20日の阪神5R2歳新馬(ダート1200メートル)は、クリストフ・ルメール騎手騎乗の3番人気エポック(牡、栗東・角田晃一厩舎)が2番手追走からゴール前で抜け出してV。タイムは1分12秒5(稍重)。
人気のゼンノサーベイヤーがダッシュ良く先手を取ると、エポックがこれをピタリとマーク。3番手には外からキーロフが上がり、ゴールドファーム、アイファーチェリー、タイセイディライト、クロースフレンドなどが好位集団を形成する。脚抜きのいい馬場で先行各馬は手応え十分。直線に向いても、前の2頭は後続を離して叩き合いを繰り広げる。3番手以下は離れて、結局ゴールまで2頭の争いとなったが、最後はエポックがわずかに抜け出して先着。1/2馬身差2着がゼンノサーベイヤーで、そこから7馬身差の3着にも9番人気のキーロフがそのまま流れ込んでいる。
エポックは、父ヴァーミリアン、母セクシーザムライ、母の父Deputy Ministerという血統。おばOne Carolinaは米GIIランバートSの勝ち馬。
父ヴァーミリアンに騎乗してGI川崎記念を制したこともあるルメール騎手は「2番手につけましたが、加速も反応も良かったですし、最後まで強い気持ちで走ってくれました。乗りやすい馬です。父がダートのチャンピオンホースですから、ダートは問題ありません。距離は、1400メートルくらいまでがいいでしょう」とにこやかにレースを振り返っていた。
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