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サンスポの東西精鋭記者が、1週間の密着取材で勝ち馬を探るGI企画『東西現場記者走る』。有馬記念を担当する大阪サンスポの川端亮平記者(33)は6日目、美浦トレセンで昨年の勝ち馬ゴールドアクターをマークした。体に余裕があった前走のジャパンCから10キロ絞り、史上5頭目となる連覇への態勢は整った。だが、レースの流れを考えると、〔1〕枠(2)番の好枠がむしろマイナスとなりそうだ。
今週は金曜から競馬が行われたため、美浦トレセンの開門時間は午前4時。密着6日目を迎えての早起きはかなりきついが、気合を入れて布団から飛び出した。気温14度と12月とは思えない暖かさがせめてもの救いだ。
ターゲットのゴールドアクターは、午前6時3分に坂路を4ハロン71秒2-17秒1でゆったり登坂。馬場から戻ってくるのを待ち構えて、馬体や気配をチェックした。暗闇の中だったので分かりにくい面もあったが、電灯に照らされた馬体はピカピカ。キビキビと歩く姿にも好感を持った。木曜に発表された調教後の馬体重は、過去最高の504キロだった前走のジャパンCから10キロ減の494キロ。太め残りで4着に敗れた反省を糧にきっちりつくり上げてきたようだ。
中川調教師は「(この中間は日々の)運動を長くやって、汗をかいたんだろう。やるべきことをやって、順調にきている。(仕上がりは)まあまあじゃないですかね」とジャッジ。トーンが上がらなかったのは気になったものの、反撃態勢は整っているとみていい。
ただ、今年の有馬記念はひと筋縄ではいかないムードだ。「自分の形で競馬をする」(武士沢騎手)マルターズアポジーが先手を主張すれば、控えても問題ないキタサンブラックは2番手にすんなり収まるとみる。アクターの位置取りはその後ろになるだろう。スローペースが濃厚だが、今回はキタサンへのマークを強める後方待機勢が早めに動くはず。スタミナ勝負に持ち込みたいシュヴァルグランと〔8〕枠の2騎が3コーナー過ぎから進出を開始し、好位から〔6〕枠の池江勢も差を詰めてくる。
次々と外からこられると、内めでキタサンを見ながら運ぶアクターは、押し込められて動けなくなる可能性がある。内枠有利のコース形態ながら、このレースに限っては〔1〕枠(2)番の絶好枠が、アダになる気がしてならない。中川師が「任せるだけ」と託す吉田隼騎手の手綱さばきが最大のポイントだ。
交流、障害を含めて今月のGI5レースを独占している関東馬の勢いは侮れないが、枠順を含めて取捨選択が難しい。土曜は中山競馬場で馬場の傾向を見極め、今年最後の大一番の決断をくだす。
★有馬記念の枠順はこちら
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