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東京スポーツ杯２歳Ｓの関連ニュース
【東スポ２歳Ｓ】武オーディン必然の末脚Ｖ！
©サンケイスポーツ
11月24日(火) 05:04
第２０回東京スポーツ杯２歳ステークス（２３日、東京１１Ｒ、ＧＩＩＩ、２歳、オープン国際、馬齢、芝１８００メートル、１着本賞金３２００万円＝出走１１頭）武豊騎乗の４番人気スマートオーディンが、直線最後方から一気に差し切り重賞初制覇。タイム１分４９秒５（良）。ダノンシャンティ産駒も初のタイトルとなった。この後は状態を見て、決められる。１番人気のロスカボスは好位を進んだものの伸び切れず８着に敗れた。
驚異的な瞬発力が東京の長い直線で一気に爆発した。４番人気のスマートオーディンが最後方から１０頭をごぼう抜き。出世レースを制して、来春のクラシック争いに名乗りを上げた。
「想像どおり、というよりも期待どおりでしたね」
武豊騎手はオーディンの末脚にも驚きはない様子。むしろ能力を信じていたようだ。
スタートして後方へ待機するも、１０００メートル通過６２秒４の超スローペース。行きたがるのをなだめて直線に向いたが、今度は内にササる。一瞬追いにくくなったが、態勢を立て直すと、そこからは他馬が止まったかのように差し切った。上がり３ハロンは３２秒９。レース史上最も速い、極限の末脚だった。
「馬の後ろで我慢させることができたし、最後は少し内にササったけどすごい切れ味でした」
凱旋門賞２着のナカヤマフェスタやダービー馬ディープブリランテ、皐月賞馬イスラボニータなど、数々の活躍馬が勝ち馬に名を連ねるレース。ユタカも「かなりいい馬ですから、期待していいと思う」と、今後の活躍を確信している。
父ダノンシャンティも管理した松田国調教師も大きな夢を感じている様子。「シャンティは（その父の）フジキセキをコピーしたような馬でしたが、オーディンは各パーツがシャンティよりも長くて、大きなストライドで走る」と比較をしたが、その父はＮＨＫマイルＣを当時の日本レコードで勝った後、ダービー出走直前の金曜日に骨折で回避。「あとは走りすぎないように、うまく調教のブレーキとアクセルの加減を私がしないとね」と、かつての無念と教訓を生かすつもりだ。
今後は馬の状態を見て決められるが、調教師は「来年、みなさんに楽しんでいただけると思います」と、すでに気持ちは来春へ。父が果たせなかったダービー制覇へ、スマートオーディンのサクセスストーリーは始まったばかりだ。 （柴田章利）
★２３日東京１１Ｒ「東スポ杯２歳Ｓ」の着順＆払戻金はこちら
スマートオーディン 父ダノンシャンティ、母レディアップステージ、母の父アルザオ。鹿毛の牡２歳。栗東・松田国英厩舎所属。北海道新冠町・スカイビーチステーブルの生産馬。馬主は大川徹氏。戦績３戦２勝。獲得賞金４５８１万９０００円。重賞初勝利。東京スポーツ杯２歳Ｓは松田国英調教師が２００５年フサイチリシャール、０６年フサイチホウオーに次いで３勝目、武豊騎手は０２年ブルーイレヴン、０３年アドマイヤビッグに次いで３勝目。馬名の由来は「冠名＋北欧神話の主神」。
【東スポ２歳Ｓ】マイネルラフレシア粘って３着
©サンケイスポーツ
11月24日(火) 05:03
第２０回東京スポーツ杯２歳ステークス（２３日、東京１１Ｒ、ＧＩＩＩ、２歳、オープン国際、馬齢、芝１８００メートル、１着本賞金３２００万円＝出走１１頭）６番人気のマイネルラフレシアが３着。（１）番枠から好スタートを決め、道中は２番手に控えて直線でもしぶとく粘ったが、最後は上位２頭の切れ味に屈した。柴田大騎手は「頑張っていますよ。ポンと出すぎましたね。うまくいったと思ったんですが、現時点では上位２頭が強いです。でも、体も増えていましたし、来年が楽しみです」と、敗戦のなかに確かな手応えを感じていた。
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【東スポ２歳Ｓ】１番人気ロスカボスまさかの８着
©サンケイスポーツ
11月24日(火) 05:03
第２０回東京スポーツ杯２歳ステークス（２３日、東京１１Ｒ、ＧＩＩＩ、２歳、オープン国際、馬齢、芝１８００メートル、１着本賞金３２００万円＝出走１１頭）新馬→野路菊Ｓと連勝して１番人気に推されたロスカボスは、まさかの８着に惨敗。前２走と違って五分のスタートから３番手を追走する。気分よくスムーズに走っているように見えたが、直線に入って追い出すと反応が今ひとつ。持ち味の瞬発力を生かせずに終わった。
予想外の敗戦にＭ・デムーロ騎手は「いつもは後ろから行く馬だけど、ゲートを出たのであの位置に。掛かるような感じはなかったが、最後は伸びなかった」と首をかしげるばかりだった。
★２３日東京１１Ｒ「東スポ杯２歳Ｓ」の着順＆払戻金はこちら
予想外の敗戦にＭ・デムーロ騎手は「いつもは後ろから行く馬だけど、ゲートを出たのであの位置に。掛かるような感じはなかったが、最後は伸びなかった」と首をかしげるばかりだった。
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【東スポ２歳Ｓ】課題改善！プロディガルサン２着
©サンケイスポーツ
11月24日(火) 05:03
第２０回東京スポーツ杯２歳ステークス（２３日、東京１１Ｒ、ＧＩＩＩ、２歳、オープン国際、馬齢、芝１８００メートル、１着本賞金３２００万円＝出走１１頭）２番人気のプロディガルサンが２着。前２戦で課題だったスタートは改善され、スムーズに中団待機。直線でも狭いところから伸びてきた。「道中、思ったより（ハミ）をかんでいましたね。直線は前（勝ち馬）が（寄せて）きていましたが、伸びています。気性も成長していますし、体もしっかりしてきました」と戸崎騎手は確かな手応えを口にした。「ペースが遅くなったところでかんでしまったね。でも、今後に向けていい経験になったはず」と国枝調教師。見通しは明るい。
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【東スポ２歳Ｓ】レースを終えて…関係者談話
©サンケイスポーツ
11月24日(火) 05:02
◆藤岡康騎手（キラージョー４着） 「ハナに立つまで結構力んでいた。そのぶん、最後で影響したかな。中１週で強い相手だったが、これでさらにステップアップしてくれれば」
◆横山典騎手（ハレルヤボーイ５着） 「乗り難しい面もなく、しまいもしっかりと脚を使っている。勝った馬は強かったが、この馬も能力はある」
◆ムーア騎手（タイセイサミット６着） 「いいレースはできたと思うし、これからよくなる」
◆斎藤誠師（アグレアーブル７着） 「このペースで結果的に中途半端な競馬になってしまい、直線で前があいていても小脚を使えなかった。ただ、この一戦で見限れるような馬ではない」
◆蛯名騎手（レインボーライン９着） 「きょうは流れが遅くて上がり勝負になったからね。背中や腰がしっかりとしてくれば…」
◆鹿戸師（ダイワリアクション１０着） 「上がりの勝負になると少しつらいね」
◆柴山騎手（カミノライデン１１着） 「中団ぐらいで競馬したかったが、ゲート内で後扉を蹴って、少し出遅れた」
★２３日東京１１Ｒ「東スポ杯２歳Ｓ」の着順＆払戻金はこちら
◆横山典騎手（ハレルヤボーイ５着） 「乗り難しい面もなく、しまいもしっかりと脚を使っている。勝った馬は強かったが、この馬も能力はある」
◆ムーア騎手（タイセイサミット６着） 「いいレースはできたと思うし、これからよくなる」
◆斎藤誠師（アグレアーブル７着） 「このペースで結果的に中途半端な競馬になってしまい、直線で前があいていても小脚を使えなかった。ただ、この一戦で見限れるような馬ではない」
◆蛯名騎手（レインボーライン９着） 「きょうは流れが遅くて上がり勝負になったからね。背中や腰がしっかりとしてくれば…」
◆鹿戸師（ダイワリアクション１０着） 「上がりの勝負になると少しつらいね」
◆柴山騎手（カミノライデン１１着） 「中団ぐらいで競馬したかったが、ゲート内で後扉を蹴って、少し出遅れた」
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