【ズバリ!調教診断】JBCレディスクラシック 鞍上にC.デムーロを迎えたアノ馬が好仕上がり!OP勝ち直後の4歳馬に見せ場以上のシーンも!2018年11月4日(日) 10:10
JBCレディスクラシックの出走馬の追い切り内容について、1頭ずつ考察していきます。予想の際にお役立てください。
①アイアンテーラー
今週の追い切りは栗東坂路で実施。前半は頭の低い走りで勢いよく駆け上がっていたが、半ばあたりからヘッドアップするようになり、最後は急失速してしまった。坂路では動かないタイプだが、それにしても止まりすぎ。最終追い切りの内容を確認する限り、調教面のプラス材料は無きに等しい。
②フォンターナリーリ
1週前、今週と2週続けて栗東坂路にてメイチ追いを敢行。そのかいあってか、1週前にみられた重苦しさは解消。推進力に満ちた力強い走りは目を引くものがある。ひと追いごとの良化が顕著で、久々の不安はまったくない。好仕上がり。
③クイーンマンボ
栗東坂路と栗東CWを交えて、この中間の乗り込み量は十分。1週前にCWで鋭い伸び脚を披露。同じくCWで行われた今週の追い切りでも、上々の反応を示した。重心のブレが少ない安定感のあるフォームはなかなかのもの。1回叩いて状態は確実に上昇している。
④ラビットラン
今週の追い切りは栗東CWで併せ馬を実施したが、肝心の動きは今ひとつ。鞍上の合図に対する反応が悪く、なかなか加速がつかずに追い通し。最後はステッキを使って、ようやく僚馬に追いついた。とはいえ、手応えは完全に劣勢。このひと追いで、どこまで変われるか、という印象は否めず、今回はマイナス評価と厳しくジャッジしたい。
⑤ラインハート
大井で行われた1週前追い切りでは、4F50秒近辺、ラスト1F12秒ソコソコの好ラップを記録。同じく大井で実施した最終追い切りでも、活気あふれる走りを披露した。ただし、調教内容を検証する限り、近走と比べて大きな変化は見受けられない。この馬なりに順調なのかもしれないが、一変まではどうか。
⑥ジュエルクイーン
1週前に小林で4F50秒ソコソコ、ラスト1F11秒台半ばの好時計をマーク。今週の追い切りは軽めの調整だったが、しっかりと脚を伸ばしてきた。半面、首が立つような走りで見映えはイマイチ。舌を出しているところもマイナス材料。明確な上昇は感じられず、今回は苦しい戦いになるのではないか。
⑦カワキタエンカ
栗東坂路で行われた最終追い切りは、テンションを上げないように、いつも通りの軽めの調整。とはいえ、頭のブレが大きい走りは相変わらず。時計を要するコンディションのなか、ラスト1Fを13秒フラットでまとめた点は好感が持てるが、兎にも角にも見映えが良くない。こうした内容で結果を残している馬ではあるものの、さすがにJpn1の舞台では疑問符が付く。
⑧ビスカリア
今週の追い切りは栗東坂路で上がり重点の内容だったが、その割に伸びはイマイチ。上がり1Fのラップが12秒8とは思えないジリッぽさが目についた。約2カ月ぶりの前走を叩いて、この馬なりに調子は上向きなのかもしれないが、大きな変わり身までどうか。今回は静観が正解とみる。
⑨サルサディオーネ
帰厩後は栗東坂路で調整。1週前にビッシリと追われ、4F50秒3の好ラップをマーク。時計を要するコンディション&時間帯に叩き出したものだけに、好感度は高い。同じく坂路で行われた今週の追い切りでも活気あふれる走りを見せており、ここ目標に態勢は整った印象。見せ場以上のシーンがあってもおかしくない。
⑩プリンシアコメータ
1週前に南Wで上がり重点とはいえ鋭い脚を披露。同じく南Wで行われた最終追い切りでも、しっかりと末脚を伸ばしてきた。全身を使ったフォームで駆け抜けるさまは、見応えタップリ。動きをみるに、前走の反動は見受けられない。輸送をクリアできれば、いい状態でレースに臨めるのではないか。
⑪リエノテソーロ
今週の追い切りは南Wで2頭を前に置き、その後ろで我慢させる実戦さながらの併せ馬を実施。頭を上げて体がフワつくような場面もあったが、追い出してからの反応は抜群。鋭く脚を伸ばして悠々と追走先着を果たした。かなり状態は上がってきている印象で、醸し出す雰囲気は上等の部類。上位に食い込めるだけのデキにある。
⑫ブランシェクール
今週の追い切りは大井で実施。5F65秒ソコソコ、ラスト1F11秒台の好ラップを余力残しでマークした。半面、頭が立つような走りで見映えは今ひとつ。そのぶん、加速がつくまでに時間を要している印象を受ける。前回以上のパフォーマンスを望むのは難しいかもしれない。
⑬アンデスクイーン
栗東坂路で入念に乗り込まれているが、最終追い切りの動きは平凡。尻ステッキ連発で追われているにもかかわらず、とにかく反応が鈍い。いい時は、もう少し気合乗りが表に出ていた馬。2度叩かれたが、とくに良化した点は見受けられない。今回は様子見が賢明だろう。
⑭ディアマルコ
この中間は高知で順調に調教を重ねているが、中間の時計に特筆できるようなところは見られない。最終追い切りでは、4F51秒前半のラップを馬なりで刻んできたが、平常運転と言ってしまえばそれまで。大きな上昇は感じられず、相手強化かつ中央場のJpn1では厳しい。
⑮ファッショニスタ
1週前に栗東坂路で上がり重点ながらも、ラスト1F12秒2の好ラップを計測。栗東CWで行われた今週の追い切りでは、余力残しで及第点以上のタイムをマークした。力強い脚取りをみるに、1回叩いた効果は大きそう。上位の一角を狙えるデキにある。
⑯アンジュデジール
栗東CWで実施した1週前追い切りでは、6F80秒ソコソコの好タイムを馬なりで記録。10月28日にもCW追いを行い、ラスト1F11秒台の好ラップをマークした。場所を栗東坂路に移して実施した最終追い切りでもパワフルなフットワークを披露するなど、この中間の気配は上々。少なくとも状態面についての不安はない。
ウマニティ重賞攻略チーム |
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(1)アイアンテーラー・飯田助手 「いいところですね。京都は脚質的にもいいので、自分の競馬をするだけです」
(2)フォンターナリーリ・猿橋助手 「しっかり乗り込んだ。あとは気持ちがいい方に向けば…」
(5)ラインハート・月岡健師 「間隔は詰まっていても元気。京都は切れ味を生かせそう」
(6)ジュエルクイーン・福永敏師 「順調にきている。あとは長距離輸送をうまくこなせれば」
(7)カワキタエンカ・浜田師 「順調にきている。ダートはパワーがあるし、適性は感じる」
(8)ビスカリア・山内師 「体調は変わらずいい。この馬向きの展開になってくれれば」
(9)サルサディオーネ・羽月師 「軽い走りで体調はいいですよ。ハナに行ければしぶとい」
(10)プリンシアコメータ・矢野師 「(後入れの)偶数枠は良かった。ハナに行けるなら行きたいが、前に行くタイプが内に入っているのがどうか」
(11)リエノテソーロ・武井師 「枠はこだわってなかった。あとは距離がどうか」
(12)ブランシェクール・藤田輝師 「前走後は疲労が出たが、持ち直した。動きもよかったね」
(13)アンデスクイーン・西園師 「叩きつつ良化中です。うまく立ち回ってどこまでやれるか」
(14)ディアマルコ・那俄性哲師 「理想の体になると思う。前につけ見せ場はつくりたい」
(15)ファッショニスタ・安田隆師 「使った上積みと距離の慣れに期待したいところだね」
(16)アンジュデジール・昆師 「前走よりよくなってきている。舞台替わりはいいと思います」
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【JBCレディスC】追って一言2018年11月1日(木) 05:05
◆アイアンテーラー・飯田雄師 「順調。相手が強くなって、どれだけ踏ん張れるか」
◆アンジュデジール・昆師 「前走より良くなっている。舞台替わりはいい」
◆アンデスクイーン・西園師 「叩きつつ良化。うまく立ち回ってどこまでやれるか」
◆カワキタエンカ・浜田師 「ダートはやってみないと分からないが、適性は感じる」
◆サルサディオーネ・羽月師 「軽い走りで体調はいい。ハナに行ければしぶとい」
◆ジュエルクイーン・福永敏師 「体調はいいと思う。上位を目指して頑張ってもらいたい」
◆ビスカリア・山内師 「体調は変わらずいい。展開が向けば」
◆ファッショニスタ・安田隆師 「使った上積みと、距離の慣れに期待したい」
◆フォンターナリーリ・猿橋助手 「しっかり乗り込んでいる。気持ちがいい方に向けば」
◆ブランシェクール・藤田輝師 「落ち着いた雰囲気で調教を積めている。これまでと同様のデキで出せる」
◆ラインハート・月岡健師 「状態は悪くない。中央の軽いダートもプラスに働くと思う」
◆ラビットラン・辻野助手 「しっかり負荷をかけて、息遣いもいい。中身もできている」
◆リエノテソーロ・武井師 「馬の後ろで折り合いをつけて反応を見る内容。反応は良かった。前走よりもいい雰囲気」
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