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桜花賞トライアル・アネモネS(芝1600メートル)が12日に中山競馬場で行われ、13番人気の関西馬コンクシェル(栗東・清水久詞厩舎、牝3歳、父キズナ、母ザナ)が2着に入った。中山芝マイル戦では不利と言われる大外枠もあり、道中は後方2番手を進んだが、勝負どころから外を回って進出。レースの上がり3ハロンを1秒1も上回る3ハロン34秒0の豪脚を繰り出し、ゴール寸前で桜花賞への出走権が与えられる2着以内に浮上した。「道中の進みは悪かったけど、エンジンがかかってからはすごい脚だった」と丸山元気騎手。清水久詞調教師は「厳しい形でしたが、強い競馬をしてくれたと思います。初めて着けたブリンカーも効いていましたね。ああいう競馬ができるなら阪神の舞台は合いそうです。もちろん、桜花賞には行きます」と本番への切符をゲットして満面の笑みを浮かべた。
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