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19日に中山競馬場で行なわれる2歳王者決定戦「第62回朝日杯フューチュリティS」(GI、芝1600メートル、1着賞金7000万)へ向けて、有力各馬が栗東、美浦のトレーニングセンターで、最終追い切りを行った。
前哨戦の東京スポーツ杯2歳Sを圧勝し、1番人気が予想されるサダムパテックは坂路コースで併せ馬を敢行。オープンの4歳馬エイシンタイガーと最初からびっしりと併走。ラスト1Fで仕掛けられ、4F53秒3-38秒4-12秒5をマーク。もともとケイコは地味な馬で、前回も54秒程度だったし、クビ差遅れも動き自体は実にキビキビしている。
同レース2着のリフトザウイングスも坂路コース。新たにコンビを組むルメール騎手を鞍上に未勝利ツルマルレオンとの併せ馬。馬体が合ってからは、格下の相手に合わせるように鞍上は持ったまま。12秒5とラップが上がると、最後は強目に追われ、12秒3の切れで2馬身先着。豪快なストライドは迫力満点で、全体時計も51秒9-37秒8ならAランクの評価が出来る。調整過程は前回以上と見て間違いなさそうだ。
函館2歳S優勝以来になるマジカルポケットはCウッドコースで追われた。3歳オープン、ヒットジャポットが1馬身先行し、5F過ぎに馬体が合う。両馬とも一杯に叩き出されると、ラストはマジカルポケットが半馬身ほど先着し、6F82秒7-67秒5-53秒1-39秒3-13秒1を計時。先週も一杯に追われて好時計を出しているし、動きもスムーズ。久々は全く感じさせない。
美浦ではロビンフットが、騎乗予定の後藤騎手を鞍上に南ウッドコースに登場。先週、坂路で49秒4の快時計を叩き出しているので、直前は単走でセーブ気味の調整。、ゴール前仕掛けられて6F84秒7-70秒0-55秒3-41秒0-13秒2をマークした。
確定枠順は17日(金)の午前中に発表され、勝ち馬投票券は18日から全国のJRA競馬場、ウインズ等で前日発売。レースは中山競馬場11R、午後3時25分にスタートが切られる。
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