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【平安S】アスカノロマン、5馬身差大楽勝!

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【平安S】アスカノロマン、5馬身差大楽勝!

 第23回平安ステークス(21日、京都11R、GIII、4歳上オープン国際(指)、別定、ダ1900メートル、1着本賞金3600万円 =出走15頭)1番人気で太宰啓介騎乗のアスカノロマンが、5馬身差の圧勝。次走の帝王賞(6月29日、大井、交流GI、ダ2000メートル)へ弾みをつけた。タイム1分56秒2(良)。2着は3番人気のクリノスターオー、3着は4番人気のクリソライトだった。

 余裕たっぷりに駆け抜けた。アスカノロマンが5馬身差をつけて逃げ切り勝ち。今年1月の東海Sに続き、2つ目の重賞タイトルを手に入れた。

 「行くと思っていた馬がモタモタしていたので、自分でポジションを取って競馬を作りました。馬も人間も1番人気に慣れていないけど、乗りやすいし不安がないですね」。1番人気での重賞Vは、人馬ともに初めて。重賞通算6勝目の太宰騎手が、笑みを浮かべた。

 外枠からジワッと先手を奪い、マイペースで逃走。抜群の手応えで直線に向くと、後続との差をグングンと広げていく。追撃に苦しむ後続を尻目に、楽々と逃げ切った。

 かしわ記念(交流GI)を見送って、このレースへ。前走のアンタレスS(2着)で先着を許したアウォーディーが脚部不安で回避したこともあり、「ここは結果を出さないといけない」と鞍上は必勝を期して挑んだ。「指示通りに動いてくれる。まだよくなりそうだし楽しみです」とジョッキーはさらなる飛躍に期待を寄せる。

 次走は帝王賞の予定。本格化を遂げたアグネスデジタル産駒が、砂の頂点を視界に捕らえた。 (鈴木康之)

★21日京都11R「平安ステークス」の着順&払戻金はこちら

 ◆幸騎手(クリノスターオー2着) 「ラストはもうひと踏ん張りしてくれたんですが…。勝ち馬が強すぎました」

 ◆川田騎手(クリソライト3着) 「何とか2着はほしかったんですが、頑張ってくれています」

 ◆M・デムーロ騎手(ロワジャルダン10着) 「きょうは全然、脚を使っていません」

アスカノロマン 父アグネスデジタル、母アスカノヒミコ、母の父タバスコキャット。栗毛の牡5歳。栗東・川村禎彦厩舎所属。北海道新冠町・有限会社新冠タガノファームの生産馬。馬主は豊田智郎氏。戦績22戦7勝(うち地方1戦0勝)。獲得賞金2億3485万3000円(うち地方640万円)。重賞は2016年GII東海Sに次いで2勝目。平安Sは、川村禎彦調教師、太宰啓介騎手ともに初勝利。馬名の意味は「冠名+ロマン」。

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