第221話 「きさらぎ賞」
08年 36.1-36.8-35.9 =1.48.8 ±0▼3△ 2 平坦戦
09年 36.4-37.5-35.0 =1.48.9 ▼4▼7△10 瞬発戦
10年 35.3-37.5-35.8 =1.48.6 ▼4▼3△ 3 平坦戦
11年 35.3-36.9-35.4 =1.47.6 ▼7△5△ 5 瞬発戦
12年 36.5-36.8-33.7 =1.47.0 ▼3±0▼ 2 平坦戦
昨年だけ上がりが33秒台と速いのですが単なる上がりだけのレースではなくラスト4F目から11秒台が並ぶハイレベルなレースでした。
というようにこのレースはやはり3コーナー下り坂からのラスト4Fが勝負。
長くいい脚が使える馬が有利なのでこの辺りの適性がダービーに直結しやすい要因だと思われます。
次に過去5年の連対馬のラップギアを見てみましょう。
1着馬
レインボーペガサス 【瞬2平1消0】▼ 7△ 1△3 ▼ 1▼ 4▼ 2 ▼ 4△ 1▼11
リーチザクラウン 【瞬3平0消1】± 0± 0△6 ▼ 1▼12△13 ▼17△ 6▼ 9
ネオヴァンドーム 【瞬4平0消0】▼ 3▼11▼1 ▼ 7▼ 7△12 ▼ 5▼ 7± 0
トーセンラー 【瞬1平0消0】▼10▼ 6▼2
ワールドエース 【瞬1平1消0】▼ 8▼10△8 ▼10± 0△ 3
2着馬
スマイルジャック 【瞬3平0消0】▼18± 0△8 ▼11△ 2▼ 2 ▼15▼14△15
リクエストソング 【瞬3平0消0】▼ 3▼11△2 ▼ 5▼15△10 ▼ 4▼10▼ 6
レーヴドリアン 【瞬2平0消0】▼ 3▼ 6△1 ▼10△ 3△ 3
リキサンマックス 【瞬1平0消0】▼ 5▼ 3△3
ヒストリカル 【瞬0平1消0】▼ 3▼ 3△4
ラスト4Fのロングスパートがポイントなレースなのですがここに至るまでそういうレース実績を積んできた馬は実はほとんどいません。
キャリアが少ない3歳馬なのでそれまでは「中盤溜めたらどれだけ斬れるの?」というレースが多いということだと思います。
過去5年の連対馬を見ると平坦戦実績は重要ではなく瞬発戦実績、しかも▼10以上の大きな加速実績が重要だと言えます。
なかったのはリキサンマックスと
ヒストリカルの2頭だけです。
しかも▼10以上の瞬発戦のレースでの上がりも重要でほとんどの馬はその時上がり2位以内をマークしていました。
要は過去の実績で重要なのは瞬発力ということです。
→上記の条件を
クリアしているのは登録馬では、
タガノトネール、リグヴェーダの2頭。
しかし、本来ポイントとなる持続性という適性は血統である程度推測できるでしょう(>多分、血統屋さんではないので言い切れませんが…)
というのも元々このレースは母父ゼダーン系の馬が多く馬券になっています。
持続血統Grey Sovereign持ちの馬は要注意だと思われます。
→今年の登録馬では
タガノトネールの1頭。
両方に名前が挙がったのは
タガノトネールですが流石に本命に推すのはちょっと厳しいか。
となればリグヴェーダか。
1戦1勝の馬はデータ的には厳しいが今年のこのメンバーならば、という気がします。
「本命ドリパスの3連単1点予想(水曜時点)」
リグヴェーダ→バッドボーイ→アドマイヤドバイ
(補足)
「▼4▼2△6」や「平坦戦」などの表記はラップギアを使用しています。
数値などは岡村信将プロより提供して頂いています。
表記の意味などの詳細は
岡村信将プロのマイページをご覧下さい。
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