競馬エイトを買いに、めまいがするほどの猛暑の中を駅まで歩いたら、いつもの電車が、人身事故の影響で大幅に遅れていた。30分ほど待ってやっと手にした愛紙を広げて帰路を急いだのもつかの間、救急車とパトカーのけたたましいサイレンが鳴り響いた。「あそこ、事故。軽とトラックがぶつかった。ドッカ~ン! とすごい音」とささやく人だかりを眺めつつ、早くもこれか…、今週の月の魔力(満月)は怖いぞ…。
月齢(満月・新月)を、手に負えない波乱を特定する方便として昔から予想に取り入れているが、なぜか満月の波乱は海に近い夏の競馬場に多い。梅雨の合間の猛暑に前線(低気圧)の通過と、人間も要注意の今週末。大波乱があるのは函館とにらんで、11R・HTB杯は逆境と夏に強いセン馬◎レヴァンタールに白羽の矢を立てた。【1・1・0・3】の函館巧者で「洋芝は合うし、ひと雨降ればなおいい」(蛯名利調教師)という“力馬”だ。
17日に大雨・雷注意報が出ていた函館の天候そのものが波乱ムード。泥沼の取っ組み合いのようなハイペースの混戦を、力任せに突き抜けてくる“四駆”に追いすがるのが力自慢の○(1)マジックシャトルと(地)★(14)ゴースルーとみての(2)単複連。
東京11R・ジューンSは白衣のジューンブライド(1)マイネオーラムの巻き返し。「距離が微妙に長かった」(柴田大騎手)前走の内容からも2000メートルのイの(1)番ならいける。枠連〔1〕総流し&(1)単複連。