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日本、海外の一流馬が集うジャパンC(GI、芝2400メートル)が27日、東京競馬場で行われる。日本馬で最も勢いがあるのは、天皇賞・秋を芝2000メートル1分56秒1の日本レコードで制したトーセンジョーダン(栗東・池江泰寿厩舎、牡5歳)だ。3冠馬オルフェーヴルを手掛けるなど大活躍の池江泰寿調教師(42)=栗東=は「今年はメンバーがいい。勝ったら“世界一”だよね」と意欲満々。5歳秋に本格化した大器が、凱旋門賞馬デインドリーム、ドバイワールドC優勝馬ヴィクトワールピサらを蹴散らす。
衝撃の天皇賞・秋制覇から1カ月-。芝2000メートルの日本レコードをマークし、GI初タイトルを奪取したトーセンジョーダンが“世界一”を目指し、凱旋門賞馬デインドリーム、ドバイWC覇者ヴィクトワールピサに、真っ向勝負を挑む。
「凱旋門賞の上位馬もいるし、今年はメンバーがいいからね。(だから)価値はあるし、(Vを)獲りたい! 勝ったら“世界一”だよね」
池江泰寿調教師がGI連勝に意欲を燃やす。それほど天皇賞・秋は強い内容だった。レースがハイペースで進む中、後方待機から直線でグングンと外から脚を伸ばす。パワフルな走りで、最後は内ダークシャドウを1/2馬身ねじ伏せた。1分56秒1は日本レコード。08年天皇賞・秋でウオッカがマークしたコースレコードを、何と1秒1も上回る驚異のタイムだった。
激戦後だけに、今回は慎重に調整を進めた。普段はレース後の金曜日から乗り出すところを4日遅らせて、翌週の火曜日から馬場入りを再開。その微妙な“さじ加減”の効果もあり、以前はレース後に見せていた腰の疲れも全くない。22日は滋賀県・栗東トレーニングセンターの坂路を4ハロン63秒2で1本登り、滑らかな動きが好調を伝えた。
「フォローはうまくいきました。(GII札幌記念Vから約2カ月と)間隔が開いていた前走よりも、むしろ状態はいいぐらいですよ」
池江寿師は体調にも自信を見せる。東京芝は4戦3勝、2着1回と好相性。もともとスタミナが豊富で、2400メートル前後に適性があると見られていた馬だけに、400メートルの距離延長も歓迎材料だ。「距離は天皇賞よりも合うんじゃないかな。この馬本来の、前々でしぶとさを生かす競馬ができそうです」と池江寿師も言う。国内外のGIホースを迎え撃つには、最適の舞台といっていい。
帰国したイタリアのニコラ・ピンナ騎手に替わり、今回は豪州のクレイグ・ウィリアムズ騎手(34)が騎乗。昨春の天皇賞(ジャガーメイル)、今年のNHKマイルC(グランプリボス)と、ともに初騎乗でGIを制している名手で、乗り替わりの不安もない。
天皇賞で、日本馬を堂々と制圧したトーセンジョーダン。日本レコードホルダーの勢いは、“世界”制覇に向けて、さらに加速している。(佐藤将美)
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