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河内一秀の「カツラギ的」阪神ジュベナイルフィリーズ2011前走分析

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阪神競馬場が改修されて6年目になるが、阪神ジュベナイルフィリーズオークスの関連性が以前よりも強くなり、長めの距離適性が必要とされるようになっている。そこで、過去5年の優勝馬の1600m以上のレースでの実績をリストアップしてみよう。

■2010年 レーヴディソール
51.2 デイリー杯2歳ステークス(1着)

■2009年 アパパネ
52.5 赤松賞(1着)
45.9 未勝利(1着)
42.8 新馬(3着)

■2008年 ブエナビスタ
49.2 未勝利(1着)
44.2 新馬(3着)

■2007年 トールポピー
50.6 黄菊賞(2着)
47.9 未勝利(1着)
40.9 新馬(2着)

■2006年 ウオッカ
49.8 黄菊賞(2着)
49.6 新馬(1着)

以上のように、1600m以上のレースで49.2以上の指数を記録し、優勝経験があることが分かる。また、いずれの馬も1500m未満のレースへの出走経験が無い点でも共通している。

それでは、今年の出走予定馬の中から、1600m以上のレースで49.2以上の指数を記録し、優勝経験がある馬をピックアップしてみよう。

サウンドオブハート
50.4 芙蓉ステークス(1着)

トーセンベニザクラ
52.4 赤松賞(1着)

■トランドネージュ
50.5 赤松賞(3着)
46.4 未勝利(1着)

■ラシンティランテ
51.7 白菊賞(1着)

ヴィルシーナ
49.5 黄菊賞(3着)←牝馬最先着
44.6 新馬(1着)

以上の5頭が条件を満たしているが、サウンドオブハートトーセンベニザクラ・トランドネージュの3頭は、1500m未満のレースへの出走経験がある。

よって、今年の阪神ジュベナイルフィリーズは、ラシンティランテ・ヴィルシーナを中心に、サウンドオブハートトーセンベニザクラ・トランドネージュを加えた5頭の優勝争いになると結論づけたい。

なお、ここで述べた見解はあくまでも、カツラギ指数をベースにした前走に関する一考察であり、カツラギの最終結論では無いことをお断りしておきたい。

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