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オルフェーヴルに話題が集中するなか、同じ池江泰寿厩舎のトーセンジョーダンが、前走の産経大阪杯3着を使われて、ガラリ一変モードに入っている。昨秋の天皇賞を日本レコードで制した実力馬で、能力の高さは現役屈指。同厩舎の2頭出しは人気薄を狙えという格言があるように、3冠馬から主役の座を奪っても不思議はない。
日本レコードを叩き出した底力を侮ってはいけない。昨秋の天皇賞(東京芝2000メートル)を、1分56秒1の驚異的なタイムで制したトーセンジョーダンが、秋春連覇へ向け、急激な上昇カーブを描いている。
「1回使って気合が入った。変わり身の度合いはオルフェーヴルより、こちらのほうが上」
全休日明けの24日、キビキビとした脚取りで坂路1本(4ハロン62秒6)を上がるトーセンジョーダンを見届けた池江寿調教師が、上積みを強調した。
昨秋の天皇賞1着、ジャパンC2着、有馬記念5着のGI3連戦後は、じっくりと休養。前走の産経大阪杯は、有馬記念と同じ馬体重でも、余裕残しの体で気合不足だった。スローペースの逃げに持ち込みながら、4コーナー手前で岩田康騎手の手が動いた時は「着外も考えた」というが、3着に踏みとどまったあたりはさすがだ。
「あそこまで粘れたのは力があるから。岩田君の執念も感じた。思った通り、この馬には合っているジョッキーだね」と池江師。長くいい脚を使うジョーダンと力強く追える岩田騎手の新コンビが、トレーナーの中でピッタリとはまったようだ。
さらに前走で最後までビッシリ追われたことで“闘魂注入”も完了。目覚めたジョーダンは、18日の1週前追い切り(CW6ハロン85秒4)で力強く突き抜け、併走馬をぶっちぎるパフォーマンス。「息遣いがすごく良くなっているし、言うことない状態」と岩田騎手が感触を伝えれば、池江師も「ジョッキーには『遠慮せず(オルフェーヴルに)勝ってくれていい』と言った」。大一番を前に最高のムードだ。
距離は2500メートルまでしか経験がないが、「折り合える馬だから3200メートルでも大丈夫」と指揮官は涼しい顔。自在なレース運びができる器用さはオルフェーヴルにはないものだ。
話題は譲っても、スーパークリーク、テイエムオペラオーに続く天皇賞・秋春連覇がかかるだけに、簡単にGIタイトルは渡さない。戦闘モードに入ったトーセンジョーダンが、3冠馬の前に立ちふさがる。(板津雄志)
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