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着 順 |
枠 番 |
馬 番 |
馬名 | 性齢 | 負担 重量 |
騎手 | 調教師 | 馬体重 | B | タイム | 着差 | オッズ | 人気 | 上がり 3F |
通過順 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 5 | 10 | 牡3 | 55.0 | 横山武史 | 美 鹿戸雄一 | 516(+2) | 2.32.0 | 2.1 | 1 | 35.9 | ⑨⑨⑧⑤ | |||
2 | 3 | 5 | 牡4 | 57.0 | 和田竜二 | 栗 大久保龍 | 502(--) | 2.32.1 | 3/4 | 20.9 | 5 | 36.1 | ⑤⑥⑥⑤ | ||
3 | 4 | 7 | 牝5 | 55.0 | C.ルメー | 栗 斉藤崇史 | 478(--) | 2.32.2 | 1/2 | 2.9 | 2 | 36.0 | ⑦⑦⑧⑧ | ||
4 | 5 | 9 | 牡3 | 55.0 | M.デムー | 栗 須貝尚介 | 498(+4) | 2.32.3 | 1/2 | 7.9 | 3 | 35.9 | ⑩⑪⑩⑧ | ||
5 | 8 | 16 | 牡3 | 55.0 | 横山和生 | 美 栗田徹 | 476(+12) | 2.32.5 | 1 1/2 | 10.2 | 4 | 36.9 | ②②②② | ||
6 | 6 | 11 | 牡4 | 57.0 | 武豊 | 栗 音無秀孝 | 474(-6) | 2.33.0 | 3 | 47.7 | 9 | 36.4 | ⑮⑮⑭⑫ | ||
7 | 7 | 13 | 牝4 | 55.0 | 幸英明 | 栗 中竹和也 | 516(+2) | 2.33.1 | 1/2 | 31.8 | 6 | 36.6 | ⑫⑫⑬⑩ | ||
8 | 2 | 3 | 牡5 | 57.0 | 池添謙一 | 栗 森田直行 | 488(0) | 2.33.5 | 2 1/2 | 146.2 | 14 | 37.1 | ⑬⑬⑩⑬ | ||
9 | 4 | 8 | 牡6 | 57.0 | 藤岡佑介 | 栗 友道康夫 | 512(+6) | 2.33.6 | 1/2 | 150.6 | 16 | 36.9 | ⑭⑭⑭⑮ | ||
10 | 8 | 15 | 牡7 | 57.0 | 松山弘平 | 栗 辻野泰之 | 516(+4) | 2.33.6 | クビ | 43.8 | 7 | 37.6 | ⑦⑦⑥③ | ||
11 | 3 | 6 | 牝4 | 55.0 | 丹内祐次 | 美 宗像義忠 | 480(+10) | 2.34.3 | 4 | 70.0 | 12 | 38.5 | ③③③⑤ | ||
12 | 6 | 12 | 牝5 | 55.0 | 横山典弘 | 美 斎藤誠 | 476(-2) | 2.34.3 | ハナ | 144.5 | 13 | 38.4 | ③④⑤⑩ | ||
13 | 1 | 2 | 牡4 | 57.0 | 菱田裕二 | 栗 矢作芳人 | 480(+6) | 2.34.4 | 1/2 | 45.5 | 8 | 39.1 | ①①①① | ||
14 | 1 | 1 | 牡7 | 57.0 | C.デムー | 栗 池江泰寿 | 500(-2) | 2.34.6 | 3/4 | 62.3 | 11 | 38.8 | ⑤④③③ | ||
15 | 2 | 4 | 牝5 | 55.0 | 岩田望来 | 栗 森田直行 | 352(-2) | 2.35.2 | 3 1/2 | 146.8 | 15 | 38.8 | ⑩⑩⑩⑬ | ||
16 | 7 | 14 | 牡3 | 55.0 | 田辺裕信 | 美 手塚貴久 | 496(+4) | 2.35.4 | 1 1/4 | 51.1 | 10 | 38.4 | ⑯⑯⑯⑯ |
ラップタイム | 6.9 - 11.3 - 11.6 - 11.5 - 11.9 - 12.5 - 12.6 - 12.2 - 12.4 - 12.4 - 12.2 - 12.0 - 12.5 |
---|---|
前半 | 6.9 - 18.2 - 29.8 - 41.3 - 53.2 |
後半 | 61.5 - 49.1 - 36.7 - 24.5 - 12.5 |
■払戻金
単勝 | 10 | 210円 | 1番人気 |
---|---|---|---|
複勝 | 10 | 110円 | 1番人気 |
5 | 280円 | 5番人気 | |
7 | 130円 | 2番人気 | |
枠連 | 3-5 | 1,000円 | 4番人気 |
馬連 | 5-10 | 1,740円 | 5番人気 |
ワイド | 5-10 | 540円 | 5番人気 |
---|---|---|---|
7-10 | 170円 | 1番人気 | |
5-7 | 730円 | 7番人気 | |
馬単 | 10-5 | 2,070円 | 6番人気 |
3連複 | 5-7-10 | 1,440円 | 3番人気 |
3連単 | 10-5-7 | 7,180円 | 14番人気 |
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土曜日の中山芝のレース結果、オーバーシードで施行された過去1年の中山芝2500m戦および近年の有馬記念の結果をもとに、馬場や血統のバイアスを考察していきます。予想の際にお役立てください。
この中間は晴れの日が続き、乾燥の度合いが高かった。そのため、週末が荒天予報にもかかわらず、水曜日から木曜日にかけて散水作業を実施。そこに金曜日の夜から土曜日の朝にかけての降雨が重なり、芝コースは終日稍重(JRA発表)での施行となった。
含水率が高い状況ながら、全体的に芝の状態は良好。メインレース・グレイトフルS(3勝クラス・芝2500m)の勝ち時計は2分34秒0と、稍重発表としてはマズマズの水準。同距離で行われた、前年の有馬記念が2分35秒0、同日のグッドラックハンデキャップ(2勝クラス)は2分35秒7だったことから、当時よりも時計が出やすいコンディションとみてとれる。
土曜日施行の芝平地競走5鞍における勝ち馬の4角通過順位は1、8、7、2、4番手。好位から前めに位置した馬が頑張っている一方で、中団あたりに控えていた差し馬も脚をしっかり伸ばしていた。事実、上がり3ハロンタイム最速馬(タイを含む)は【3.1.0.3】となかなかの活躍を見せている。流れが落ち着けば前有利、締まれば差し優位というシンプルな馬場状態とみて差し支えない。
枠順に関しては、内~中が優位の情勢。3着以内馬15頭のうち11頭が1~5枠。馬番でみても12頭を10番枠より内の馬で占めている。最終週とすれば、内寄りの芝部分の傷みが少なめということもあって、内~中枠が恵まれやすい状況と化しているようだ。
日曜日の予報は雪のち晴(26日7時時点)。なんとも悩ましい天気ではある。馬場の含水率が高まれば、レースが重なるに連れ、それなりに内寄りの芝部分の劣化が進みそうだ。とはいえ、土曜日の結果を確認する限り、路盤自体が極端に悪化することは考えづらい。少なくとも、道中で外めを追走、なおかつ4角過ぎから外を回る待機勢が1~3着を独占するようなコンディションにはならないだろう。
それゆえ、前日に引き続き内~中から上手に立ち回れそうな馬が優位という捉え方が、もっとも適切のように思える。後方待機組を狙うのであれば、内~中め追走から脚をため、最後の直線でうまく進路を確保できそうなタイプとなろう。枠順については、やはり内~中(1~5枠あたり)に軸足を寄せたほうが、好結果につながりやすいのではないか。
血統的には、過去1年(2020年12月~前日まで)のオーバーシードで行われた中山芝2500mのレース結果(計11鞍)を振り返ると、父系ではサンデーサイレンス系とロベルト系、レッドゴッド系が攻勢。勝ち馬11頭すべてが、この3パターンのいずれかに該当する。条件を満たす馬は今回の有馬記念でも要注目だろう。
ただ、出走馬と照らし合わせてみると該当馬が多い印象。もうひとつフィルターをかけて、過去5年における有馬記念の1~3着馬の多くに共通する、前走4着以内かつG1勝利歴を持つ馬に的を絞りたい。
今年の出走メンバーで、血統面と先述した馬場傾向(1~5枠)の要点をともに満たしているのは、⑩エフフォーリア1頭のみ。よって当欄では、⑩エフフォーリアを本命に指名する。
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出演:スガダイ(ウマニティ公認予想家) キムラヨウヘイ(競馬プロファイラー) MC:岡田大(ウマニティ編集長)
日曜日に行われる有馬記念の出走馬の追い切りについて、1頭ずつ考察していきます。予想の際にお役立てください。
※評価は上からA~D、F(判定不能)の5段階
①ペルシアンナイト【C】
栗東CW単走。頭の位置こそ高めだが、前肢を効果的に使い、力強く馬場を掴んで進む道中の姿は年齢的な衰えを感じさせない。ただ、ひと頃と比べると走りが小さくなったような気も。そのぶん、迫力も薄れてきている印象を持つ。それなりのパフォーマンスを示すかもしれないが、善戦の域を超えるイメージまでは浮かんでこない。
②パンサラッサ【B】
栗東坂路単走。後肢が少し甘く、急坂のある中山で競る競馬になると心配。一方、前肢の出はしっかりしており、回転力が高く力感も十分。その点を踏まえると、内回りコース自体は向きそうな走りではある。楽に好時計を刻んでいるあたり、状態は良さそうなので、あとは単騎で消耗少なく運べるかどうか。それが焦点となろう。
③モズベッロ【B】
栗東坂路単走。しまいが甘くなるところは変わらないものの、ここ数走の中間時に見られたモッサリとした面がなくなり、行きっぷりが随分と良くなった。手前の切り替えにモタつくなど、まだ良化の余地は残しているが、使いつつ状態が上向いているのも確か。展開や馬場が向けば出番があってもいい。
④メロディーレーン【C】
栗東坂路単走。中盤あたりまでは淡々と登っていたが、体重のありそうな鞍上が負担なのか、徐々にペースダウン。小柄な身体を精一杯使い、最後まで懸命に脚を伸ばそうとするところは評価できるも、G1で勝ち負けに持ち込めるほどの上積みがあるとは思えない。過度の期待まではどうか。
⑤ディープボンド【B】
栗東CW単走。ハミの取り方が浅く、若干ズブい気配は出ているが、元来そういう馬だし、これでも素軽く走れているほう。持ち前の大きなストライドは健在で、推進力も前方にしっかりと伝わっている。上がりの速い競馬になった時に置かれる懸念は残るものの、底力を要する展開、馬場になれば、台頭の余地はおおいにある。
⑥ウインキートス【C】
美浦坂路併走。テンション面を考慮して、全体時計を控えたソフトな内容。少し重心の高い走りは相変わらずだが、身のこなしは柔らかく、四肢のさばきも力強い。ただ、これくらいの動きは常に見せる馬だし、抑え込んで気分良く走らせなかったことが好結果につながるかどうかは疑問。今回は期待よりも不安のほうが大きい。
⑦クロノジェネシス【B】
栗東CW併走。重心を低く保ち、四肢のさばきも素軽い。ギアが上がってからの脚どりもしっかりしていた。僚馬に並ぶまでに時間を要しているのは気になるが、あえて追い抜かない調整を数多く施してきた馬なので、致し方ない面はある。雰囲気は決して悪くなく、及第点の仕上がりではないか。
⑧ユーキャンスマイル【C】
栗東芝併走。前回の中間時よりは素軽さが増し、それなりに速い時計を刻んできた。反面、いい時に比べると後肢の甘さが目立ち、力強さが足りないように思える。右手前主導の走りも相変わらずで、今回の舞台が適しているとは言い難い。歴戦のキャリアでどこまでカバーできるか。
⑨ステラヴェローチェ【B】
栗東CW併走。重心を低く保ち、四肢の運びも滑らか。1週前追い切りと比べて、手前の切り替えも大分マシになった。しまい重点の調整とはいえ、それなりに我慢は利いているし、追えば伸びそうな余力も残している。仕上がり自体は悪くないので、あとは実戦で集中力を維持して走り切れるか否か。その1点に尽きよう。
⑩エフフォーリア【A】
美浦南W併走。最後まで右手前のままだったものの、3頭併せの真ん中でもムキにならずに落ち着いていた点は好感。ゴーサインに対する反応も抜群だった。ストライドは天皇賞(秋)当時のほうが広かったかもしれないが、脚元の力強さとグリップ力、走り全体の重厚感は明らかに今回のほうが上。中山仕様の形にきっちりつくってきた印象を持つ。
⑪アリストテレス【B】
栗東坂路併走。緩めの内容ながら、行きたがる素振りを出さず落ち着いて登れている。ここ数回のG1では稽古でしっかり動くも、本番は折り合いを欠いて不発というパターンが続いているので、むしろこうした調整のほうがいいのかも。回転力が勝る脚さばきになっていることも中山のG1へ臨むにあたり悪くはない。軽くは扱えない1頭だ。
⑫シャドウディーヴァ【C】
美浦南W単走。コーナーを軽快なステップで回り、直線に入ってからもキビキビと動けている。ただ、右手前主導の走りで、この馬とすれば完歩も小さめ。キャリアを重ねるにつれ、そうした傾向が強まってきているように思える。その点を踏まえると、右回りの長丁場がフィットするかどうか。積極的には手が出ない。
⑬アカイイト【B】
栗東坂路単走。舌を出しながらの走りだが、気負いが過ぎる面のある同馬にとっては適度に力が抜けていいのかも。実際、鞍上の指示に応えて手前をきっちり替えているし、四肢のさばきも滑らか。踏み込みも力強い。しまいのラップもある程度のところでまとめており、この馬なりに順調と判断したい。
⑭アサマノイタズラ【B】
美浦南W併走。前走の菊花賞は制御に苦労。それを思えば僚馬が前に出ても気負わず、やり過ごせていた点は好感。走り自体に硬さは見られず、この馬とすれば四肢の可動域が広くトビも高い。折り合い面の不安は少し残るが、調子自体は良さそう。本番でも落ち着いて追走できれば、浮上の余地は十分にある。
⑮キセキ【C】
栗東CW単走。この馬とすれば適度に力が抜けて、ゆったりと運べている。ただ、胸前と首が上ずっているような感じで全体的に重心が高め。そのぶん、いつもよりストライドが縮まっているように映る。ゴール後も追って負荷をかけるなど、意欲的に攻めている点は評価できるも、大きな変わり身まではどうか。
⑯タイトルホルダー【B】
美浦南W併走。春先までは完歩の大きさが目立つ馬だったが、前走の中間あたりから四肢をかき込むような走りに変わりつつあった。それが阪神内回りで行われた菊花賞制覇の一因になったものと考えられる。ムキになる面を出すなど、操縦性が難しい部分はあるものの、動きの質は前回と似たような感じ。中山の内回りが舞台のここは、引き続き警戒が必要だろう。
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アカイイト・中竹調教師「最高の状態をキープ。強い相手に胸を借りるつもりだが、デキの良さを競馬につなげたい」
アサマノイタズラ・手塚調教師「先週ビシッとやったことで乗りやすくなったようだ。デキに関しては言うことない」
アリストテレス・武豊騎手「調教で目立たないが、この馬としては良かった。中山で重賞を勝っているし、能力も高い」
ウインキートス・宗像調教師「坂路でテンションを上げないような形。うまく調教できたし、前で流れに乗りたい」
エフフォーリア・横山武騎手「先週よりだいぶ素軽くなった。8、9割のデキにはあると思う。馬の力を信じて乗る」
キセキ・辻野調教師「オーバーワークにならないようサッと。テンションは上がりすぎていない。ゲートがカギ」
シャドウディーヴァ・斎藤誠調教師「言うことないデキ。右回りの走りもだいぶ改善されたし、クリアできる状態」
ステラヴェローチェ・須貝調教師「菊花賞を経て精神面で成長。完成するのは来年だと思う。今後への経験値になれば」
タイトルホルダー・栗田調教師「走りたい気持ちを我慢させる形。さらにコンディションを上げて送り出したい」
ディープボンド・大久保調教師「海外を経験して子供っぽさが抜け、馬体も増えてパワーアップ。胸を借りる気持ち」
パンサラッサ・矢作調教師「予定より速くなったように実戦でもスローに落とせない。距離延長で息を入れられれば」
ペルシアンナイト・池江調教師「中2週だから馬なりで息を整える調整。変わりなくいい状態をキープしている」
メロディーレーン・森田調教師「日曜(CWコース)の時点で仕上がっていたので坂路で。走りが前向きなのがいい」
モズベッロ・森田調教師「前走より状態はいい。好調時の抑え切れないような行きっぷりが少しずつ戻ってきた」
ユーキャンスマイル・友道調教師「いい意味で状態はキープ。距離もいいし、持久力勝負なら」
(夕刊フジ)
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2011年以降の2着以内馬延べ20頭の馬齢をみると、3~5歳の範囲。ただし、5歳の連対は栗東所属馬のみ。3歳の2着連対圏入りはG1の勝利歴、もしくはG1で単勝1番人気の高支持を集めた経験があった馬に限られる。覚えておきたい傾向のひとつといえよう。
(減点対象馬)
①ペルシアンナイト ⑧ユーキャンスマイル ⑨ステラヴェローチェ ⑫シャドウディーヴァ ⑭アサマノイタズラ ⑮キセキ
2011年以降の1~3着馬延べ30頭の前走をクラス別(レース格)で分けると、G1、G2の2パターンのみ。これ以外のステップで臨んだ馬は、みな複勝圏外に敗れている。
(減点対象馬)
①ペルシアンナイト ②パンサラッサ ④メロディーレーン
前走の着順に関しては、菊花賞なら不問だが、2400m以下のG1は8着以内、それ以外の場合は3着以内がひとつの目安。2011年以降、前走非菊花賞組で2着以内に入った全馬がこの条件をクリアしていた。
(減点対象馬)
③モズベッロ ⑤ディープボンド ⑥ウインキートス ⑧ユーキャンスマイル ⑪アリストテレス ⑮キセキ
2011年以降の3着以内馬延べ30頭は、いずれも前走の単勝人気が8番人気以内。前走の単勝人気順が9番手以下だった馬は、ことごとく複勝圏外に敗れている。
(減点対象馬)
③モズベッロ ⑧ユーキャンスマイル ⑫シャドウディーヴァ ⑬アカイイト
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まず、高いU指数の出にくい3歳馬については、古馬と分けて考える必要がある。2016年1着のサトノダイヤモンド(9位、1番人気)、2018年1着のブラストワンピース(14位、3番人気)、2019年2着のサートゥルナーリア(9位、3番人気)、3着のワールドプレミア(12位、4番人気)と、過去5年間で馬券に絡んだ3歳馬はいずれも4番人気以内となっている。3歳馬は指数順位にかかわらず、上位人気だけを押さえておくという方針でOKだ。
今年は2位の⑩エフフォーリア(102.7)が2番人気以内確実で、9位の⑨ステラヴェローチェ(97.8)と12位の⑯タイトルホルダー(96.4)も3~4番人気あたりに着地しそうな見通し。古馬勢が手薄なのは明白ゆえに馬券的な面白みはないが、人気の3歳馬はすべて注目馬として取り上げておきたい。
問題は古馬であるが、ここで1位のクロノジェネシスを指名すると、単なるガチガチ予想になってしまうので、指数上位勢からあえて穴っぽいところをピックアップする。狙ってみたいのは、ハマッたときの破壊力が魅力で、ラストランとなるここは渾身の仕上げで臨むことが予想される3位の⑮キセキ(100.5)だ。
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中山競馬場は起伏の激しいトリッキーな小回りコースということもあり、自然の地形を活かした欧州の競馬場で実績を残している血統を評価しやすい。とくに12年2着オーシャンブルー(母プアプー)、17年2着クイーンズリング(父マンハッタンカフェ)、20年2着サラキア(母サロミナ)など、ドイツ牝系の血脈を持つ人気薄の激走が目立つ。
また、近年は勝ち馬の多くが母系からスピードを補う配合のかたちをしており、マイル以下のG1で勝利実績のある種牡馬を母の父に持つ馬が有力。昨年の勝ち馬クロノジェネシスにおいても、母の父クロフネが01年NHKマイルカップの勝ち馬ということで条件を満たしていた。
クロノジェネシスは、父バゴ×母クロノロジスト(母の父クロフネ)。本馬は昨年の勝ち馬となるが、宝塚記念を含めたグランプリレースを目下3連覇中。内回りコースでは「4-1-0-0」と連対を外していない機動力が持ち味で、国内では稍重~重で4戦4勝とタフな馬場を苦にしない道悪巧者でもある。今回は引退レースであるとともに、史上初のグランプリ4連覇がかかる一戦。なお、半姉ノームコアは20年香港カップを勝ち、見事に有終の美を飾ってみせた。
ディープボンドは、父キズナ×母ゼフィランサス(母の父キングヘイロー)。13年ニエル賞を勝つなど欧州でも実績のある父、00年高松宮記念を制した母の父、本馬の血統構成は近年の有馬記念向きといえるだろう。スタミナとしぶとさには絶対の自信があるだけに、やはり底力を問われるタフな展開になってこそのタイプでもある。今年はキングヘイローが母の父として重賞勝ち馬7頭を出す大ブレイク。そんな競馬界の世相を映す意味でも注目してみたい。
タイトルホルダーは、父ドゥラメンテ×母メーヴェ(母の父Motivator)。母の父は05年のイギリスダービー馬で、2歳時には芝8fのG1レーシングポストトロフィー勝ちの実績を持つ。本馬は菊花賞を逃げ切ったスタミナに定評があり、有馬記念に揃って出走する半姉メロディーレーン共々、芝の長丁場は得意とするところ。また、これまでの全3勝が内回りコースでもあるため、中山芝2500mというコース設定にも魅力を感じられる。
編集部(以下、編) いよいよこの日がやってまいりました。有馬記念デーです。
新良(以下、新) このあと火曜日にも開催が組まれていますが、やはり一年を締めくくる大一番といえば有馬記念ですよね。
編 注目度も売上げもほかのレースとは違います。是が非でも当てたいです。
新 確かに、未勝利もG1も売っている馬券は同じで、的中の価値も同じとふだんから言っていますが、有馬記念は特別と言いますか、なんとしてもという思いは強いです。
編 的中に直結する有力情報の提供をお願いします。
新 今年はエフフォーリア以外の有力馬の乗り替わりが多いので、センスが問われるところでしょう。
編 では、気になる結論をお聞かせください。
新 私が狙っているのは、マーフィー騎手からルメール騎手に乗り替わる⑦クロノジェネシスです。
編 おお、直球勝負できましたね。
新 はい。宝塚記念を制したコンビ復活で、好走間違いないしと考えています。
編 ルメール騎手の腕については今さら語るまでもありませんが、中山芝2500mのコース適性も高いということなのでしょうか?
新 高いですね。コース勝率は2017~2019年が30.0%、2020年以降が28.6%と非常に高い数字を記録しています。勝利数も今回出場する騎手のなかではトップです。
編 圧倒的というやつですね。
新 有馬記念については、過去10年ではサトノダイヤモンドの1勝だけですが、馬券圏内には6回も入っています。
編 安定感は抜群であると。
新 しかも、2011年のエイシンフラッシュ(7番人気2着)、2012年のオーシャンブルー(10番人気2着)、2017年のクイーンズリング(8番人気2着)というように、人気薄もバンバン上位に持ってきているんですよ。
編 そうやって並べられると、すさまじさがわかりますね。
新 勝ち切れてはいないものの、レースに対する苦手意識は持っていないと思います。
編 そして、馬はディフェンディングチャンピオン。
新 このトリッキーなコースを勝っているという事実は大きいです。適性面については、なんら心配はない。というより、他馬をはるかに凌ぐと考えていいでしょう。
編 グランプリ4連覇という前人未踏の偉業達成も……。
新 おおいにあり得るでしょうね。馬は国内では馬券圏外は一度のみと、こちらも崩れ知らず。ヘタなレースにはならないはずです。
編 これがラストランで、渾身の仕上げで出走してくるでしょうしね。
新 それは間違いありません。それに、アーモンドアイ、コントレイルと、近年は当日に引退式が予定されている馬が負けていないんですよ。
編 クロノジェネシスも続きたいところですね。
新 人馬ともにベストといってもいい条件ですからね。
編 3歳馬は強そうですがそれを退けて。
新 有終の美を飾ってもらいましょう。
着順 | 馬番 | 馬名 | 騎手 | タイム | 着差 | オッズ | 人気 | 上3F | U指数 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 9 | クロノジェネシス | 北村友一 | 2:35.0 | 2.5 | 1 | 36.2 | 104.8 | |
2 | 14 | サラキア | 松山弘平 | 2:35.0 | クビ | 74.9 | 11 | 35.4 | 104.8 |
3 | 13 | フィエールマン | C.ルメール | 2:35.1 | クビ | 3.5 | 2 | 36.5 | 104.4 |
4 | 7 | ラッキーライラック | 福永祐一 | 2:35.5 | 2 1/2 | 8.1 | 4 | 36.5 | 102.5 |
5 | 5 | ワールドプレミア | 武豊 | 2:35.6 | 1/2 | 13.5 | 5 | 36.3 | 102.1 |
5 | 10 | カレンブーケドール | 池添謙一 | 2:35.6 | 同着 | 7.9 | 3 | 36.8 | 102.1 |
古馬王道路線を歩んできた猛者と3歳の一流どころが一堂に会す、一年の総決算。テンポイントが宿敵・トウショウボーイとの死闘を制した第22回(1977年)、競走馬としての衰えを隠せず精彩を欠いていたオグリキャップが、最後の闘志を燃やして新興勢力をねじ伏せた第35回(1990年)、その絶対的な強さで人々に勇気を与え続けた英雄・ディープインパクトの完璧なラストラン(第51回・2006年)など、競馬史に残る名場面は数えきれない。第58回(2013年)は、引退レースとして臨んだ三冠馬オルフェーヴルが4コーナーで他馬をひとまくりすると、最後は2着馬に8馬身の差をつけてゴール。鞍上・池添謙一騎手による思いのこもった勝利騎手インタビューとともに、オルフェーヴルの雄姿は熱い記憶として競馬ファンの心に刻み込まれた。
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