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先週のマイラーズカップはケイデンスコールが完勝。岩田康誠騎手の騎乗停止により出番が回って来た古川吉洋騎手が、見事代役を果たし満点の回答を出した。
それにしても岩田康誠騎手の騎乗停止には驚かされた。土曜阪神6レースは明らかに藤懸騎手を意識した騎乗。逃げる藤懸騎手を追い掛けるように外から内に切れ込み、執拗にマークしていた。人間同士のトラブルはつきものとはいえ、その反撃をレース中に馬を使い行う、いわば煽り運転のようなことをするとは…。個人的にとても好きな騎手だけに残念だった。
ところで、今回被害者となった藤懸騎手だが、前述のレースでは岩田騎手から必死に逃れようとしたことが功を奏したのか、テイエムマジックを粘らせて6番人気で2着。翌日の日曜日は嫌な先輩がいなくなり気をよくしたのかはわからないが、灘ステークスで騎乗したエクスパートランでは道中後方から思い切ったマクリを打ち2着。11番人気という大穴での激走だった。
~藤懸騎手の特徴&狙いどころ
藤懸騎手は2011年デビューの中堅ジョッキーだが、まだ重賞勝ちはなくどちらかといえば地味なタイプなので、特徴はあまり知られていないかもしれない。しかし、昨年の日経新春杯では11番人気のエーティーラッセンで思い切った逃げを打ち3着に粘らせるなど、穴ジョッキーとして存在感を放つタイプだ。
それはデータでもハッキリ表れており、人気馬ではアテにならず、むしろ穴馬で思い切った騎乗をした際に注意が必要だ。
今年に入ってからの4勝も、ハギノピリカではほぼ最後方から強気に仕掛けて直線外から差し切り。クインズメリッサとショウナンアイビーではスタートからガシガシと気合いを付けて先手を取り逃げ切り勝ち。バリコノユメでの新馬戦でもスタートから先行争いに積極的に絡んで行き、2番手から押し切り勝ち。
思い切った逃げやマクリが基本戦略で、逆にいえば柔軟な戦略を取れるタイプではなく、人気馬の能力をキッチリ出し切るという点ではあまりアテにできない。
【データ】藤懸騎手騎乗の1~2番人気馬(1-2-6-14)※2019年~
ご覧の通り、2019年以降先週終了時点で1~2番人気馬では1勝のみ。2019年に2番人気のケイアイサクソニーで勝利して以降、1~2番人気馬に22回騎乗し1度も勝てていない。
普段はなかなか馴染みのないジョッキーでも、こうして特徴を知っておけば馬券に生かすことができる。先週のテイエムマジックやエキスパートランのように、気楽な立場の穴馬で思い切った戦略を打ってきそうなときに狙い、上位人気馬では疑ってみたい。
なお、こういった各騎手の詳細については『競馬記者では絶対に書けない騎手の取扱説明書』で2020年までにデビューした全騎手について触れているので、興味のある方は参考にしていただきたい。
~天皇賞(春)の注目馬
さて、今週は天皇賞(春)が行われる。今年は阪神芝3200mでの開催となる。ココでは注目馬を一頭挙げておきたい。
・ウインマリリン
前走の日経賞では好位インから抜け出し完勝。立ち回りの上手さと豊富なスタミナを示した。スクリーンヒーロー産駒らしく古馬になり力を付けて来ている印象で、立ち回りも上手く長丁場で折り合ってスムーズに運べれば侮れない。また前哨戦のレベルを考えても今年は阪神大賞典よりも日経賞の方が上。牡馬最後の聖域ともいえるレースだが、ココでも牝馬の激走が見られるかもしれない。
※天皇賞(春)の最終本命馬は、ブログ『TAROの競馬』にて無料公開予定です。
○TARO プロフィール
大川慶次郎さんの予想に魅了され、中学2年の時にネット掲示板で予想スタート。2004年にブログ『TAROの競馬』スタート。2009年9月『競馬最強の法則』で連載開始。2012年より開始した有料メルマガ『回収率向上のための競馬ノート』はまぐまぐ競馬部門で読者数第1位。著書に『ラッキーゲート』
(KKベストセラーズ)、『回収率を上げる競馬脳の作り方』『回収率が飛躍的に上がる3つの馬券メソッド』(いずれも扶桑社新書)、『万馬券の教科書 -新時代のサバイバル穴予想術』(ガイドワークス)。
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