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春の東京開幕を飾るサンケイスポーツ賞フローラSの追い切りが19日、東西トレーニングセンターで行われた。美浦ではデビューから3戦いずれも豪快な末脚をみせているクイーンオブソウルが軽快な動きで調教評価『S』に。1、2着馬にオークス(5月21日、東京、GⅠ、芝2400メートル)の優先出走権が与えられる重要な前哨戦で、開幕週でも差し馬が活躍するレース。この馬の切れ味に注目だ。
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東京競馬の開幕に、切れ切れの牝馬が登場だ。デビューから3戦すべてメンバー上位の末脚を繰り出してきたクイーンオブソウルが、その末脚に磨きをかけてスタンバイ完了。感触を確かめた津村騎手が「しまいの動きがここ2戦に比べてシャープでしたね。だいぶ上向いてきているし、デキはいいですよ」と最終追い切りの動きを満足そうに振り返った。
強い日差しが照り付けた美浦トレセンの午前9時50分。ダートコースで入念に体をほぐし、Wコースを駆け出した。先行するローズボウル(2勝クラス)の1馬身半後ろにつけ、前半はゆったりと追走。少し力む場面もあったが、「ペースが遅いから、(力んでハミを)かんでくれてちょうどいいくらい」と鞍上に焦りはない。コーナーで内から並びかけ、直線ではジョッキーが少し促すだけでラスト1ハロン11秒4(5ハロン69秒3)と急加速。一杯に追った僚馬を3馬身突き放した。これには動きを見守った林調教師も「しっかり馬の後ろでがまんすることが狙いでした。いい状態に仕上がっています」とご満悦だ。
デビューは中山芝1600メートルの新馬戦。スピードの違いでハナを奪うと、ラスト3ハロン34秒3の脚で後続を5馬身突き放す圧勝だった。2戦目のエルフィンSでは中団に控える形で4着だったが、3ハロン33秒7の末脚を披露。前走のアネモネSでも後方から4コーナーで大外を回る強気の競馬で3着に好走した。ここ2戦は惜敗に終わったが、控える競馬を覚えさせて最後に脚を使わせる内容。津村騎手は「今なら2000メートルでも楽しみ」とマイルからの距離延長に自信をみせた。
東京競馬場は開幕週で、先行有利と思われがち。ところが過去のレースを振り返ると、逃げ馬の連対は1回しかなく、2019年のウィクトーリア、18年のサトノワルキューレは4コーナー10番手以下から、17年モズカッチャン、16年チェッキーノも同8番手から勝利するなど、差し馬が大活躍するレースだ。末脚を生かす形が板についており、今回のメンバーでは最速タイとなる上がり3ハロン33秒7をエルフィンSでマークしているこの馬はまさに狙い目だ。
左回りの中京で行われたエルフィンSでの好内容から「むしろ左回りの方がいいかも」と、東京替わりを歓迎する津村騎手。オークスに直結する最重要トライアルを差し切って、クイーンオブソウルが桜花賞組のライバルたちに挑戦状をたたきつける。
◆オークス直結のトライアル 古くは1986年メジロラモーヌと87年マックスビューティが2年連続でオークスを制したフローラS(当時は4歳牝馬特別)。近年でも本番のオークスに直結する重要トライアルレースとなっている。2021年はフローラS3着だったユーバーレーベンがオークスV。16年チェッキーノ、17年モズカッチャン、20年ウインマイリリンがフローラSを勝ってオークスで2着になっている。今年は桜花賞馬リバティアイランドの1強が予想されるが、それに対抗する馬が出てくる可能性も十分だ。
◆コンビ組む津村騎手は今年好調 クイーンオブソウルとデビューからコンビを組む津村騎手は今年絶好調だ。4月16日終了時点ですでに20勝をマーク。これは2018年に挙げた自己ベストの52勝を更新するペースで勝ち星を量産している。先週の皐月賞では13番人気のメタルスピードを4着に導き、日本ダービー(5月28日、東京、GⅠ、芝2400メートル)の優先出走権をつかみ取った。今週はオークストライアル。「何とか権利を取りたいですね」と、気合が入っている。
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