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12月17日の中山5R(2歳新馬、芝・外1600メートル、16頭立て)は、田辺裕信騎手の2番人気ミラビリスマジック(牝、美浦・国枝栄厩舎)が好位を確保し、手応え良く直線に入ると馬場の真ん中から豪快に伸びて、逃げ粘るホークレア(5番人気・2着)を1馬身差捕らえてデビュー勝ちを果たした。タイムは1分36秒0(良)。
さらにアタマ差遅れた3着に大外から追い上げたミッキーキャンドル(1番人気)が入った。
ミラビリスマジックは、父キズナ、母ソーマジック、母の父シンボリクリスエスという血統。半姉に21年の愛知杯を制したマジックキャッスル、半兄に22年のチャレンジCを制した現役のソーヴァリアントなどがいる。
◆田辺裕信騎手(1着 ミラビリスマジック)「いいものを持っていますね。まだ攻め馬をそれほど積んでいないので完成するのは先ですが、楽しみは大きいです」
◆国枝栄調教師(同)「落ち着きがあるのがいいね。スタート後に挟まれて掛かり気味になったところでも、後ろに入ったら落ち着いて走れていた。4コーナーでミッキーキャンドル(3着)が動いてきたときも、内を回ってひと呼吸置き、直線でグッと伸びた。味のある競馬だったと思う。ひとつ勝てたことだし、桜花賞の路線になっていくだろうね」
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