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フェブラリーS(22日、東京11R、GI、4歳上オープン国際、定量、ダ1600メートル、1着本賞金9400万円=出走16頭)09年のGI第1弾・フェブラリーSは内田博幸騎乗で6番人気の4歳馬サクセスブロッケンが先行策からゴール前抜け出し快勝。GI2勝目(通算6勝目)を飾り、世代交代を告げた。1分34秒6(稍重)はコースレコード。クビ差の2着は3番人気のカジノドライヴで4歳馬のワン・ツー。史上初のGI8勝目を狙った1番人気のカネヒキリは3着に敗れた。
流した涙は決して無駄ではなかった。分厚い壁に跳ね返され続けてきた4歳ダート王の悲願がついに結実。サクセスブロッケンがカネヒキリ&ヴァーミリアンの“最強7歳コンビ”を封じ込め、世代交代を高らかに告げた。
「レース前は前走より馬にやる気があるなとは思っていたけど、まさか勝てるとは…。最後はグイッと、もうひと伸びしてくれたし、本当に馬の力に感謝しています」
予想を超えた快勝劇に内田博幸騎手は驚きの表情を浮かべながら、賛辞の言葉を贈った。
道中は絶好位の3番手。折り合いを欠いてしまった前走の川崎記念(3着)を教訓に、リズムを守ることのみに集中した。抜群の手応えで直線へ入り、2番手から抜け出したカジノドライヴに離されかけたが、必死に外から食らい付く。ゴール前では最内からカネヒキリも加わり、3頭による壮絶な叩き合い。ウチパクの右ムチに応えたブロッケンがクビ差前に出た所が歓喜のゴールだった。掲示板に上がったタイムは1分34秒6。従来のレコードを0秒1更新する高速決着にファンの歓声は鳴りやまなかった。
「さすがに(2強の)壁は厚いし、まだ時間がかかると思っていたからレース前は弱気なことしか言わなかった。でも、スタッフは勝てると信じていたし、同斤量で勝てたんやから文句なしや」。藤原英昭調教師は最高の状態に仕上げた自慢のスタッフをたたえた。常々、「オレたちは馬作りのプロ」と豪語する“チーム藤原英”は、当歳のころから両前脚が外側に向く、いわゆる外向のあったブロッケンと根気強く向き合ってきた。調教を工夫しながら矯正に努め、ダート界の頂点へと立たせたのだから、その手腕は計り知れない。
「現状はマイルが一番合っているけど、成長すれば対応できる距離は延びるよ」と昨年度、最高勝率調教師賞を受賞したトレーナーはスケールアップを予告する。今後は当初の予定通り休養にあてて秋に備え、新チャンピオンが“長期政権”を築いていく。(瀬戸聡)
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