中央競馬ニュース

【金鯱賞】白毛ハヤヤッコが8歳で重賞3勝目狙う! 椎本助手「普通の若馬よりも元気なくらい」

 0   5   888
シェアする  x facebook LINEで送る
【金鯱賞】白毛ハヤヤッコが8歳で重賞3勝目狙う! 椎本助手「普通の若馬よりも元気なくらい」

大阪杯のステップレースとなる金鯱賞が10日、中京競馬場で行われる。ハヤヤッコは同舞台の前走・中日新聞杯で13番人気2着と激走。明け8歳を迎えたが、調教では元気いっぱいな姿を見せている。左回りで6勝中4勝と実績を残しており、2022年函館記念以来となる重賞3勝目を狙う。



白毛馬として初のJRA重賞ウイナーに輝いたハヤヤッコが、3個目のタイトルを狙う。5日はどこにいてもひと目で分かる馬体を揺らし、美浦Eコースから坂路を駆け上がった。8歳を迎えても馬体の張りは上々で、元気いっぱいだ。

「普通の若馬よりも元気なくらい。やる気満々です。馬体重が重いとよくないので、480キロ台で出せるように。そこは気を付けています」


椎本助手は雰囲気の良さに太鼓判だ。3歳のレパードSで重賞初制覇を飾り、6歳の函館記念で2勝目。7歳暮れの前走・中日新聞杯では58・5キロの重ハンデを背負って勝ち馬に¾馬身差2着まで追い込み、13番人気の低評価を覆した。年齢を重ねても、パフォーマンスに陰りはない。

函館記念を快勝しているが、実際は全6勝中4勝(ダート含む)が左回り。調整役は「普段から左回りの方が乗りやすい。右回りだと体のバランス的に内に傾くところがあって、函館記念を勝ったのが意外なくらい。週末も左回りでいい動きでしたよ」と明かす。中京芝でも重賞で4戦して全て0秒5差以内と堅実だ。

キングカメハメハ産駒の勢いも見逃せない。もう5歳以上の産駒しかいないにもかかわらず、フェブラリーSで11番人気ペプチドナイルがV、中山金杯でククナ愛知杯タガノパッションがともに8番人気2着と今年の重賞で存在感を示している。「追い切りで目立たなくても、競馬にいけば道悪でも速い時計でも走れます。後ろから最後だけ脚を使う形が合っていそうですし、気持ちが途切れず走れれば」と椎本助手も期待を寄せる。

今回勝てば、1996年フジヤマケンザン、2005年タップダンスシチーと並ぶ、レース史上最高齢Vだ。前走で自身5年ぶりの上がり3ハロン33秒台をマークし、芝2000メートルの自己ベストも更新。まだまだ進化を続けるハヤヤッコが、白銀の輝きを放つ。(板津雄志)



この記事はいかがでしたか?
ナイス (5)

このニュースへのコメント

コメントはありません。

関連競馬ニュース

新着競馬ニュース

人気競馬ニュース

会員登録(無料)でできること

レース情報

今週の注目レース

6月23日()
宝塚記念 G1
6月22日()
東京ジャンプ G3

⇒今週の番組表へ

先週のレース結果

6月16日()
マーメイドS G3

⇒先週の番組表へ

総賞金ランキング
JRA競走馬総賞金ランキング
4歳以上
1 ドウデュース 牡5
102,726万円
2 スターズオンアース 牝5
84,098万円
3 リバティアイランド 牝4
74,444万円
4 ディープボンド 牡7
73,123万円
5 ジャスティンパレス 牡5
65,388万円
6 シャフリヤール 牡6
59,685万円
7 タスティエーラ 牡4
57,005万円
8 テーオーロイヤル 牡6
51,827万円
9 セリフォス 牡5
51,113万円
10 ナミュール 牝5
50,963万円
» もっと見る

3歳
1 ジャスティンミラノ 牡3
40,307万円
2 ダノンデサイル 牡3
38,200万円
3 ジャンタルマンタル 牡3
32,053万円
4 ステレンボッシュ 牝3
28,331万円
5 アスコリピチェーノ 牝3
22,165万円
6 チェルヴィニア 牝3
21,519万円
7 シンエンペラー 牡3
19,041万円
8 コスモキュランダ 牡3
15,392万円
9 レガレイラ 牝3
11,278万円
10 ライトバック 牝3
11,256万円
» もっと見る