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第18回アンタレスS(13日、阪神11R、GIII、4歳上オープン国際(指)、別定、ダ1800メートル、1着本賞金3500万円=出走16頭)1番人気で岩田康誠騎乗のホッコータルマエが、好位追走から直線で鋭く抜け出して快勝。重賞3連勝を決めた。タイム1分49秒7(良)。この後は、帝王賞(6月26日、大井、交流GI、ダ2000メートル)で頂点に挑む。2着は2番人気のニホンピロアワーズ、3着に3番人気のハートビートソング。
破竹の勢いを見せつけた。ホッコータルマエの強さに手綱を取った岩田康誠騎手もうなった。
「横綱相撲でいいレースができた。抜け出してから遊んでいる状態なので、もっとよくなる」
好位追走から手応えよく直線に向き、一気にスパート。先に抜け出したニホンピロアワーズとの叩き合いを制し、交流GIIIの佐賀記念、名古屋大賞典に続いて重賞3連勝だ。
昨年のJCダートで3着。今年2月のフェブラリーSは佐賀記念から連闘となるため自重した。「力をつけて少しずつ本物になりつつある。賞金を加算できたのも大きい。(GI制覇に)一歩近づいた」と西浦調教師。
上半期の最大目標は帝王賞制覇。快進撃はまだまだ続く。 (川端亮平)
◆酒井学騎手(ニホンピロアワーズ2着)「ゴールの瞬間『参った』という感じ。でも休み明けにしては、しっかりと競馬してくれた」
◆藤岡佑介騎手(ハートビートソング3着)「全力の3着。現状の力を発揮できたが、欲をいえば上位2頭より前で競馬をしたかった」
◆浜中俊騎手(ソリタリーキング4着)「4コーナーで前が詰まって、内に切り替えたが、そこからビックリするくらいよく伸びた」
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