週末の注目レースを
伊吹雅也プロが「1点」の傾向に注目して分析する連載。特別登録を基に各レースを予習する際の参考資料としてご活用下さい。今週のターゲットは、函館2歳S・安達太良S・福島テレビOP・
函館記念の4レースです。
▼2024年07月13日(土) 函館11R 函館2歳ステークス
【前走との間隔別成績(2020年以降)】
●中2週以内 [2-2-0-27](3着内率12.9%)
●中3週以上 [2-2-4-15](3着内率34.8%)
→臨戦過程に余裕のない馬は過信禁物。なお、前走との間隔が中2週以内、かつ前走の馬体重が480kg未満だった馬は2020年以降[1-1-0-23](3着内率8.0%)でした。
▼2024年07月13日(土) 福島11R 安達太良ステークス
【“前年以降の、JRAの、右回りの、オープンクラスのレース”において5着以内となった経験の有無別成績(2023年)】
●あり [1-1-1-3](3着内率50.0%)
●なし [0-0-0-5](3着内率0.0%)
→オープン特別として施行された2023年の安達太良ステークスは、右回りの重賞やオープン特別で善戦した実績のある馬が上位を占める結果に。今年も同様の決着を警戒しておくべきでしょう。
▼2024年07月14日(日) 福島11R 福島テレビオープン
【前走の着順別成績(2019年のバーデンバーデンカップ・2020年以降の福島テレビオープン)】
●8着以内 [4-3-3-21](3着内率32.3%)
●9着以下 [1-2-2-44](3着内率10.2%)
→同時期に施行された2019年のバーデンバーデンカップと2020年以降の福島テレビオープンは、大敗直後の馬が不振。ちなみに、前走の着順が9着以下、かつ前走の距離が1400m以下だった馬は、[1-1-0-38](3着内率5.0%)とあまり上位に食い込めていません。
▼2024年07月14日(日) 函館11R 農林水産省賞典 函館記念
【“前年以降の、JRAの、右回りの、3000m未満の、G1・G2のレース”において9着以内となった経験の有無別成績(2020年以降)】
●あり [4-3-2-16](3着内率36.0%)
●なし [0-1-2-36](3着内率7.7%)
→格の高いレースで善戦した実績のある馬が中心。G3やオープン特別、条件クラスのレースを主戦場としてきた馬は、扱いに注意するべきだと思います。