中央競馬ニュース

【毎日王冠】GOアンビシャス!天性のキレ味発揮

 0   0   943
シェアする  x facebook LINEで送る

 狙うなら本番より、むしろ今回だろう。大器アンビシャスの“鉄砲性能”に賭ける。

 大目標の天皇賞・秋を3週間後に控える伝統のGII。「目標は次=きっちり仕上げていません」的なニュアンスのコメントが、有力馬の陣営から聞かれるのは、例年どおりの光景といえる。

 ならば、注目すべきはその馬自身が持ち合わせる、久々克服への天性のスキル。仕上がり途上の段階でも力を出し切れるタイプこそ、訳あり前哨戦の主役にふさわしい。

 アンビシャスはまさにその最適任者。激しい気性は引っ掛かって大失速した前走・宝塚記念(ブービー16着)のような悲劇を時として巻き起こすが、こと久々克服に向けては強力な武器と化す。

 その証明が今春の中山記念だ。

 今回以上に濃いメンツがそろったハイレベルな一戦で、4カ月のブランクをまるで感じさせず、次位を0秒4も上回るラスト3F33秒6の強烈な切れ味を発揮した。2冠馬ドゥラメンテにクビ差まで迫り、のちに安田記念を勝つロゴタイプ(7着)を0秒7も突き放したのは、前向きな激しい気性がプラスに作用したからこそだろう。

 昨秋の毎日王冠もまたしかり。致命的な大出遅れを喫しながら、0秒5差の6着まで追い上げたのはある意味、さすがと言える。

 あとは必要十分な“走れる”態勢が整ったか? 答えはイエスだ。

 5日の坂路は、開門直後の追い切りラッシュをやや過ぎたタフな時間帯だった。それでも4F52秒8、ラスト1F13秒3で首尾良くまとめ、「馬場を考えたら13秒台で仕方ない。いい負荷がかかったし、目標は次だけど気で走るから久々は問題ない」と、音無調教師は納得の表情。

 手綱を取ったルメール騎手も、「まだ少し太いけど、全体的にひと回り成長した感じ。次がメーンターゲットでも、ポテンシャルが高いから勝負になる」と、失意の凱旋門賞マカヒキ14着)からの巻き返しに手応えを隠さない。

 “究極の3連単”はアンビシャスを1着に固定。2・3着に戸崎騎手のルージュバックを据えた10点。(夕刊フジ)

毎日王冠の枠順はこちら 調教タイムも掲載

この記事はいかがでしたか?
ナイス (0)
 ナイス!(0

このニュースへのコメント

コメントはありません。

関連競馬ニュース

新着競馬ニュース

人気競馬ニュース

会員登録(無料)でできること

レース情報

今週の注目レース

5月26日()
日本ダービー G1
目黒記念 G2
5月25日()
葵ステークス G3

⇒今週の番組表へ

先週のレース結果

5月19日()
オークス G1
5月18日()
平安S G3

⇒先週の番組表へ

総賞金ランキング
JRA競走馬総賞金ランキング
4歳以上
1 ドウデュース 牡5
102,726万円
2 スターズオンアース 牝5
84,098万円
3 リバティアイランド 牝4
74,444万円
4 ディープボンド 牡7
73,123万円
5 ジャスティンパレス 牡5
65,388万円
6 シャフリヤール 牡6
59,685万円
7 タスティエーラ 牡4
57,005万円
8 テーオーロイヤル 牡6
51,827万円
9 セリフォス 牡5
49,313万円
10 ジャックドール 牡6
49,004万円
» もっと見る

3歳
1 ジャンタルマンタル 牡3
32,053万円
2 ステレンボッシュ 牝3
28,331万円
3 ジャスティンミラノ 牡3
27,482万円
4 アスコリピチェーノ 牝3
22,165万円
5 チェルヴィニア 牝3
21,519万円
6 コスモキュランダ 牡3
15,392万円
7 ライトバック 牝3
11,256万円
8 シンエンペラー 牡3
11,128万円
9 コラソンビート 牝3
9,942万円
10 ジューンテイク 牡3
9,821万円
» もっと見る