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【平安S】新星エスポワールは止まらない!

 ダートに矛先を変えてから4連勝のエスポワールシチー。今週の平安SでV5を決めてGIの舞台に殴り込む。現在、ダート界は古豪が賞金面で幅を利かしており、GIへ出走するにはかなりの勢いが必要だ。新星エスポワールシチーがその厚い壁を打ち破り、ダート界に新風を吹き込もうとしている。

 砂では負け知らずの4連勝。ダート界の新星として注目を浴びているのがエスポワールシチーだ。平安Sで5連勝を決めてGIの舞台へ堂々と名乗りを上げる。

 昨年8月、小倉の500万下戦(ダ1700メートル)で7馬身差の圧勝劇を決めてから、エスポワールシチーの可能性は無限大に広がった。父ゴールドアリュールはダート重賞を5勝、母の父ブライアンズタイムはタイムパラドックスやフリオーソなどダート重賞の勝ち馬を輩出。血統面からも砂への適性は十分に予感できた。その期待通りに500万下を圧勝すると、クラスの壁など関係なく前走のトパーズSまで、ダートでは無傷の4連勝を飾った。

 「まだダート馬らしくない線の細さはあるけれど、これからもっと筋肉が付いてくるだろうし、血統的に期待はできるからね」。安達調教師は明け4歳で完成しきっていない体での4連勝に、これからの成長次第ではGIまで狙える器であることを感じている。

 現在のダートGIはカネヒキリやヴァーミリアンなどの古豪が健在で、新星が出走するには厳しいハードルがある。実際、昨年のJCダートでは、4連勝でGIII武蔵野Sを制したキクノサリーレが賞金不足で除外となっている。エスポワールシチーも例外でなく、大手を振ってフェブラリーSに出走するには平安Sのタイトルは何としても必要となってくる。

 「放牧から4日に帰ってきました。14キロほど体が増えていましたが、もっと増えていいと思います。レースでプラス体重でも全く問題ありません」とトレーナーはさらなる成長を期待する。このレースへ抜かりのない仕上げで挑む。

 V5を達成してダート界へ風穴を開ける。エスポワールシチーの連勝が続けば、新旧交代もそう遠くはないはずだ。(高尾幸司)

提供元:SANSPO.COM 01月21日(水) 05:04

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