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8月26日の新潟11Rで行われた第38回新潟2歳ステークス(2歳オープン、GIII、芝・外1600メートル、馬齢、11頭立て、1着賞金=3100万円)は、後方3番手に控えていた石橋脩騎手騎乗の1番人気ケイデンスコール(牡、栗東・安田隆行厩舎)が、直線で大外に持ち出されるとグングンと脚を伸ばして差し切り勝ち。重賞初制覇を果たした。タイムは1分35秒5(稍重)。出遅れたため7番手でレースを進めたアンブロークン(2番人気)は、直線で一旦先頭に立ったもののクビ差の2着。2015年のこのレースを制したロードクエストの半妹で、道中4~5番手だったスティルネス(8番人気)がさらにハナ差の3着だった。3番人気ジョディーは4着。
ケイデンスコールは、父ロードカナロア、母インダクティ、母の父ハーツクライという血統。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬で、馬主は(有)サンデーレーシング。通算成績は3戦2勝。重賞初勝利。新潟2歳Sは、安田隆行調教師は09年シンメイフジに次いで2勝目。石橋脩騎手は初勝利。
◆石橋脩騎手「(初コンビでも)勝つチャンスはあると思っていました。雨の影響もあるので、コース取りだけ気を付けましたね。思ったほどゲートを出ていかなかったんですけど、あせっても仕方ないですし、直線が長く、切れる脚を持っていますから。(道中のリズムは)すごく良くて、乗りやすかったです。抜け出してからフワッとしそうになって、詰め寄られましたけど、強かったですね」
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