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13日の中山9R山藤賞(3歳500万下、芝2000メートル)は、田辺裕信騎手騎乗の3番人気サムソンズプライド(牡、美浦・杉浦宏昭厩舎)が逃げ切ってV。未勝利戦に続く2連勝を飾った。タイムは2分1秒1(良)。
サムソンズプライドが外から先手を奪い、ヘイローフォンテンが2番手。マイネルバランシンが3番手につけて、この3頭が後続を離して先行する。人気のケイアイチョウサンは後方2番手からの競馬。ペースは決して遅くなかったが、4コーナーでも後続との差はなかなか詰まらない。結局は前に行ったサムソンズプライドとヘイローフォンテンが最後まで叩き合う展開となり、わずかにサムソンズプライドが粘り切ってフィニッシュ。“行った行った”の決着となった。7番人気のヘイローフォンテンが2着で、直線よく伸びた6番人気のイレプレイスブルが3着。
サムソンズプライドは、父メイショウサムソン、母フェザーレイ、母の父エルコンドルパサーという血統。通算成績は10戦2勝となった。
田辺騎手は「とりあえずハナを主張してみたが、1コーナーまでの距離があったぶん、無理せず行けましたね。道中もマイペースに持ち込めました。未勝利の勝ち方がよかったので期待していましたが、結果を出せてよかったです」と狙い通りの2連勝に笑顔を見せていた。
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