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4日の中山10Rジュニアカップ(3歳オープン、芝1600メートル)は、北村宏司騎手騎乗の1番人気ナイトフォックス(牡、美浦・大竹正博厩舎)が3番手追走から抜け出し、ゴール前の大接戦を制して2連勝を飾った。タイムは1分34秒9(良)。
内からルグランパントル、外からマリオーロが飛び出し、2頭が3番手以下を離して先行。人気のナイトフォックスはスタート直後にやや行きたがるしぐさを見せたものの、鞍上がなだめて3番手におさまる。その外にはマイネルグルマンがつけた。ルグランパントルが平均ペースで引っ張ったものの、4コーナーではマリオーロ、ナイトフォックスが並びかけ、後続も一気に接近して直線に向かう。内で粘るマリオーロをかわしてナイトフォックスが先頭に立つが、外からエイムハイ、ヤングマンパワーが末脚を伸ばし、マリオーロも懸命に食い下がって4頭がほぼ一団となったままゴール。そのなかでわずかにナイトフォックスが抜け出し、前走の未勝利戦に続いて中山マイル戦での2連勝を決めた。アタマ差の2着は後方2番手から直線追い込んだ3番人気のエイムハイ。さらにハナ差の3着が4番人気のヤングマンパワーだった。
ナイトフォックスは、父サクラバクシンオー、母アドマイヤシズカ、母の父ダンスインザダークという血統。通算成績は4戦2勝となった。
この日3勝目となった北村宏騎手は「やや焦るところがあって前走はゲートで躓いてしまったけど、きょうはうまく出てくれましたからね。ペースが遅かったので、早めに動く形になりましたが、それでしのいでくれたのだから強い競馬でしたよ」と横綱相撲でのVを高く評価していた。
★4日中山10R「ジュニアカップ」の着順&払戻金はこちら
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