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第52回金鯱賞(3日、中京11R、GII、3歳上オープン国際(特指)、別定、芝2000メートル、1着本賞金6200万円 =出走13頭)池添謙一騎乗で4番人気のヤマカツエースが、息の長い末脚を繰り出して重賞4勝目を挙げた。次走は未定。タイム1分59秒7(良)。2着は9番人気のパドルウィール、3着は同着で6番人気のシュンドルボン、2番人気のサトノノブレスが入った。1番人気のヴォルシェーブは9着と大敗した。
夕日を正面から浴びながら、ヤマカツエースが力強く躍動した。復調を告げる重賞4勝目。池添騎手は笑顔で相棒をねぎらった。
「3コーナーから仕掛けていった。長くいい脚を使ってくれましたね。力のあるところを見せられました」
道中は中団に構えた。前半1000メートル1分1秒5のスローペースに、3コーナー過ぎから進出。最後の直線はやや外に導き、上がり3ハロン33秒1の末脚で猛追する。先に抜け出していたパドルウィールをクビ差かわしたところがゴールだった。
池添兼調教師は「馬体重が戻っていたから、いいところがあると思っていた。成長分もあるから、これくらいほしいと思っていた」と前走から20キロ増と回復した馬体面を勝因に挙げ、「(4戦未勝利だった)左回りもこなしてくれたね」と収穫も強調した。
トレーナーは「有馬記念が2000メートルだったら使うんだけどね。選択肢として少し残しつつ、状態を見ながらオーナーと相談したい」と結んだ。再び上昇気流に乗ったヤマカツエースは、狙いを定めてGIタイトルを獲りにいく。 (川端亮平)
★3日中京11R「金鯱賞」の着順&払戻金はこちら レース後談話も掲載
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