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◇ブエナビスタが「春のグランプリ」でまたしても、後ろの馬に刺された。刺した馬(ナカヤ
マフェスタ)の道中は2角7、3角9、4角9番手で上がり3Fが最速の35秒8。刺されたブ
エナのそれは3、5、4番手で36秒3。この位置取りは有馬記念の6、4、3番手(35秒
8)に酷似している。ちなみにブエナをブスリと殺ったドリームジャーニーの上がりは35秒2
(やはり最速)だった。有馬記念は仕方なかったにしても、今回も同じ徹を踏むとは…。
「エリザベス女王杯を負けたのは、騎手のせいではありません。騎手はビスタの才能を信じ、
愛し、彼女がもっとも好む走り方を選んだのです。有馬記念で負けたのも騎手のせいではありま
せん。騎手はブエナを深く知らない、あまり愛していない、何でもできる女と過信してしまった
人たちから与えられた仕事を、注文通りに完璧に遂行したまでなのです。もしが許されるなら、
もしヨコテンがアンカツだったなら、ブエナビスタはドリームジャーニーを1馬身半くらいは突
き放していたでしょう。」と年明けの日記に書いた。そして「運の悪かった女には きっと幸運
も訪れます」と絶景の復活を期待し、予測した。しかし…。
『「並んでいたら違うんだけどな。運がなかった。最近は攻め馬でもそうだからね。見えない
ところからやられたんだから、仕方ない」と松田博調教師は振り返る。最近は調教で早めに抜け
出すと気を抜く面を見せており、離れた外からナカヤマフェスタに来られたのは運が悪かっ
た。』(サンスポ)と松田博調教師は敗因を語った。有馬の不運は人間のそれではなく、走法を
変えられたブエナビスタ自身の不運だったーーという見方からすれば、その不運は彼女の晩年の
不幸につながってしまうのではと危惧せずにはいられない。エリザベス女王杯まで後ろの
馬に決して差されることなどなかった。本来なら有馬のドリ-ムも、宝塚のナカヤマも、ブエナ
のステージであり仕事だった。可愛そうな女。
◇門外漢、ウマを知らない素人が好きなこと言いやがってと煙たがれるかもしれないが、馬を
予想、馬券の対象として観察し考えている偏狭な男の目に映る今の「絶景」は、生気を失った色
あせた風景、歳月を経たセピア色の絵はがきのように見える。そういう景色にしたのは、皮肉に
も、さらなる絶景を引き出そうと意図した人間の招いた誤算だった。天才少女に秀才の仕事まで
させて、本来の天賦の才をスポイルしてしまうようなことが、ブエナの内面に起きている。何で
もこなす秀才には真似することのできない、天才にしかできない仕事がある。しかしその天才
が、秀才のような仕事を苦手とする。秀才はオールマイティーであっても、GⅠを圧勝するよう
な爆発的な閃きを発揮することはできない。
◇秀才が日常的、現実的であるなら天才は非日常、非現実の世界を疾駆する。天才の本質を見
抜けず、その才能の伸ばし方、使い方を過つ例は競走馬に限らずいたるところで見聞する。天才
とは裏返せば狂気であり、その狂気(凶器)を生かすことのできるホース・マン(馬・男)だっ
ていないことはない。ミスターシービーを頑固な追い込みに徹して三冠馬にしたマサトのよう
な、たとえ負けてもブエナの絶景、プライドを損ねなかったアンカツのような。
◇それにしてもクソ暑ちいなぁ。明日の帝王賞(大井に出撃!)、HIGHEST DAY
(最高気温?)の息子と夏男SMART FALCONの栗・栗コンビで勝負したやっか。他に
も栗(フリオーソ、カネヒキリ)はおるけんども、勝ち栗とは〝競れん〟ぞな、なんちゃって。
GOOD LUCK!!!
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