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キーンランドカップの追い切りが24日、札幌競馬場で行われた。函館スプリントS10着のシュウジは、芝コースでの3頭併せで抜群の動きを披露し堂々と先着。サンケイスポーツ調教評価は最上級の『S』となった。1/2馬身差の2着に敗れた昨年のリベンジを果たす準備が整った。
朝日が差すターフで躍動した。力強い蹄音を響かせたシュウジが、はじけるように鋭伸。手綱を取った小林騎手(実戦はモレイラ騎手)がうなるほどの圧巻デモだ。
「外に出してからの反応がすごくよかった。1ハロン目は少し行きたがったけど、すぐに収まった。いつでも動ける感じで、行け、といえばスッと行って、あとは前をかわすだけだった」
朝一番の芝コースに登場し、アドマイヤメテオ(1000万下)、クリノクーニング(2歳OP)の後ろからスタート。最初こそ力んだものの、道中は折り合いに専念してぐっと我慢する。直線を向いて外に持ち出されると、ため込んでいたパワーを解放。一気に加速し、並ぶ間もなく僚馬をパス。余力を残して5ハロン62秒0、3ハロン35秒2-11秒0の好時計を叩き出し、悠々と2馬身先着した。
GII1勝、GIII1勝の実績は、ここでは上位。だが精神面の難しさが出世を阻んでいる。前走の函館スプリントSは2番人気に支持され、先手を奪ったが失速して10着。巻き返しを期すこの中間は、調教を工夫してきた。角馬場でダクを踏むときから馬の後ろにつけて我慢することを覚えさせ、追い切りでも、直線まで手綱をがっちり抑えてタメを意識させた。効果は徐々に表れている。
小林騎手が「折り合いはスムーズで、気の悪さは感じなかった」と証言すれば、須貝調教師は「後ろにつけて我慢がきいていたね。集中力の問題だから、調教でやってきたことがレースにつながれば」と力を込めた。
昨年は1/2馬身差の2着。レース後にモレイラ騎手は「精神面が安定すればいいスプリンターになるよ」と能力の高さを認めていた。先週の札幌で7勝、2着4回と大活躍した鞍上と、1年ぶりのコンビ再結成。大人になりつつあるシュウジが“マジックマン”の手綱で、復権の重賞3勝目をつかむ。 (川端亮平)
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