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【NHKマイルC】ボス亡き父に捧げるV!
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第16回NHKマイルC(8日、東京11R、GI、3歳オープン、せん馬不可、定量、芝1600メートル、1着賞金9200万円=出走18頭)1番人気グランプリボスが好位キープから直線で力強く伸びて、1馬身1/2差で完勝。昨年の朝日杯FSに次ぐGI2勝目は、4月30日に急死した父サクラバクシンオーに捧げる勝利ともなった。タイム1分32秒2(良)。オーストラリアのクレイグ・ウィリアムズ騎手(33)は、昨年の天皇賞・春(ジャガーメイル)に次ぐJRA・GI2勝目。ボスは次走、6月14日に英国アスコット競馬場で行われる欧州の3歳マイル王決定戦、セントジェームズパレスS(GI、芝1600メートル)に挑む。
このタイトルだけは譲れなかった。昨年のJRA最優秀2歳牡馬グランプリボスが、クラシックを捨ててまで大目標に定めた舞台で、堂々とマイル王の座を奪取。年明けの2戦が4、3着だったチャンピオンが復活するとともに、夢の海外挑戦への扉をこじ開けた。
「前半は少しかかったね。でも、2週連続で調教に乗って自信を持っていたので、かかるのは想定内だと思って乗っていた。直線はひとムチ入れただけでグイッと伸びてくれたし、馬が勝ちにいってくれた感じだね」
初騎乗で勝利に導いたオーストラリアの名手、クレイグ・ウィリアムズ騎手の笑顔が弾けた。
今回のポイントは、折り合いがスムーズにつくかどうかだった。前2走と同様に、前半はやはり行きたがったが、ウィリアムズは好位の馬群の中で馬の行く気をグッと押さえ込む。馬群が密集した直線では、行き場を探しながら外へ進路変更。ラスト100メートルで逃げ粘るフォーエバーマークをかわし、最後は外から猛追してきたコティリオンを堂々と封じ込めた。
「絶対に獲らないといけないと思っていたし、朝日杯の時とは違い、プレッシャーはあった」
5番人気で制した朝日杯FS時と今回では立場が違う。1番人気に応えて、矢作調教師は安堵の表情。4月30日に死亡した父サクラバクシンオーの偉大さも証明できた。また、6日には矢作師自身の親友の妻が亡くなったが、葬儀に出席できず「生前に盛大におくって欲しいといわれていたので、自分の中で弔い合戦の意味もあった」。どうしても、故人に勝利を捧げたかった。そんな矢作師の強い思いが、ボスに伝わったのだろうか。それほどまでに、ボスの強さは際立っていた。
この勝利でセントジェームズパレスSへの遠征も決定。「馬の状態と相談しながら、うまく調整していきたい」と矢作師は夢を膨らませる。鞍上は朝日杯FS当時のデムーロ騎手に打診済みだ。27日に成田空港からアムステルダムへ飛び立つ予定。次は世界でどんな戦いを見せるか、楽しみだ。(瀬戸聡)
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