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サウジアラビアＲＣの関連ニュース
【次走激アツ君メモ】サウジアラビアＲＣ 今回のメンバーでは力が抜けていたゴンバデカーブースは今後も注目
ウマニティ
10月10日(火) 14:00
週開催の全レースVTRをくまなく見直し、着順・走破時計など、数値データだけでは判断できない“視覚的要素”を踏まえ、次走狙える馬（激アツ君）をピックアップします。
【10/7(土)】
東京3R 2歳未勝利 芝1400m 晴 良
7番 ピックアチェリー（3番人気5着）
6月デビューの時には400kgピタリだった馬体が4ヶ月後の今日は424kg。絞りにくい冬ではなく、体重が減りがちな暑い夏を経てこの馬体増はプラス材料だ。レースVで見る限り一頭大きく出遅れているスタートは、それだけで馬群の最後方から更に2馬身後ろという感じだったが、それでも鞍上は促すことなく寧ろ抑える競馬に徹した。4角を回り残り400mで外に持ち出して追い出したあともなかなか伸びる気配は見せていなかったが、残り1ハロンになってから一気に伸びた。今日の末脚の感じからすると、このクラスで脚力上位は明らかなので、程なく未勝利は勝ち上がれるだろう。次走、積極的に狙っていきたい。 【次走注目度：S】
東京11R 2歳オープン G3サウジアラビアＲＣ
2番 ゴンバデカーブース（3番人気1着）
サウジアラビアＲＣは例年、翌年のクラシックに繋がっていく可能性の高いレースなので押さえておきたい。勝ったゴンバデカーブースだが、とにかく走りが軽い。スタートセンスは悪くなく、出るには出たが無理せず中団に控えたという感じ。レースVで確認する限り3角から4角では馬群の後ろからポツンと一頭置かれる感じになっていたが、直線に入ってからは2度に分けてエンジン点火する勢いで、正直今日のメンバーでは力が抜けていたように見えた。母系にディープインパクト、父系にジャイアンツコーズウェイというのも新しい感じの血統で期待が膨らむ。負けなしの戦績をどこまで伸ばせるか今後に注目してみたい。 【次走注目度：S】
【10/8(日)】
東京11R 3歳上オープン G2毎日王冠 芝1800m 曇 良
1番 シュネルマイスター（2番人気3着）
この後どこへ向かうかにもよるが、マイル路線を進むということならば、マイルCSは恐らくこの馬だろうと思う今日の内容だった。スタートはそろっと出て中団後ろにつける流れだったが58kgの斤量にもすっかり慣れた感じの手応え。道中のポジションは数字で見るとかなり後ろに見えるが、レースVで確認すると馬群の直後にキッチリ付けている。痛かったのは直線のコース取り。内でじっと我慢している時間が長すぎて、外に持ち出すまでのロスもかなり大きかった。それでも、大外に持ち出してからは矢のように伸び、ゴール前の脚は一頭違っていた。今日の内容ならば完全復活とみて良い。マイルCSに出てきたら本命にしたい。 【次走注目度：S】
【10/9（月）】
京都11R 3歳上オープン G2京都大賞典 曇 重
4番 ディープボンド（1番人気3着）
最終1番人気には若干驚いたが、よくよく見直してみれば今日は小粒のメンバー。勝っておかしくないメンツではあったが、重馬場も少なからず影響したように思う。スタートはよく出たが、直後、両脇の4番と1番に寄られて進路を塞がれてしまい、やむなく中団からの展開。良馬場ならばもう少し切れたと思うのだが、そもそもスパッと切れる脚を持っている馬ではないので、重馬場で今日のレースの位置取りは辛く、上がり3位は寧ろ立派だった。今日の敗戦で次は若干人気も落としそうなだけに、逆に狙ってみたい。 【次走注目度：A】
（文：のら～り）
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【乗り替わり勝負度チェック！】京都大賞典2023 オール3着以内の好相性コンビが得意舞台でアタマ獲りを狙う！
ウマニティ
10月8日(日) 12:30
当企画のコンセプトにつきましては、コチラにてご確認ください。今週も“勝ち逃げ馬券師”新良武志氏に、注目の乗り替わりをピックアップしてもらいます。
※データは2020年以降の結果をもとに集計
編集部（以下、編） 今週の競馬はとにかく盛りだくさん。3日間開催で3重賞。地方競馬にまで目を向ければ、マイルCS南部杯も行われますからね。
新良（以下、新） 体力と資金を切らさないように、しっかり最後まで乗り切りたいですね。
編 仮に体力が尽きても、予想のほうはなんとかお願いします（笑）。
新 ですね（苦笑）。最終日は的中締めといきたいので、気合いを入れていきます。
編 よろしくお願いします。祝日の月曜日のメインは京都大賞典です。期待できる乗り替わりはありますか？
新 あります。昨日お伝えした毎日王冠ほどではないんですが、この京都大賞典も乗り替わりが強いレースで、このコーナー向きなんですよ。過去10年間で6勝、2着4回の結果を残しています。
編 それは喜ばしい傾向ですね。今年も続いてもらいましょう。
新 そうなってくれることに期待しています。
編 では、新良さんが導き出した答えを教えてください。
新 レーン騎手から川田将雅騎手に乗り替わる⑩ヒートオンビートに注目します。
編 土曜日のサウジアラビアＲＣで推奨したボンドガールと同じパターンですね。
新 そうなんですよ。ボンドガールは2着を確保しましたが、単勝オッズを考えれば勝っておきたかったところ。川田騎手も結果には納得していないでしょう。
編 ある意味、土曜日のリベンジ戦になるわけですね。
新 そうなりますね。川田騎手自身が「前走レーン騎乗」を意識していることはないでしょうが、純粋に土曜日は悔しかったはずなので、次こそはと燃えているんじゃないですかね。
編 具体的な推奨根拠を教えていただけますか？
新 まず、川田騎手は京都芝2400mを得意にしています。コース勝率は44.4%、単勝回収率は151%と、その成績は圧倒的です。
編 逆らいようがない。まさにそんな数字ですね。
新 2020年のこのレースでは、乗り替わりでグローリーヴェイズに騎乗して、見事勝利に導いていますからね。非の打ち所がありません。
編 このレースはほかに乗り替わりが5頭いますが、選択肢は川田騎手の一択という感じですかね。
新 そう考えていいでしょう。「川田ばかりでつまらない」と思われるかもしれませんが、信頼できるうえに儲かるので、ほかに選びようがないんですよ（笑）。
編 いえいえ、根拠がしっかりしているので納得できます。馬のほうにも強調材料はありますか？
新 相手なりに走れるタイプと言いますか、とにかく崩れない点が強み。この舞台を含め、京都芝では2勝しているので、コース適性に関してもまったく心配はいりません。
編 川田騎手とのコンビ成績もオール3着以内と、相性も良さそうですね。
新 私がこれから言おうとしていたことを（苦笑）。ただ当然、それはご指摘の通りで、大きな強調材料になります。付け加えておくと、ルメール騎手でもレーン騎手でもオール馬券圏内です。トップオブトップの一流騎手が乗ると、馬は何割か増しに走ってくれるとお考えください。
編 相手も揃いましたので、過剰に売れる雰囲気ではなさそうです。
新 ヒモに加えるのはもちろん、アタマを意識した馬券も買いたいですね。川田騎手には、土曜日の鬱憤をここで晴らしてもらいましょう。
★その他の注目乗り替わり★
京都8R ②マヴォロンテ（北村友一→幸英明）
東京8R ⑥ニシノピウモッソ（永野猛蔵→勝浦正樹）
東京10R ⑧ダノンザタイガー（川田将雅→ルメール）
【プロフィール】
新良武志（しんら・たけし）
かつてはどこにでもいる競馬ファンの1人だったが、データベースソフト【TARGET】との出合いを経て、眠っていた馬券師としての素質が開花。騎手・種牡馬にウマニティU指数を組み合わせた独自のデータ活用術を考案し、常勝スタイルを確立させる。2015年秋にメディアデビュー。雑誌、WEBを中心に精力的に予想家活動を行っている。著書に『毎日コツコツ勝ち逃げリーマン馬券術』（ベストセラーズ）、『ジョッキー未来予測2019』（秀和システム）。
【サウジＲＣ】新星ゴンバデカーブースが最後方から突き抜けてＶ
©サンケイスポーツ
10月8日(日) 04:43
７日の東京１１Ｒ・サウジアラビアロイヤルカップは、松山弘平騎手（３３）＝栗東・フリー＝とコンビを組んだ３番人気のゴンバデカーブースが、道中最後方から直線で末脚を伸ばして２馬身差の完勝。新種牡馬ブリックスアンドモルタル産駒はＪＲＡ重賞初出走で勝利を飾った。２着は１番人気のボンドガール。２番人気シュトラウスが３着だった。
◇
最後方から繰り出した鬼脚に、スタンドがどよめいた。ゴンバデカーブースが同じ１戦１勝の人気馬２頭を撃破して出世レースを制覇。殊勲の松山騎手が賛辞を並べた。
「強い馬もいましたが、最後はあれだけすごい脚を使ってくれて本当に強かった。これから先も楽しみです」
３コーナーでは最後方。逃げた前走とは正反対の競馬だったが、鞍上は「ジタバタせずに馬のリズムを重視しました」。じっくりと機をうかがい、メンバー最速の上がり３ハロン３３秒５という末脚でライバルを一蹴。ブリックスアンドモルタル産駒初の重賞ウイナーに輝いた。
オーナーの（株）Ｇ１レーシング・吉田正志代表は「切れのある勝ち方でしたし、この競馬ができれば距離が延びても大丈夫。まだまだ成長を見込めますよ」と行く末に期待を寄せる。次走は未定だが、暮れのＧⅠも視野に入ってくるはず。過去の優勝馬にのちのＧⅠ馬が名を連ねる名馬への登竜門を制した逸材が、世代の横綱へと名乗りを上げた。（綿越亮介）
■ゴンバデカーブース 父ブリックスアンドモルタル、母アッフィラート、母の父ディープインパクト。青鹿毛の牡２歳。美浦・堀宣行厩舎所属。北海道白老町・（有）社台コーポレーション白老ファームの生産馬。馬主は（株）Ｇ１レーシング。戦績２戦２勝。獲得賞金４０５１万５０００円。重賞初勝利。サウジアラビアロイヤルＣは松山弘平騎手が初勝利。堀宣行調教師は２０１９年サリオスに次いで２勝目。馬名は「イランにある完全レンガ造の塔。母名、父名および父父名より連想」。
◇
★キャリア１戦でのＶ…２０１７年のダノンプレミアムから、７年連続。
★ブリックスアンドモルタル産駒…現２歳が初年度で、今回がＪＲＡ重賞初出走（マイネルブリックスと２頭出し）。レース史上でも新種牡馬産駒によるＶは初めてとなった。
★出世レース…昨年まで８回開催され、勝ち馬のうちダノンプレミアム、グランアレグリア、サリオス、ドルチェモアの４頭がＧＩウイナーへと出世。ブレスジャーニー、ステラヴェローチェも重賞タイトルを上乗せした。
◇
最後方から繰り出した鬼脚に、スタンドがどよめいた。ゴンバデカーブースが同じ１戦１勝の人気馬２頭を撃破して出世レースを制覇。殊勲の松山騎手が賛辞を並べた。
「強い馬もいましたが、最後はあれだけすごい脚を使ってくれて本当に強かった。これから先も楽しみです」
３コーナーでは最後方。逃げた前走とは正反対の競馬だったが、鞍上は「ジタバタせずに馬のリズムを重視しました」。じっくりと機をうかがい、メンバー最速の上がり３ハロン３３秒５という末脚でライバルを一蹴。ブリックスアンドモルタル産駒初の重賞ウイナーに輝いた。
オーナーの（株）Ｇ１レーシング・吉田正志代表は「切れのある勝ち方でしたし、この競馬ができれば距離が延びても大丈夫。まだまだ成長を見込めますよ」と行く末に期待を寄せる。次走は未定だが、暮れのＧⅠも視野に入ってくるはず。過去の優勝馬にのちのＧⅠ馬が名を連ねる名馬への登竜門を制した逸材が、世代の横綱へと名乗りを上げた。（綿越亮介）
■ゴンバデカーブース 父ブリックスアンドモルタル、母アッフィラート、母の父ディープインパクト。青鹿毛の牡２歳。美浦・堀宣行厩舎所属。北海道白老町・（有）社台コーポレーション白老ファームの生産馬。馬主は（株）Ｇ１レーシング。戦績２戦２勝。獲得賞金４０５１万５０００円。重賞初勝利。サウジアラビアロイヤルＣは松山弘平騎手が初勝利。堀宣行調教師は２０１９年サリオスに次いで２勝目。馬名は「イランにある完全レンガ造の塔。母名、父名および父父名より連想」。
◇
★キャリア１戦でのＶ…２０１７年のダノンプレミアムから、７年連続。
★ブリックスアンドモルタル産駒…現２歳が初年度で、今回がＪＲＡ重賞初出走（マイネルブリックスと２頭出し）。レース史上でも新種牡馬産駒によるＶは初めてとなった。
★出世レース…昨年まで８回開催され、勝ち馬のうちダノンプレミアム、グランアレグリア、サリオス、ドルチェモアの４頭がＧＩウイナーへと出世。ブレスジャーニー、ステラヴェローチェも重賞タイトルを上乗せした。
【サウジＲＣ】レースを終えて…関係者談話
©サンケイスポーツ
10月8日(日) 04:42
◆手塚調教師（ボンドガール２着）「勝った馬は強かったですね。直線に向いてからも手応えはあったけど、後ろから差されて抵抗できなかった」＝次走は阪神ジュベナイルフィリーズ（１２月１０日、阪神、ＧⅠ、芝１６００メートル）を視野に。
◆ルメール騎手（シュトラウス３着）「もう少し勉強しないといけないね。４番手で我慢できたけど、切れなくてジワジワだった。スタートして落ち着いて走れるようになれば」
◆横山和騎手（レーヴジーニアル４着）「攻め馬ではそれほどではなかったのですが、競馬に行くと前進気勢が強すぎました」
◆戸崎騎手（エコロマーズ５着）「距離を延ばして、前の位置で淡々と運べればいいと思います」
◆横山武騎手（ウインアクトゥール６着）「テンから出していけば逃げられたと思いますが、それをしてしまうと今後にその形しかできなくなるので控えました。これが今後につながればいいと思います」
◆津村騎手（マイネルブリックス７着）「３、４コーナーで前の馬が外に張って、競馬にならなかった。それでも最後は止まらずに伸びていたし、適距離ならやれそうです」
◆大野騎手（ハッピーサプライズ８着）「先行して道中の感じは良かったですが、スピードの出る馬場に対応できませんでした」
◆岩部騎手（マリンバンカー９着）「ずっと外に張ってしまい、競馬にならなかった」
◆ルメール騎手（シュトラウス３着）「もう少し勉強しないといけないね。４番手で我慢できたけど、切れなくてジワジワだった。スタートして落ち着いて走れるようになれば」
◆横山和騎手（レーヴジーニアル４着）「攻め馬ではそれほどではなかったのですが、競馬に行くと前進気勢が強すぎました」
◆戸崎騎手（エコロマーズ５着）「距離を延ばして、前の位置で淡々と運べればいいと思います」
◆横山武騎手（ウインアクトゥール６着）「テンから出していけば逃げられたと思いますが、それをしてしまうと今後にその形しかできなくなるので控えました。これが今後につながればいいと思います」
◆津村騎手（マイネルブリックス７着）「３、４コーナーで前の馬が外に張って、競馬にならなかった。それでも最後は止まらずに伸びていたし、適距離ならやれそうです」
◆大野騎手（ハッピーサプライズ８着）「先行して道中の感じは良かったですが、スピードの出る馬場に対応できませんでした」
◆岩部騎手（マリンバンカー９着）「ずっと外に張ってしまい、競馬にならなかった」
【サウジＲＣ】断然人気のボンドガールは２着も賞金加算に成功 手塚師「勝ち馬は強かったですね」
©サンケイスポーツ
10月7日(土) 18:26
１０月７日の東京１１Ｒで行われた第９回サウジアラビアロイヤルカップ（２歳オープン、ＧⅢ、芝１６００メートル、馬齢、９頭立て、１着賞金＝３３００万円）は、松山弘平騎手の３番人気ゴンバデカーブース（牡、美浦・堀宣行厩舎）が最後方から直線で豪快に差し切り無傷２連勝、重賞初制覇を果たした。タイムは１分３３秒４（良）。
単勝オッズ１・４倍の断然人気に支持されたボンドガールは、スタートで若干出遅れると、頭を上げるしぐさを見せるなどスムーズさを欠いてしまう。それでも直線ではメンバー上がり２位の３４秒１の末脚で２着に入り、賞金加算に成功した。
◆手塚貴久調教師「勝ち馬は強かったですね。直線に向いてからも手応えはあったが、後ろから差されて抵抗できなかった。前半で力んで少し折り合いを欠いたが、その後は落ち着いてくれた。負けたのは残念だけど、賞金を加算できたのは良かったです」
単勝オッズ１・４倍の断然人気に支持されたボンドガールは、スタートで若干出遅れると、頭を上げるしぐさを見せるなどスムーズさを欠いてしまう。それでも直線ではメンバー上がり２位の３４秒１の末脚で２着に入り、賞金加算に成功した。
◆手塚貴久調教師「勝ち馬は強かったですね。直線に向いてからも手応えはあったが、後ろから差されて抵抗できなかった。前半で力んで少し折り合いを欠いたが、その後は落ち着いてくれた。負けたのは残念だけど、賞金を加算できたのは良かったです」
レース結果・払戻金・オッズなどのデータは、必ず主催者（JRA）発行のものと照合してください。
馬場：良
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