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天皇賞・秋(11月1日、東京)の追い切りが28日、東西トレセンで行われた。連覇を目指すウオッカは、栗東トレセンCWコースで5ハロン66秒6、ラスト12秒1を馬なりでマーク。「ものすごくいい動き」と武豊騎手も納得の内容で併せた2頭に貫禄の先着だ。毎日王冠で2着に敗れた昨年は本番でレコードV。陣営は中2週でも併せ馬を敢行するなど雪辱に懸命で、必勝態勢でタイトル防衛に挑む。
日が昇りきらぬ栗東トレセンの薄闇をウオッカが切り裂いた。
武豊騎手を背にした女傑はCWコースに登場。2馬身前にトーセンモナーク(牡4、1000万下)、2馬身後方にダノンプログラマー(牡3、1600万下)を従えていた。陣営は追い切り前日、「中2週でもあるし、時計が速くなりすぎないように調教助手が乗って単走かもしれない」と話していた。ところが、主戦騎手が騎乗しての3頭併せ。本番での必勝を期し、究極の仕上げを施そうとの強い意欲の表れだ。
スムーズな走りで直線でも2頭の間を走り、鞍上が軽く手綱を緩めるだけでスーッと加速。並ぶ間もなくかわし、内のダノンに1馬身、外のトーセンに1馬身半ほど先着した。ゆったりしたスピードで入って、ラストが速くなる角居厩舎のいつも通りの調整。5ハロン66秒6、3ハロンは38秒5-12秒1を馬なりで計時した。
「ものすごくいい動きでした。好調をキープしているな、と感じましたね。大きく変わったというよりも、いつものウオッカでした」
手応えを感じ取ったユタカの頬が緩む。動きを見守った角居調教師も「前走の追い切りの時は、休み明けの分、(騎乗者が)動かしていくような感じでしたが、きょうはそういうこともなかった。満足のいく内容でした」。GI仕様の仕上げが完成した。
毎日王冠は速すぎるスタートが災いし、先頭を走ることに。ぴったりマークされる形になって、カンパニーにゴール前でかわされた。
「久々のレースで気負っていたのかもしれないし、(追いかける)目標を失ってしまった分、最後に差されたのかもしれない。今回は1度レースを使ったことで気負いは抜けています」
角居調教師は敗因を分析し、本番では同じ過ちは繰り返さないことを今回の調教で確認した。昨年も毎日王冠で2着に敗れたが、本番ではダイワスカーレットとの死闘を制して1分57秒2のレコードVを決めた。
「秋2戦目で本当にいい状態のウオッカになりました。これだけの馬ですから失敗のないように送り出してあげたい」
角居師が施した渾身の仕上げ。天皇盾は誰にも渡すつもりはない。連覇でGI最多タイの7冠馬へ-。今年も強いウオッカが東京の長い直線を沸かせてくれるに違いない。(柴田章利)
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