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まずは先週の当コーナーでターゲットにした馬たちの結果を振り返りましょう。金鯱賞ではドゥレッツァを、フィリーズRではコラソンビートをそれぞれターゲットに指名しましたが、両馬とも2着でした。さすがに地力が高いので、連を外すことはありませんでしたが、負けは負けです。当コーナーに課されている最低限の職責は果たすことができました。
もしドゥレッツァが金鯱賞ではなく、今週末の阪神大賞典に出ていたら、ターゲットにするのは難しかったかもしれません。登録馬を見ながら、改めてそんなことを考えています。上位人気になりそうなのは、ディープボンド、テーオーロイヤル、ブローザホーン、サヴォーナといったあたりだと思われますが、この顔ぶれに菊花賞馬がいたら……、などとついつい考えてしまいます。この上位人気が予想される馬たちの中には、G1で好走した実績がある馬もいますが、いずれもタイトル獲得には至っていません。どうしてドゥレッツァは……、って、何度も繰り返さなくてもいいか(笑)。
名前が挙がった4頭の中で、筆者がターゲットとしたのはテーオーロイヤルです。前走のダイヤモンドSをトップハンデ58.5キロで勝っているのですから、別定57キロで出走できる今回は、最も無難な人気馬のように思えます。しかし、データ面からはやや不安な材料があるのです。
近10年の阪神大賞典における、前走ダイヤモンドS組の戦績は「0-1-2-15」。2~3着馬はいますが、勝ち馬は1頭も出ていません。テーオーロイヤルはこのデータからは、良くても2着までしかない、ということになります。
テーオーロイヤルは昨年末にステイヤーズSで2着に入った後、前走のダイヤモンドSを勝っています。ステイヤーズSの前はアルゼンチン共和国杯(10着)でしたから、2500mを超えるマラソンレースをコンスタントに使い続けていることになります。阪神大賞典は春の天皇賞に繋がる重要なステップレースであり、テーオーロイヤルの陣営もこの後はそこを目指すのではないか、と勝手に予測していますが、そうだとしたら長い距離のレースを短期間に使い過ぎのようにも思えます。春天に向けて、いわゆる「お釣りを残した仕上げ」ができるのかどうか。
そもそも、この阪神大賞典の時点でお釣りがあるのかも少々疑問に感じるのは筆者だけでしょうか。「目に見えない疲れ」があるような気もするのですが……。もちろん、そんな疲れはない、と陣営が判断しているからこその出走なのでしょうが、テーオーロイヤルの馬柱表からは「使い過ぎなのでは?」という不安を覚えてしまいます。馬体重は450キロ前後で、牡馬としてはそれほど大きい馬ではありませんし。
ちなみに、近10年の阪神大賞典では、前走が有馬記念だった、という馬が5勝しています。レース間隔を空けて、リフレッシュした状態で出走する馬が活躍するレースと言えるかもしれません。テーオーロイヤルはこの傾向とは真逆のタイプだと思われますが、結果は果たして……?
(文・菅野一郎)
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