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中山芝2500mで施行されるG1。
今年から1着賞金は5億円に上がり、ジャパンCと並び国内最高額へ。そのジャパンCを制した絶対王者、イクイノックスの引退により混戦極める一戦。
難解さに拍車をかけるように、有力牝馬2頭は揃って8枠を引いた。一方、私の好きなタイトルホルダーは2枠4番の絶好枠。はたして、復活の歴史は繰り返されるのか。
過去10年分のデータを使用し、勝ち馬を見極めたい。
逃げた馬の成績は【1-0-1-9】。
好走馬の内訳は、2015年4番人気3着と2017年1番人気1着のキタサンブラック。
いずれの年も馬場状態は良好、かつ緩めのペースで逃げられたが、当馬は言わずと知れたスーパーホース。その実力に疑う余地はない。
逃げた馬の人気と着順を平均すると、7.7番人気と9.9着。
キタサンブラックのほか、4番人気以内でハナを切った馬は2頭。該当馬は、2018年2番人気5着キセキ、2022年2番人気9着タイトルホルダー。
両馬とも7枠、前走凱旋門賞という点も一致しており、やや苦しい条件だった。
今開催の中山は、例年のこの時期に比べ時計が速く、今週末に降雨の予報はない。ラチ沿いを取る利点は大きくなりそう。
中山芝2500mのスタートは、外回りの3コーナー。
内回りとの合流点まで約1ハロンしかないため、位置を取りやすい内枠の先行馬に利が生じ、位置を取りにくい外枠の馬は不利となる。
コースを1周半する形で、有馬記念は前半緩めに入り、後半勝負になるケースが多い。
各区間の平均ラップは以下のとおり。
6.9-11.5-11.9-12.0-12.3-12.9-12.7-12.3-11.9-12.1-12.1-11.7-12.3
※小数点第二位四捨五入
12.7→12.3の地点は向こう正面の坂の下り。そこから、後半1000m速いラップが続く。
高低差5.3mを含む直線は293mしかないため、直線入り口までにある程度前にポジションを取りたい。レース全体が早めに動くのも頷けるところ。
初角2桁位置から馬券内が11頭に対し、4角2桁位置だと4頭へ減少。差し馬は機動力も求められる。
逃げ馬に注目すると、冒頭で触れたタイトルホルダーと、前走ステイヤーズSを勝ったアイアンバローズがいる。
スタート五分のテン比べならタイトルホルダーが速く、前者2枠4番・後者4枠7番なら、前者のハナとみるのが妥当だろう。
これだけなら、タイトルホルダーが中盤緩めロングスパートをかける得意の形を作れそう。
ただ、アイアンバローズの陣営は「速い馬についていく」とともに、「勝つチャンスを探すなら、前回のあの競馬かなと思います」と言っている。
聞き捨てならないコメントである。
では、その前走はどのような競馬だったのか。ステイヤーズSは、アイアンバローズはスタート後に、その外のアフリカンゴールドにハナを譲り、1馬身ほどの後ろの番手。
徐々に隊列は縦長になり、逃げ・番手の2頭が後続を離す形になると、1000m付近で並びかけ、交わした勢いそのままに大逃げを打った。
この競馬をされると、タイトルホルダーは穏やかでない。
レース全体はしまったラップ、番手以下の各馬はどこまで我慢し、どこから動き出すのか。騎手の判断が問われそうだ。
インの利く馬場も合わせて考えると、最内を引いたアノ馬なども頭によぎるが……。
◎タイトルホルダー。有馬記念は好きな馬から。戦歴も数字もピークは、昨年の天皇賞・春、宝塚記念あたり。このレベルの走りをすれば、十分というか、当然足りる馬。
今年の天皇賞・春で競走中止、その後秋は2戦。復帰初戦のオールカマーは2着、不向きの東京を走ったジャパンCは5着。
過去2回の有馬記念は着外も、一昨年は大外枠、昨年は海外帰り。本来、持久力と底力を活かせる中山は合う。同型の存在は嫌だが、この馬らしい走りを見せてほしい。
馬券は◎の単勝。
(文・垣本大樹)
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