8日の京都5R2歳新馬(芝1400メートル)は、武豊騎手騎乗の1番人気エイシンカラット(牝、栗東・今野貞一厩舎)が好スタートから逃げ切り、1分20秒9(良)の好タイムで圧勝した。
人気のエイシンカラットが好スタートから楽に先頭に立つ。イサチルホープが2番手につけて、外からミカエルシチー、内のフォローガーネットなどが好位を追走した。エイシンカラットは楽な手応えのまま飛ばして、直線に入ってもほぼ馬なりで後続を引き離す。みるみるうちに差が広がって、終わってみれば7馬身差の大楽勝。大物感たっぷりの強さで人気に応えた。2着は好位のインからしぶとく伸びた5番人気のフォローガーネット。さらに1馬身1/2差の3着には後方追走から外を伸びた2番人気のビーチパラソルが入っている。
エイシンカラットは、父Tale of Ekati、母Ellie’s Moment、母の父Kris S.という血統。おじに米GIフロリダダービーなどを制し、種牡馬として活躍しているブライアンズタイムがいる。
武豊騎手は「スタートが速かったし、きょうのところは言うことがありません。スピードがありすぎるぐらいなので、コントロールが利くかどうかが今後の課題ですが、いずれにしても楽しみな馬です」と非凡なスピードを持つ外国産牝馬を高く評価していた。
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