~~~~~『くりーくの中間調教チェック 菊花賞 2023【完全版】※最終追い切り評価コメント付き 』~~~~~
こんにちは、くりーくです。このコラムでは、今週行われる重賞競走の中間の調教内容を中心に分析してご紹介します。私の予想の基幹部分でもある調教分析術を是非あなたの予想にお役立て下さい。今回も前走からの中間の調整内容(評価はA~F)を中心に各馬コメントをしていきたいと思います。
10月22日(日) 京都11R 第84回 菊花賞(3歳GI・芝3000m)
【登録頭数:17頭】(フルゲート:18頭)
<前走、セントライト記念【
レース映像】中山芝2200m、中4週>
⑭ソールオリエンス〔2着、460kg(±0kg)〕優先出走馬<B>
☆『
前走の追い切り』
休み明けの前走はパドックではまだ馬体に余裕がある感じで緩さがあった。前走を使われてのこの中間も南Wで2週前、1週前と追われて好時計が出ているが1週前の併せ馬では直線強めに追われていたが併走相手のウインマリリンを突き放すことができず重たさの残る走りだった。
<調教後の馬体重468(19日美浦)460<最終追い切りB>
南W併せ馬の内。最後やっと追いついた感じで反応してからの伸び脚が鈍い。
②ウインオーディン〔6着、482kg(+4kg)〕<B>
休み明けを2回使われてこの中間は南Wと坂路で入念な調整。1週前の追い切りでは楽な手応えで先着と上積みが期待できそう。
<調教後の馬体重479(18日美浦)482<最終追い切りB>
単走馬なりも大外をリズムよく柔らかい感じの走りで伸び脚上々。
<前走、神戸新聞杯【
レース映像】阪神芝2400m、中3週>
⑪サトノグランツ〔1着、492kg(+2kg)〕優先出走馬<A>
☆『
前走の追い切り』
前走は阪神での重賞勝ちも春には京都コースで重賞を勝っていてコース適正は高い。休み明けの前走だったが最終追い切りの動きがかなり良く、パドックでもスッキリした馬体で仕上がりが良かった。この中間も坂路中心にプールも併用しての調整で1週前の追い切りでも3頭併せで素軽い動きを見せていて上積みがありそう。
<調教後の馬体重506(19日栗東)492<最終追い切りA>
坂路単走。馬なりでの調整もしっかりした伸び脚で好仕上がり。
⑧サヴォーナ〔2着、528kg(+12kg)〕優先出走馬<A>
前走は休み明けでコラムでも書いた通り馬体が増えていてパドックでは明らかにお腹の辺りに余裕があった。それでもレースでは好位からしぶとく伸びて差のない2着に好走。前走を使われてこの中間は1週前にCWで強めに追われて併せて先着と上積みは十分期待できそう。
<調教後の馬体重548(19日栗東)528<最終追い切りC>
坂路単走。首が高く力強い走りに見えるが終いの伸び平凡。
⑮ファントムシーフ〔4着、502kg(+12kg)〕優先出走馬<C>
☆『
前走の追い切り』
休み明けの前走、馬体重は10キロ以上増えていたが太め感はなかった。この中間も1週前に3頭併せの外を一杯に追われて力強く伸びて先着。ただ前走のレース内容やこの中間の追い切りと頭が高くなり前に伸びるというより上に抜けてしまう感じの走りになっている感じ。
<調教後の馬体重500(18日栗東)502<最終追い切りB>
坂路単走。力強い走りも重心が高く時計ほどの伸び脚は感じない。
⑫ハーツコンチェルト〔5着、492kg(-2kg)〕<C>
☆『
前走の追い切り』
休み明けの前走時はマイナス体重も動きが鈍くまだ締まりそうな馬体だった。この中間1週前の追い切りでは前走でも併せた未勝利馬相手にしぶとく食い下がられて、調子の良し悪しというよりは右回りだと反応が鈍い。
<調教後の馬体重508(18日栗東)492<最終追い切りC>
CW単走。前走時よりも動きが軽くなった感じも追われてから首が上がり前に伸びず。
⑯ショウナンバシット〔7着、486kg(±0kg)〕<A>
休み明けの前走は最終追い切りで抑えきれないほど気合乗り抜群でかなり良い出来に見えて◎もレースでは勝ち馬の後ろを追走してのレースも直線ジリジリしか伸びなかった。この中間も2週前、1週前とCWで速い時計を出していて1週前の動きを見ると楽な手応えでここもかなり良い動きで出来は引き続き良さそう。
<調教後の馬体重496(19日栗東)486<最終追い切りB>
CW併せ馬の外。軽快な走りで先行してしぶとく粘り込む。
⑩マイネルラウレア〔8着、496kg(-6kg)〕<C>
休み明けの前走だったが追い切りでの動きが重くパドックではマイナス体重も緩さが残る馬体だった。休み明け2戦目のこの中間だが1週前にCWで追い切られているが前走時よりも時計がかかっていて思ったほど良くなってきていない感じ。
<調教後の馬体重514(19日栗東)496<最終追い切りC>
坂路で併せ馬。前走時よりも動きが軽くなって伸び脚上々。
③シーズンリッチ〔10着、498kg(+8kg)〕<D>
☆『
前走の追い切り』
前走のパドックではいつものうるさい面はまだマシだったがレースではペースが緩むと行きたがってしまい4角早め先頭も直線早々に脚が上がってしまった。この中間も栗東での調整も頭が上がり気味の走りで物足りない内容。
<調教後の馬体重494(19日栗東)498<最終追い切りD>
走りが硬く直線は首が高くなり前に伸びない。
⑬ナイトインロンドン〔11着、482kg(+6kg)〕<B>
☆『
前走の追い切り』
前走は追い切りの動きが良く状態は良さそうだったがパドックでは周りを気にしていてやや集中力を欠く感じだった。この中間も1週前に南Wで追い切られて動きは前走時よりも良く、競馬場は違うが2回目の長距離輸送になるので前走よりも気持ちの面で良い方に向きそう。
<調教後の馬体重486(18日美浦)482<最終追い切りC>
南W併せ馬の外。馬なりでの調整も動きが鈍く伸び脚もない。
<前走:その他のレース出走馬>
⑦タスティエーラ〔日本ダービー、芝2400m:1着、478kg(±0kg)5ヶ月〕<A>
☆『
前走の追い切り』
ダービーからの休み明けになるが時計を出し始めた3週前からいきなり3頭併せで速い時計を出して先着と重め感はまったくなく元気な走りで牧場での調整が順調だった感じ。1週前の追い切りでも直線強めいに追われて一気に突き放し力強い動き。今回は長距離輸送があるので1週前でこれだけ出来ていれば直前は馬なりで十分な仕上がり。
<調教後の馬体重486(18日美浦)478<最終追い切りB>
ジョッキー騎乗で3頭併せの内。馬なりでの調整も抜かせず仕上がりも良さそう。
①トップナイフ〔札幌記念、芝2000m:2着、482kg(-2kg)中8週〕<B>
前走は軽めの調整2本で出走だったので軽視したがジョッキーの好騎乗で2着に好走。この中間は栗東のCW中心に乗られていて日曜には坂路でも速い時計と反動よりは上積みの方が期待できそう。
<調教後の馬体重490(18日栗東)482><最終追い切りC>
馬なりでの調整も伸び脚がなく全体的に元気がない走り。
⑨ノッキングポイント〔新潟記念、芝2000m:1着、494kg(+6kg)中6週〕<C>
☆『
前走の追い切り』
前走は古馬相手に重賞制覇。状態も良く好騎乗もあったが枠順、斤量面と恵まれた面もありすべてが上手くいった感じだった。この中間も南W中心の調整で日曜には改修された坂路での調整に戻っていて時計も優秀。ただ前走時もパドックでチャカチャカした面を出しており距離延長となるとプラスにはならない。
<調教後の馬体重494(18日美浦)494<最終追い切りD>
南W3頭併せの内。前半力みがあり直線
⑰ドゥレッツァ〔日本海S、芝2200m:1着、456kg(-6kg)中8週〕<A>
前走3勝クラス勝ちで未勝利から4連勝。その間京都新聞杯1、2着馬に先着していて能力は高い。これまでの調教では併せ馬で遅れたことがなく、この中間1週前の追い切りでは抑えきれない手応えで直線は併走相手を一気に突き放し状態も引き続きかなり良さそう。
<調教後の馬体重472(19日美浦)456<最終追い切りA>
南W併せ馬の外。力強い走りで併せ馬でも余裕の走り。
④ダノントルネード〔日本海S、芝2200m:8着、514kg(±0kg)中8週〕<D>
☆『
前々走の追い切り』
休み休み使われてきている馬だが前走時のパドックでは馬体重こそ増減はなかったがふっくらした感じがなく硬さのある馬体だった。この中間も併せ馬での追い切りが1本のみで1週前も月曜に坂路で終い速い時計を出しているが水、土、日と軽めの調整でビシッと追われていない点はマイナスになりそう。
<調教後の馬体重518(19日栗東)514<最終追い切りC>
併せ馬で先着も反応鈍く柔らかさののない走り。
⑤パクスオトマニカ〔レパードS、ダ1800m:15着、488kg(+2kg)中10週〕<D>
☆『
前走の追い切り』
前走はダートが向かないところもあったかもしれないが、追い切りでも終いの時計がかかっていた。この中間も南Wで乗られているが春の良い時と比べるとまだ物足りない。
<調教後の馬体重482(19日美浦)478<最終追い切りB>
南W併せ馬の内。しっかりした走りで力強い伸び脚。
⑥リビアングラス〔阿賀野川特別、芝2200m:1着、500kg(+12kg)中8週〕<A>
☆『
前々走の追い切り』
デビュー戦の時から毛艶が良く好馬体でパドックでは毎回目移りしてしまう馬。跳びが大きく切れる感じはないが先行力がありしぶとさもあり淀の3000mは絶好の舞台。休み明けの前走は馬体が増えていたが太め感はなくむしろ迫力が増した感じで成長著しい。ローテーションに余裕がありこの中間はこれまでの坂路中心からCWを長めからの追い切りに変えてきていて併せ馬でも先着と休み明けを使われての上積みが感じられる。
<調教後の馬体重506(18日栗東)500<最終追い切りB>
坂路単走。力強い走りで終いの伸び抜群。
<参考:出走予定馬の対戦成績>
◇ホープフルS(
レース映像)中山芝2000m
2着:⑧トップナイフ、4着:①ファントムシーフ、7着:②ハーツコンチェルト
◇共同通信杯(
レース映像)東京芝1800m
1着:⑧ファントムシーフ、4着:⑥タスティエーラ、5着:⑪ウインオーディン、6着:④シーズンリッチ
◇弥生賞(
レース映像)中山芝2000m
1着:⑥タスティエーラ、2着:④トップナイフ
◇皐月賞(
レース映像)中山芝2000
1着:①ソールオリエンス、2着:⑭タスティエーラ、3着:⑦ファントムシーフ、5着:④ショウナンバシット、7着:⑧トップナイフ、8着:⑥ウインオーディン、14着:⑱マイネルラウレア
◇京都新聞杯(
レース映像)京都芝2200m:
1着:⑥サトノグランツ、2着:⑦ダノントルネード、3着:⑫リビアングラス、5着:②マイネルラウレア
◇日本ダービー【
レース映像】東京芝2400m
1着:⑫タスティエーラ、2着:⑤ソールオリエンス、3着:⑪ハーツコンチェルト、5着:⑮ノッキングポイント、7着:⑬シーズンリッチ、8着:⑭ファントムシーフ、11着:⑱サトノグランツ、13着:⑯パクスオトマニカ、14着:④トップナイフ、16着:⑥ショウナンバシット
※このコラムからの推奨馬は、タスティエーラ、ドレッツァ、リビアングラス、サトノグランツ、ショウナンバシット、サヴォーナの6頭をあげておきます。
今回は菊花賞編でした。
菊花賞と言えば芝3000mという出走馬にとって未知の距離とともにポイントとなるのが3コーナーからの下り坂ではないかと思います。特にここ2年はリニューアル工事で開催がなかったこともあり京都競馬場でレースを経験したことのある馬も出走馬中4頭でその4頭も京都新聞杯の1回のみ。1回しか走っていないからあまり参考にならないと考えるか1度でも経験している点は大きなプラスになると考えるかは意見が分かれるところだと思いますが個人的には特殊なコースであることから1度でもここのコースを走っている点は大きなプラスになるのではないかと思いますしその時に騎乗していた騎手が今回も同じ馬に騎乗する場合はさらにプラスになるのではないでしょうか。
そのほか京都競馬場で開催された過去5年(2016年から2020年)の連対馬の調教内容についてもみてみたところ、1週前にCW及び南Wで追い切られていた馬が10頭中9頭、最終追い切りはCW及び南W5頭、坂路4頭、芝コース1頭と1週前にWコースで追い切っていた馬がほとんどだった点が特に目立ったところです。やはり長距離戦ということで中間に長めからの追い切りは必要になってくるということでしょうから坂路だけでササっとやっている馬は軽視した方が良さそうです。
最後に個人的なポイントとして長距離での実績が良い騎手と何だかんだで距離が長いのでロスなく走れる内枠の馬は注意しておくことをおススメします。
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上積みあり!!
☆☆☆
京都のメインは菊花賞。今年の◎は⑪サトノグランツ。コラムでも書いた通り改装されてから京都芝コースで勝鞍のある唯一の馬。3コーナーの下り、平坦な直線とほかの競馬場とは少し違うコース形態でここを経験してさらに勝ち切っているというのは大きな武器。状態に関しても休み明けの前走を阪神で勝ってこの中間もしっかり乗り込まれて先週がCWを長めから強めに追われて今週は坂路で馬なりでの調整と仕上がりは万全でレースに臨むことができそうです。
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