11月25日の京都11Rで行われた第4回京都2歳ステークス(2歳オープン、GIII、芝・内2000メートル、馬齢、9頭立て、1着賞金=3300万円)は、
武豊騎手騎乗の2番人気
グレイル(牡、栗東・
野中賢二厩舎)が4番手追走から直線外めを伸びて、先に抜け出した
タイムフライヤーをアタマ差とらえて重賞初制覇。新馬戦(京都芝2000メートル、勝ちタイム2分12秒9=不良馬場)→GIIIの連勝を決めた。タイムは2分1秒6(良)。
2着には3番手追走から直線一旦は先頭に立ったC.デムーロ騎手騎乗の
タイムフライヤー(1番人気)、さらに2馬身半差遅れた3着に逃げ粘った
ケイティクレバー(5番人気)。
京都2歳Sを勝った
グレイルは、父
ハーツクライ、母プラチナチャリス、母の父ロックオブジブラルタルという血統。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬で、馬主は(株)カナヤマホールディングス。通算成績は2戦2勝。重賞初制覇。
京都2歳Sは、
野中賢二調教師は初優勝、
武豊騎手は2015年
ドレッドノータスに次いで2勝目(重賞格上げは2014年。
武豊騎手は、オープン特別時代に1988年
シャダイカグラ、1992年マルカツオウジャ、1994年スキーキャプテン、1996年
ランニングゲイル、1999年
ヤマニンリスペクト、2009年
ヴィクトワールピサ、2013年
トーセンスターダムで7勝を挙げている)。
◆
武豊騎手(1着
グレイル)「強かったですね。直線で手前が替わらなかったり、全体的にまだ走りがしっかりしていませんが、そのなかでこれだけ走れるし、楽しみ。素質を感じます。前回は道悪で勝ってくれて、今日は良馬場でも勝ってくれた。いい馬ですね。前走より10秒以上速いタイムで勝ちましたね」
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