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カネヒキリ、ヴァーミリアンの“2強”は確かに分厚い壁かもしれないが、いつかは越えなくてはならない。注目のダート王決定戦に、いまや砂の王国と化した安達厩舎が自慢の2頭を送り込む。昨年、一気に頭角を現したバンブーエール&エスポワールシチーが“大金星”を狙っている。
「GIに2頭も出せるなんて本当に幸せなこと。2頭とも順調にきているし、バンブーは休養明けを1度使って気合が乗ってきた。エスポワールも前走はひと追い足りない感じだったので、使った上積みは大きいね」
2頭とも目標を定めて前哨戦を使った効果は大きく、安達調教師もデキの良さに胸を張る。
格で言えばバンブーだろう。昨夏に左前脚の骨折から1年2カ月ぶりに復帰すると、2戦目から怒涛(どとう)の4連勝でJBCスプリント(交流GI)を制覇。先行して抜け出す安定したレース運びでダート短距離界の頂点を極めた。今年は始動戦の根岸Sこそ5着に敗れたが、59キロの斤量を背負っていただけに悲観することもない。
「(一昨年の左前脚骨折で)一時は復帰も厳しいといわれてから、よく立ち直ってくれた。前走後の調教から意思疎通がうまくできるようになって折り合い面の心配が解消されてきたので距離は問題ない。こういうメンバーと戦えるのが楽しみ」と担当の森崎調教助手。18日の追い切りには松岡騎手が美浦から駆け付けるなど、最終調整にも余念がない。
一方のエスポワールシチーは昨夏の小倉でダートに矛先を向けてから破竹の4連勝。重賞初挑戦だった前走の平安S(GIII)でも2着を確保するなど、底を見せていない勢いがある。また、今回と同舞台だった3走前の錦秋Sでは1分35秒3(良)という破格の時計で圧勝しているのも強みだ。「左回りの方が走りがスムーズ」と安達調教師が言うように、今回がベストの条件なのは間違いない。
「2頭ともいい状態で出せるので、あとは手の内に入れてくれているジョッキーたちに任せるだけ」。安達調教師にとってもJRAのGI初制覇がかかる一戦だけに力が入る。たぐいまれなスピードを持つ“2本の矢”がダート界の勢力図を塗り替えるかもしれない。(瀬戸聡)
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