い上がりを繰り出して好走した経験のある馬に一日の長がある。(各種データ、原稿は本年のレース発走前のものとなります)

【人気】
過去20年、6番人気以下でこのレースを制したのはマイネイサベル(9番人気)のみ。一方で、別表の平均配当を検証すると、単勝の低さに対して、馬連や3連複は高めの水準となっている。つまり、1着は堅いものの2~3着については紛れるケースもあるのが、当レースの大きな特徴ということだ。事実、過去20年の2着馬20頭のうち、7頭が2桁人気の超大穴。1着は手堅く、相手は人気薄を積極的に狙うというのが、好結果を呼び込みやすい攻め方と結論付けられる。

◆人気別成績(過去20年)

人気着別度数勝率連対率複勝率単勝回収率複勝回収率
1番人気 9-4-1-6 45.0% 65.0% 70.0% 131.0% 99.0%
2番人気 2-2-5-11 10.0% 20.0% 45.0% 40.5% 75.0%
3番人気 5-3-2-10 25.0% 40.0% 50.0% 143.0% 91.0%
4番人気 3-1-2-14 15.0% 20.0% 30.0% 145.0% 75.0%
5番人気 0-1-1-18 0.0% 5.0% 10.0% 0.0% 32.5%
6~9番人気 1-1-9-69 1.3% 2.5% 13.8% 32.9% 69.4%
10番人気以下 0-8-0-121 0.0% 6.2% 6.2% 0.0% 69.2%

◆単勝オッズ別成績(過去20年)

単勝オッズ着別度数勝率連対率複勝率単勝回収率複勝回収率
1.9倍以下 0-1-0-0 0.0% 100.0% 100.0% 0.0% 120.0%
2.0~2.9倍 5-1-1-0 71.4% 85.7% 100.0% 167.1% 131.4%
3.0~4.9倍 8-5-4-12 27.6% 44.8% 58.6% 107.6% 89.3%
5.0~7.9倍 4-2-5-22 12.1% 18.2% 33.3% 84.2% 74.2%
8.0~14.9倍 2-3-1-33 5.1% 12.8% 15.4% 54.4% 42.1%
15.0~19.9倍 0-0-3-27 0.0% 0.0% 10.0% 0.0% 44.7%
20.0~49.9倍 1-3-6-66 1.3% 5.3% 13.2% 34.6% 86.2%
50.0倍以上 0-5-0-89 0.0% 5.3% 5.3% 0.0% 67.2%

◆配当(過去10年)

馬券種最高配当最低配当平均配当
単勝 810円 210円 465円
複勝 1,060円 120円 269円
枠連 2,250円 450円 1,016円
馬連 16,310円 540円 4,208円
ワイド 9,760円 230円 1,472円
馬単 23,930円 950円 6,585円
3連複 56,400円 850円 11,923円
3連単 261,060円 4,950円 61,800円

【脚質】
2008年以降、4角を5番手以内で回った先行勢は2勝を含む7連対と苦戦傾向。連対馬の多くが中団~後方から差してきた馬で、上がり3F最速馬の成績は【10.3.1.1】と圧倒的だ。勝ち馬はすべて上がり3F2位以内の末脚を繰り出している。2017年こそ、2番手追走馬→逃げ馬の順で決着しているが、これはレアケースととらえたほうがいい。基本的には前走で速い上がりを使っていた馬を重視すべきレースである。

◆脚質別成績(過去20年)

脚質着別度数勝率連対率複勝率単勝回収率複勝回収率
逃げ 0-2-2-16 0.0% 10.0% 20.0% 0.0% 84.5%
先行 2-5-5-62 2.7% 9.5% 16.2% 20.3% 57.6%
差し 10-8-11-99 7.8% 14.1% 22.7% 55.1% 75.9%
追込 8-5-2-72 9.2% 14.9% 17.2% 37.6% 72.0%

【枠順】
枠順については、別表を見ればわかるように「大差なし」という結論。強いてあげれば、勝率トップの5枠や、連対率と複勝率が上位の1枠が手をつけやすい。とはいえ、連対率のトップは7枠で、複勝率が最も高いのは4枠と、一利一害の状況。当日の馬場状態をしっかり確認したうえで、バイアスに合わせたチョイスをするのが、正解ではないだろうか。

◆枠順別成績(過去20年)

枠順着別度数勝率連対率複勝率単勝回収率複勝回収率
1枠 2-3-3-23 6.5% 16.1% 25.8% 26.1% 147.1%
2枠 1-1-2-30 2.9% 5.9% 11.8% 12.1% 25.9%
3枠 2-2-1-29 5.9% 11.8% 14.7% 17.1% 70.0%
4枠 2-2-4-26 5.9% 11.8% 23.5% 17.4% 76.2%
5枠 4-2-2-28 11.1% 16.7% 22.2% 85.0% 88.3%
6枠 3-2-3-32 7.5% 12.5% 20.0% 42.5% 41.8%
7枠 1-7-3-39 2.0% 16.0% 22.0% 7.0% 85.6%
8枠 5-1-2-42 10.0% 12.0% 16.0% 86.4% 47.8%

【血統】
特筆すべき成績を残している種牡馬は皆無。あえて血統面のプラス評価を挙げるなら、サンデーサイレンスを内包している馬、となる。2007年から2019年の間は13連勝を果たし、2021~2022年も勝利を収めているように、サンデーサイレンスの血脈から目を逸らしているようだと馬券が成り立たない。ほかでは、ノーザンテーストを内包している馬の相性が良く、2015年は1~3着を独占。2016年は2、3着、2017年はワンツーフィニッシュ、2018年は1、3着、2019年ならびに2020年は2、3着、2021年は1着と、近年の勢いはとどまることを知らない。2015年の2着馬ウインファビラス(12番人気)や2018年の3着馬スティルネス(8番人気)、2019年の3着馬ビッククインバイオ(8番人気)のように、穴メーカーと化すこともある。要注目の血脈と言えるだろう。

◆同コース種牡馬別成績(新潟競馬場/芝/1600m/過去5年)集計期間:2018/10/22~2023/10/22

種牡馬着別度数勝率連対率複勝率単勝
回収率
複勝
回収率
1 ディープインパクト 12-11-9-103 8.9% 17.0% 23.7% 34.5% 61.4%
2 ロードカナロア 11-8-11-92 9.0% 15.6% 24.6% 44.3% 86.1%
3 エピファネイア 10-7-4-57 12.8% 21.8% 26.9% 83.3% 56.0%
4 ハーツクライ 10-6-5-52 13.7% 21.9% 28.8% 84.5% 95.1%
5 キズナ 7-5-4-58 9.5% 16.2% 21.6% 40.1% 51.2%
6 ダイワメジャー 6-1-9-47 9.5% 11.1% 25.4% 53.2% 98.3%
7 モーリス 5-9-5-47 7.6% 21.2% 28.8% 32.7% 47.6%
8 ドゥラメンテ 5-6-2-35 10.4% 22.9% 27.1% 31.0% 42.1%
9 ルーラーシップ 5-5-6-60 6.6% 13.2% 21.1% 118.3% 64.3%
10 ノヴェリスト 5-1-1-15 22.7% 27.3% 31.8% 167.3% 74.1%
会員登録(無料)でできること

今週の重賞レース

2024年4月20日()
福島牝馬S  G3
2024年4月21日()
マイラーズC  G2
フローラS  G2
総賞金ランキング
JRA競走馬総賞金ランキング
4歳以上
1 ドウデュース 牡5
102,726万円
2 スターズオンアース 牝5
84,098万円
3 リバティアイランド 牝4
74,444万円
4 ディープボンド 牡7
67,569万円
5 ジャスティンパレス 牡5
65,388万円
6 シャフリヤール 牡6
59,685万円
7 タスティエーラ 牡4
57,005万円
8 ジャックドール 牡6
49,004万円
9 ソールオリエンス 牡4
48,668万円
10 ナムラクレア 牝5
47,685万円
» もっと見る

3歳
1 ジャスティンミラノ 牡3
27,482万円
2 ステレンボッシュ 牝3
21,547万円
3 ジャンタルマンタル 牡3
18,666万円
4 アスコリピチェーノ 牝3
16,854万円
5 コスモキュランダ 牡3
15,392万円
6 シンエンペラー 牡3
11,128万円
7 コラソンビート 牝3
9,942万円
8 エトヴプレ 牝3
9,644万円
9 スウィープフィート 牝3
9,386万円
10 レガレイラ 牝3
8,278万円
» もっと見る