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今週から中央競馬のGⅠシリーズが再開。12日は京都競馬場でエリザベス女王杯が行われる。府中牝馬Sで重賞初制覇した勢いをかって挑むディヴィーナ(栗東・友道厩舎、牝5歳)に騎乗するミルコ・デムーロ騎手(44)=栗東・フリー=を直撃。JRA・GⅠ34勝の名手に前哨戦を振り返ってもらい、才能が開花した良血馬と臨む今回への手応えなどを聞いた。(聞き手・増本隆一朗)
──前走の府中牝馬Sで重賞初制覇
「2着が多かったので、うれしかったですね。いつも乗せてもらって感謝しています」
──それまでの差しから一転、逃げた。レース前から想定していたのか
「半々だね。ペースが遅くて、誰も行かなかったら行こうかなと思っていたけど、想像以上に掛かって(ハナに)行ってしまった。結構、イレ込んでいて、気が難しい。先頭に立ってからはよかったですね。(直線は)長かったです」
──母ヴィルシーナはヴィクトリアマイルを連覇。良血馬だが、改めてこの馬の長所は
「能力がとても高いところです。前走はあれだけ引っ掛かったのに粘ることができた。お母さんやきょうだいもいい馬でしたし、どんどん良くなってきています」
──2日の1週前追い切りは自身が騎乗して栗東CWコースで6ハロン80秒4-12秒1の好時計
「最近は馬場入りから嫌がって大変。(自身が)2キロぐらい、やせたんじゃないかな(笑)。あぶみが(自分の)お尻の下にいってしまって大変なこともあったし、向こう正面もグイグイ引っ掛かっちゃった。(友道)先生から『そんなにやりたくない』という指示が出ていたけど、あれ以上ゆっくりはできないね。動き自体はいいし、状態は悪くないと思うけど、気持ちが乗ってきているね」
──今年のヴィクトリアマイルから4戦続けて騎乗し4、2、2、1着
「以前より(成績は)安定してきていますけど、夏はここに出てくる馬よりもレベルの低いところで負けちゃっているし、僕自身が完全に彼女を理解できているわけではないです。できることはしていますが、返し馬も競馬も引っ掛かる。本当に難しい馬です」
──今回は京都芝2200メートル。久々の中距離戦だが、距離延長はどうか
「初めての京都になるけど、バランスがとてもいい馬だから、たぶん大丈夫だと思う。でも、やってみないと分からないね。合う馬と合わない馬がはっきり分かれるコースですから。返し馬や道中から、どれだけ落ち着いて運べるかだと思います。(前走から)400メートル延びますからね」
──相手関係はどうか
「GⅠですから、みんな強いですね。去年はライラック(2着)に乗っていい競馬をしましたし、いい馬ですから頭に入れています。でも、まずはディヴィーナの力を出し切ることに集中したいと思います」
──最後に意気込みを
「続けて乗せてもらっているからいい結果を出したいし、出せればうれしい。ディヴィーナは十分にGⅠを勝てる能力はあるからね。僕自身、2年間、GⅠを勝っていない。難しい馬だけど、結果を出したいです」
■ミルコ・デムーロ(Mirco Demuro) 1979年1月11日生まれ、44歳。イタリア出身。94年に騎手免許を取得し、97─2000年とリーディング。99年に短期免許で初来日。2003年皐月賞をネオユニヴァースで勝ち、JRA・GⅠ初勝利。同馬で外国人騎手として初めて日本ダービーも勝った。15年にC・ルメール騎手とともに初のJRA所属外国人騎手となった。6日現在、JRA通算7760戦1273勝。重賞はGⅠ34勝を含む110勝。156・5センチ、52キロ。弟のクリスチャンもジョッキー。
★エリザベス女王杯は過去に2勝
1999年から日本で騎乗しているM・デムーロ騎手は、過去にエリザベス女王杯には11回騎乗している。2016年にクイーンズリングで初勝利し、翌17年はモズカッチャンで連覇。昨年はライラックを2着に導き、3着も4回と馬券圏内率は63・6%だ。勝てば自身は21年阪神JF(サークルオブライフ)以来、2年ぶりのJRA・GⅠ勝利。久々に勝利の美酒に酔うか。
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