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ウイナーズサークル

最新の重賞勝ち馬(地方を除く)と各ワールドの筆頭仮想オーナーを表彰しています。

5月31日()

東京優駿 GⅠ

コントレイル

父:ディープインパクト

母:ロードクロサイト

21000PP獲得!!おめでとうございます!!

<筆頭仮想オーナー一覧>

5月30日()

葵ステークス 重賞

ビアンフェ

父:キズナ

母:ルシュクル

3990PP獲得!!おめでとうございます!!

<筆頭仮想オーナー一覧>

POGニュース

【祐一独占手記】コントレイル無敗2冠「責任果たせた」
 日本ダービーが31日、東京競馬場で行われ、1番人気のコントレイル(栗東・矢作芳人厩舎、牡3歳)が2005年のディープインパクト以来、史上7頭目の無敗2冠を達成した。鞍上の福永祐一騎手(43)は、76年ぶりの無観客開催となった“競馬の祭典”で2年ぶり2勝目を飾った心境、今秋に控える菊花賞(10月25日、京都、GI、芝3000メートル)での史上初父子3冠制覇の夢などについて、本紙に独占手記を寄せた。

 ◇

 大きなトラブルがない限り、勝てるだろうなとは思っていましたが、本当に強かったです。素直にうれしいですし、責任を果たせてホッとしています。そして、コントレイルにとっていい形で勝てたことが何よりよかったです。

 ウイニングラン後に引き揚げる際、お客さんがいないスタンドに向かって一礼したのは、こういう状況下でダービーを開催させてもらえた感謝の気持ちを、何か形にしたかったからです。それをコントレイルも感じてくれたのか、ジッと立っていてくれましたね。レース後で肉体的な疲労はあるはずなのに、ケロッとしているように見えて、改めて、底が見えない馬だなと感じました。もともと順調にこられた馬ではなかったので、牧場、厩舎スタッフが本当によくケアをして、ここまで順調にもってきてくれたなと思います。

 デビュー当時からお世話になり、「一緒に日本ダービーを勝とう!!」と声をかけていただいていたノースヒルズの前田幸治代表との約束も、果たすことができました。どんなレースの前にも仰ることは一つです。「グッドレースを」。騎乗についてどうこういうことなく、すべてを任せてもらえます。だからこそ、結果で応えたい気持ちは強くなります。最高の形で応えることができて本当によかったです。

 継続的に騎乗させてもらえていることも生きましたね。皐月賞とは違って前めでの競馬になりましたが、どんなレースでもできる強みがあり、レースに合わせた競馬ができます。一戦ごとに競走馬としての隙をなくしていくことが大切だと思っていて、きょうは3、4コーナーでの進路取りやポジション争いで、隙がなかったことも勝因だったと思います。

 ただ、最後の直線で先頭に立つと気を抜くそぶりを見せていました。そうならないように追い出しを遅らせましたが、皐月賞のときと同様に、外にフワッと行ってしまいました。まだ本気で走っていない感じがあります。それでも、そんな中でダービーを勝つのだから相当なポテンシャルです。心身ともに成長途上で、完成するのはまだまだ先の印象で、この後の夏休みで成長して戻ってきてくれることを楽しみにしています。

 コントレイルに乗ることは楽しいですね。改めて馬の面白さを感じさせてくれ、多くのことを勉強させてくれるパートナーでもあります。また、この馬に教えてもらった新たな境地でレースに臨めています。そういった中で、競馬を応援してくれている方にとって大きな存在になるであろう、新たなスターホースに騎乗できていることを誇りに思います。

 どうしても距離の不安があるタイプだったので、2400メートルをクリアできたことは大きいですね。秋は父ディープインパクトに続く3冠を狙うと聞きました。学習能力が高く、陣営もそこに向けて馬をつくっていくと思うので、こなしてくれると信じています。どのレースでも、騎手としてするべきことは変わりません。今は楽しみしかないですね。(JRA騎手)



★31日東京11R「ダービー」の着順&払戻金はこちら

福永祐一(ふくなが・ゆういち) 1976(昭和51)年12月9日生まれ、43歳。滋賀県出身。栗東・北橋修二厩舎所属で96年3月にデビュー。同年53勝を挙げ最多勝利新人騎手に輝く。2011、13年にJRAリーディングを獲得。今年の皐月賞を制し、史上11人目のクラシック競走完全制覇を達成。31日現在、JRA通算1万7681戦2303勝。JRA重賞は18、20年日本ダービーなどGI27勝を含む140勝。160センチ、52キロ。週末の競馬開催日に本紙でコラム「新ユーイチが行く」を連載中。

★…コントレイルを生産した(株)ノースヒルズの前田幸治代表はレース後、「秋は父ディープインパクトのように菊花賞へ向かって三冠馬を目指します」とコメント。1984年シンボリルドルフ、2005年ディープインパクトに続く史上3頭目の無敗3冠制覇という大目標を明言した。

★2018年日本ダービーVTR…皐月賞エポカドーロがスタートから飛び出し、マイペースの逃げ。〔8〕枠(17)番の5番人気ワグネリアンは少し仕掛けて前めにつけ、1コーナーを5、6番手で通過。絶好のポジションから直線でスパートし、粘り込みを図るエポカドーロをゴール直前で捕らえた。19回目の挑戦でかなえたダービーのウイニングランに、福永騎手は「夢には見ていましたが、こんなにいいものだとは思いませんでした」と涙を流した。

★今年の日本ダービーVTR…スタートからウインカーネリアンがダッシュを利かせて先頭へ。コントレイルは上々のスタートから、1コーナーを3番手で回った。前半1000メートル通過61秒7のスローペースで、前めのインをキープする。直線で馬場の真ん中へ持ち出されると、メンバー最速の上がり3ハロン34秒0の末脚を発揮。外から追い上げてきたサリオスに3馬身差をつけ、無敗での2冠を達成した。
【日本ダービー】コントレイルが史上7頭目の無敗2冠
 76年ぶりの無観客開催となった日本ダービーが31日、東京競馬場で18頭によって争われ、福永騎乗で1番人気のコントレイルが3馬身差で圧勝。2005年の父ディープインパクト以来となる史上7頭目の無敗2冠を達成した。生産者の(株)ノースヒルズ・前田幸治代表は今秋、菊花賞(10月25日、京都、GI、芝3000メートル)に向かうことを明言した。2着は2番人気のサリオス、3着には10番人気のヴェルトライゼンデが入った。

 ◇

 静寂のターフに、衝撃的な航跡を描いた。追いすがるライバルは誰もいない。コントレイルが3馬身差の圧勝で、2005年の父ディープインパクト以来となる無敗2冠制覇を飾った。

 「きれいな横綱相撲でした。いや、本当に強いですね。ファンの方がいなかったのは残念でたまりませんが、馬をほめてやりたいと思います」

 矢作調教師は、その圧勝劇を手放しでたたえた。好スタートから前半は3番手を追走。向こう正面でマイラプソディが奇襲のまくりを仕掛けてもリズムを崩さずにスパートの好機を待ち、残り1ハロンで馬場の真ん中から堂々と先頭へ。外から追い上げてきたサリオスを逆に突き放し、栄光のゴールへと飛び込んだ。

 トレーナーにとってダービーは、2012年ディープブリランテ以来の2勝目。当時は3番人気で追いかける立場だったが、今回は単勝1・4倍のプレッシャーが重くのしかかった。それでも「この緊張を楽しめるのは俺しかいない」と腹をくくって臨んだ。検量室前では殊勲の人馬を拍手で出迎え「疲れました。うれしいというより、肩の荷が下りました」と笑みを浮かべた。

 世代の頂点までの道のりは、決して平坦ではなかった。生まれつきの球節の弱さを抱え、1歳暮れから半年間ほど全く乗り込めない時期があった。本格的な調教を開始してからはまだ1年しか経過していないだけに、「底が知れない。完成がいつとは言えない」と指揮官は無限の可能性を強調する。

 秋は国内に専念し、菊花賞(10月25日、京都、GI、芝3000メートル)で父と同じく無敗での3冠達成へ。父子3冠制覇となれば、日本競馬史上初の大偉業だ。未知の3000メートルにも「一回一回、ぼくの想像を超えてくる。(レースが)終わるごとに距離への自信が深まっていくし、きょうの折り合いをみても大丈夫でしょう」と矢作師に不安はない。

 世代7262頭の頂点に立ったコントレイル。父ディープインパクトの最高傑作として、来年は世界へと羽ばたくだろう。新型コロナ禍と戦う日本を明るく照らした“飛行機雲”は、どこまでも伸び続ける。(漆山貴禎)

コントレイル 父ディープインパクト、母ロードクロサイト、母の父アンブライドルズソング。青鹿毛の牡3歳。栗東・矢作芳人厩舎所属。北海道新冠町・(株)ノースヒルズの生産馬。馬主は前田晋二氏。戦績5戦5勝。獲得賞金4億7259万8000円。重賞は2019年GIII東スポ杯2歳S、GIホープフルS、20年GI皐月賞に次いで4勝目。日本ダービー矢作芳人調教師が12年ディープブリランテに次いで2勝目、福永祐一騎手は18年ワグネリアンに次いで2勝目。馬名は「飛行機雲」。

ディープインパクト産駒…2018年(ワグネリアン)、19年(ロジャーバローズ)に続く3年連続勝利。通算6勝はトウルヌソル、サンデーサイレンスに並んで最多。

★同一種牡馬によるダービー3連覇…シアンモア(1933年カブトヤマ、34年フレーモア、35年ガヴアナー)、サンデーサイレンス(98年スペシャルウィーク、99年アドマイヤベガ、00年アグネスフライト)に続く3回目。

★無敗のダービー馬…コントレイルの父ディープインパクトが05年に達成して以来15年ぶり11頭目。無敗で皐月賞との2冠を達成した馬もディープインパクト以来で7頭目。

★払戻金…馬連(5)-(12)270円、ワイド(5)-(12)170円、馬単(5)→(12)350円(いずれも1番人気)はダービー史上の式別最低払戻金額。

★キャリア5戦目での勝利…17年(レイデオロ)以来で5頭目。これは96年(フサイチコンコルド)の3戦目に次ぐ2位タイ。

★売り上げ…日本ダービーの売り上げは233億5390万2100円で、前年比92・3%となった。今年の平地GIは10レース目だったが、無観客競馬の影響もあって前年比減はオークスに続いて8レース目となった。前年比増は高松宮記念ヴィクトリアマイルの2レース。



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ノースヒルズ前田幸治代表「菊花賞で三冠馬目指す」
 威風堂々の2冠達成。生産者の(株)ノースヒルズ・前田幸治代表は、喜びの声を寄せた。

 「冒頭に申し上げたいことは、コントレイルが新型コロナウイルスで無観客となった年のダービー馬となった事実に大変、感動しています。さまざまな人が苦しんだ中にあって、勇気や元気を与えることができて、オーナーブリーダーとしても大変、感動しております。重ねて一日も早い収束を願っています」

 2013年キズナ、14年ワンアンドオンリーに続く3頭目のダービー馬を輩出。ノースヒルズが掲げる“チャレンジングスピリット”のもと、一意専心に馬づくりに取り組んできた賜物だろう。

 「コントレイルの馬名の意味は『飛行機雲』です。5月29日に航空自衛隊のブルーインパルスが医療従事者への感謝で大空に飛行機雲を描いたことは身勝手ながらコントレイルへのエールのようにも受け止めていました。矢作調教師と福永ジョッキー、牧場関係者に感謝を申し上げます。秋は父ディープインパクトのように菊花賞へ向かって三冠馬を目指します」。三冠馬という明確な目標を打ち出したオーナーサイドの大きな夢を乗せ、コントレイルがさらなる高みを目指す。



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【日本ダービー】サリオスは前走の皐月賞に続き2着
 打倒コントレイルに全精力を傾けた2番人気のサリオスは、皐月賞に続いて2着に終わった。好位のインにつけたライバルより3~4馬身差後方の中団の外で追走。4コーナーから馬群の大外を回って追い上げ、残り200メートルでは勝ち馬に1馬身差まで迫った。だが、そこからもうひと伸びされ、半馬身差だった皐月賞とは違い、3馬身もの差をつけられる完敗を喫した。

 レーン騎手は「いいスタートを切ってリズム良く折り合えた。直線で少し(馬群の)外に持っていかれたが、いい反応で素晴らしい脚を使って皐月賞と同じように一生懸命走ってくれた。でも、(今回も)1頭強いのがいました」と、パートナーの健闘とライバルをたたえた。



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【日本ダービー】ヴェルトライゼンデ10番人気3着
 3着は10番人気のヴェルトライゼンデだった。コントレイルの外につけて先団を追走。直線では馬場の中央からしぶとく脚を伸ばし、上位2頭には離されたが、ホープフルS2着の力は見せた。

 池添騎手は「皐月賞よりも馬が良くなり、どこまで頑張れるかと思っていた。3コーナーで勝ち馬とは手応えが違ったけど、直線はまた盛り返してくれた。秋が楽しみ」と納得の表情でレースを振り返った。

 池江調教師も「世代ナンバー3だからね。オーナーサイドと相談するが、3000メートルも良さそうなので、秋はおそらく菊花賞へ向かうことになると思う」と今後に期待を寄せた。



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POGコラム

伊吹雅也
伊吹雅也のPOG分析室
第10回ワールド上位者レビュー2
 11月23日の京都2歳ステークス(2歳G3・京都芝2000m内)をもって、2019年に施行されるG1競走以外のJRA2歳重賞はすべて終了。また、12月8日の阪神ジュベナイルフィリーズ(2歳G1・阪神芝1600m外)と12月15日の朝日杯フューチュリティステークス(2歳G1・阪神芝1600m外)は既に特別登録馬が発表されています。12月28日のホープフルステークス(2歳G1・中山芝2000m内)を含む一連のビッグレースは、「ウマニティPOG 2019」における最初の山場。皆さんもさまざまな思いともに戦況を見守っていることでしょう。

 もっとも、日本ダービー施行週までに施行される“JRA、かつ2歳・3歳のレース”のうち、2歳限定の競走で動く賞金額は全体の4割強に過ぎません。しかも、GI・GII・GIII・オープンの各ワールドは、12月3日に新たな仮想オーナー募集枠が解放されたばかり。最終的な順位を左右するようなレースはまだ先ですし、スペシャルワールド以外はすべての2歳馬を獲得できる(可能性がある)わけですから、どのプレイヤーにも上位進出のチャンスはあるはずです。

 今回は12月1日終了時点における各ワールドの戦況と、優秀な成績を収めているプレイヤーの指名馬をチェックしてみました。来シーズン以降に向けた反省はもちろん、今シーズンの一発逆転に向けた策を練るうえでも、トップランカーたちの立ち回りは良いヒントになるはず。ぜひ参考にしてみてください。

 なお、12月1日終了時点における現2歳世代の本賞金額ランキングは下記の通りとなっております(集計対象はJRAのレースのみ)。

【牡およびセン】
●1位 タイセイビジョン(ソムニアの2017) 5700万円
●2位 マイラプソディ(テディーズプロミスの2017) 5600万円
●3位 マイネルグリット(マイネショコラーデの2017) 5400万円
●4位 ビアンフェ(ルシュクルの2017) 5380万円
●5位 レッドベルジュール(レッドファンタジアの2017) 4500万円
●6位 サリオス(サロミナの2017) 4000万円
●6位 コントレイル(ロードクロサイトの2017) 4000万円
●8位 ブラックホール(ヴィーヴァブーケの2017) 3880万円
●9位 ラインベックアパパネの2017) 3130万円
●10位 プリンスリターン(プリンセスプライドの2017) 3080万円
●10位 ラウダシオン(アンティフォナの2017) 3080万円

【牝】
●1位 ウーマンズハート(レディオブパーシャの2017) 3800万円
●2位 リアアメリア(リアアントニアの2017) 3600万円
●2位 レシステンシア(マラコスタムブラダの2017) 3600万円
●4位 エレナアヴァンティドリームカムカムの2017) 2610万円
●5位 オータムレッド(ティッカーコードの2017) 2590万円
●6位 ケープコッド(ハーロンベイの2017) 2380万円
●7位 ビッククインバイオアニメイトバイオの2017) 2340万円
●8位 ルーチェデラヴィタ(トウカイライフの2017) 2300万円
●8位 マジックキャッスルソーマジックの2017) 2300万円
●10位 エヴァーガーデン(モエレカトリーナの2017) 2140万円
●10位 ヤマカツマーメイド(ヤマカツマリリンの2017) 2140万円

 1頭1オーナー制のスペシャルワールドでトップに立っているのは村吉さん。6月30日の函館2歳ステークス(2歳G3・函館芝1200m)をビアンフェが、10月26日のアルテミスステークス(2歳G3・東京芝1600m)をリアアメリアが制しました。この他にも11月30日の葉牡丹賞(2歳1勝クラス・中山芝2000m内)を勝ったグランデマーレ(グランデアモーレの2017)、11月2日のファタジーステークス(2歳G3・京都芝1400m外)で3着となったクリアサウンド(アンコンソールドの2017)がいますし、非常にバランスの良いラインナップと言えるんじゃないでしょうか。また、既に11頭の指名馬が勝ち上がっている点も素晴らしいポイント。2位以下との差はそれほどありませんが、このまま押し切ってもまったく不思議はありません。
 2位の中(ナカ)さんは、もみじステークス(2歳オープン・京都芝1400m外)を勝ったラウダシオン、カンナステークス(2歳オープン・中山芝1200m外)の優勝馬アルムブラスト(ヴァンフレーシュの2017)などを指名。ヤマカツマーメイドも既に2勝をマークしています。こういう、渋いポイントゲッターを的確に押さえるタイプのプレイヤーって、一般的なドラフト制のPOGもめちゃめちゃ強いんですよね……。ぜひ皆さんも参考にしてみてください。
 3位につけているサウスさんは、マイラプソディが京都2歳ステークスを制したばかり。大物との呼び声も高く、順調ならばさらに獲得ポイントを伸ばしてくるでしょう。この馬を第1回の入札でしっかり競り落としていらっしゃいましたから、さすがと言うほかありません。

 G1ワールドはCaltechさんが3億1684万円でトップに立っているものの、2位の(じ~ じ)さんも3億1656万円を獲得しています。Caltechさんはアルムブラストウーマンズハートオーソリティ(ロザリンドの2017)・サリオスマイラプソディラインベックリアアメリアワーケア(チェリーコレクトの2017)と、既に9頭の指名馬がオープンクラスのレースを制覇。(じ~ じ)さんの指名馬も1勝クラス以上のレースで多数の好走例があり、非常に層の厚いラインナップとなっていました。今後もこのお二方を中心に、激しい首位争いが繰り広げられそうです。

 G2ワールドはアルムブラストタイセイビジョンビアンフェらを指名している蘇我馬子さんと蒼井光太郎さんがやや抜けた存在。前出の3頭が被っている一方、このお二方は全体的なラインナップや総出資PPが大きく異なっていますから、ここから年末へ向けてどう動くのかが気になります。

 G2ワールドはマイラプソディを指名しているのむのむごっくんさん・oharuさん・亀虎馬さんらが上位グループを形成。指名馬20頭すべてをデビュー前の入札で獲得しているのむのむごっくんさんを、追加指名で少しずつラインナップを固めてきた他のプレイヤーが追う構図です。

 オープンワールドはサリオスマイラプソディらを指名した藍色さん、サリオスコントレイルらを指名した亀の介さんが首位争いを繰り広げているところ。ただ、まだ仮想オーナー枠を上限いっぱいまで使っていないプレイヤーも多く、今後の入札やレース結果次第では大きく戦況が動くかもしれません。

 各プレイヤーのマイページにアクセスすれば、過去の入札結果などを含む詳しいデータを参照することができます。トッププレイヤーたちの戦術を学び、今後の改善に役立てていきましょう!

■執筆者プロフィール
伊吹 雅也(いぶき・まさや)

 埼玉県桶川市在住のフリーライター、競馬評論家。JRAホームページ内『今週の注目レース』で「データ分析」のコーナーを、TCKホームページ内『データ&コラム』で「分析レポート」を担当しているほか、グリーンチャンネル、JRAのレーシングプログラムなどさまざまなメディアを舞台に活動している。近著に『コース別 本当に儲かる血統大全 2019-2020』(ガイドワークス)、『ウルトラ回収率 2019-2020』(ガイドワークス)、『WIN5攻略全書 回収率150%超! "ミスターWIN5"のマインドセット』(ガイドワークス)、『コース別 本当に儲かる騎手大全2018秋~2019』(ガイドワークス)など。POG関連メディアの制作にもさまざまな形で携わっており、「ウマニティPOG 2014」では最高位クラスのスペシャルワールドにおいて優勝を果たした。

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JRA競走馬総賞金ランキング

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POG(ペーパー・オーナー・ゲーム)とは?

馬主になった感覚で競馬を楽しめるゲーム!

POGとは、ペーパー・オーナー・ゲームの略で、競走馬の仮想馬主となり、ライバルとランキングを競い合ったり、自分のお気に入り馬を探したりと本当の馬主気分を体感できる競馬ゲームです。

自分の選んだ馬がレースに出走する時に湧き起こる『応援しよう』という親心や選んだ馬がレースを勝った時の喜びを是非一度味わってください!

ウマニティPOGとは?

『ウマニティPOG』はPOG史上初となる入札システム(POG馬をオークションで競り落とす)を導入した新感覚の仮想馬主ゲームです。

従来のPOGのように取りたい馬をいつでも簡単に取れるわけではなく、ライバルに入札で競り勝ってPOG馬を獲得しなければなりません! ライバル馬主の入札傾向、情報をもとに戦略を立てる=馬主力が最も問われるペーパー・オーナー・ゲームと言えるでしょう!


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