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【オーシャンS】貫禄!カレンチャン一番時計

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【オーシャンS】貫禄!カレンチャン一番時計

 夕刊フジ賞オーシャンSの追い切りが29日、東西のトレセンで行われた。昨秋のスプリンターズSの覇者カレンチャンは坂路で好調教。時計のかかかるコンディションながら、4ハロン53秒4をマークし、併走馬を圧倒した。高松宮記念(25日、中京、GI、芝1200メートル)へ向けて、順調なステップを踏んでいる。

 重い馬場でもなんのその。スプリント女王カレンチャンが、栗東坂路で堂々の一番時計をマークして存在感をアピールした。

 馬場開場直後の午前7時に登坂を開始。まだウッドチップが踏み荒らされていない、走りやすい状態だったとはいえ、この日の坂路は時計が出にくい。それでも最初の1ハロンを14秒2で入ると、13秒4、12秒8と加速し、ラストも息切れせずに13秒0。外に併せたマラネロ(牡3未勝利)を楽々と2馬身突き放した。55秒台、56秒台が当たり前だった、この日の坂路で4ハロン53秒4は延べ862頭が駆け上がったこの日でトップのもの。

 「このところ、ずっと坂路は力の要る馬場になっているのに、この時計なら十分でしょう。この状態なら、力を出せますよ」

 騎乗した池添謙一騎手が笑みを見せた。暮れの香港スプリントでは4コーナーで前が詰まってブレーキをかける不利。それでも5着に健闘した。当初は高松宮記念に直行の予定だったが、叩き台としてこのオーシャンSに急遽、参戦。昨年勝ったスプリンターズSと同じ舞台だけに、負けるわけにはいかない。「香港もスムーズならもっと際どい勝負になっていたはず。久々で56キロを背負うことになるけど、地力は上位ですからね」とジョッキーは帰国初戦での巻き返しに自信を見せる。

 昨年は1600万下から5連勝で短距離界の頂点に上り詰めた。2012年は最優秀短距離馬のタイトルホルダーとして、再び連勝街道を突き進む。

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