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今年の中央競馬は今週で終了。全国リーディングジョッキー争いでは、129勝の福永祐一騎手(35)=栗・フリー=が、トップの岩田康騎手に1勝差の2位。初の全国リーディング獲得に向けて、最終週での逆転に意欲を燃やす。
年頭に目標として掲げた全国リーディング奪取へ、ユーイチが猛チャージをかける。先週5勝の固め勝ちで、1位の岩田康騎手に1勝差で最終週を迎えた。
「1勝差だし、おもしろくなったのは、確かだね。ただ、これまでとやることは変わらない」
追う立場とあって、気負いはない。同じ勝利数だと、2着の差(現時点で岩田康137回、福永97回)で岩田康に軍配があがる。1勝上回ることが、頂点の条件だ。今週は土曜が阪神で8鞍、日曜が中山で5鞍に騎乗。有馬記念のトゥザグローリー、ラジオNIKKEI杯2歳Sのエネアドなど手駒はそろっている。
全国リーディング獲得となれば、父の洋一元騎手(70年~78年)とのJRA史上初の父子リーディングも達成。「(チャンスは)今年だけじゃないけど、頑張ります」と静かに闘志を燃やしている。 (土井高志)
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