白山大賞典 Jpn3

9月23日() 金沢競馬場/ダ2100m

白山大賞典データ分析とレース傾向

金沢ダ2100m

金沢競馬場で施行される唯一のダートグレード競走として親しまれる白山大賞典。JRA所属馬にとっても出世レースとして名高い中距離戦でもあり、すでに重賞タイトルを獲得している実績馬たちが揃うことも珍しくない。2004年タイムパラドックス、2012年ニホンピロアワーズは同年暮れにジャパンカップダートを制する飛躍を遂げ、ダートグレード競走を19勝したスマートファルコンも最初の1勝目は2008年白山大賞典だった。JBCクラシック浦和記念の前哨戦としての役割も大きく、それだけに地方所属馬で接戦を演じられれば、出世を確約されたといっても過言ではない。(各種データ、原稿は本年のレース発走前のものとなります)

【人気】

過去20年、1番人気が最多となる9勝を挙げており、2・3着率が低いことも特徴といえる成績になっている。ただし、2018年ミツバ(11着)のような先行力に乏しいタイプはもちろん、58kg以上の負担重量を課せられる実績馬は1番人気としての信頼度が落ちるので注意が必要だ。なお、好走率では2番人気が1番人気を上回るものの、人気どおり2着になる確率がもっとも高い。ほか、6番人気以下からの優勝例はなく、9番人気以下ともなると3着以内に1頭も好走例がないため軽視が妥当といえるだろう(以下、文中のデータはいずれも2003年以降)。

◆人気別成績(過去20年)

人気着別度数勝率連対率複勝率単勝回収率複勝回収率
1番人気 9-2-2-7 45.0% 55.0% 65.0% 77.0% 67.0%
2番人気 5-8-3-4 25.0% 65.0% 80.0% 73.0% 99.0%
3番人気 2-2-7-9 10.0% 20.0% 55.0% 43.0% 70.0%
4番人気 3-2-3-12 15.0% 25.0% 40.0% 103.0% 73.5%
5番人気 1-4-4-11 5.0% 25.0% 45.0% 43.0% 100.5%
6~9番人気 0-2-1-77 0.0% 2.5% 3.8% 0.0% 22.8%
10番人気以下 0-0-0-42 0.0% 0.0% 0.0% 0.0% 0.0%

【脚質】

ダート2100mの長距離レースとはいえ、1周1200mの小回りコースで行われるためにコーナーを6回もこなさなければならず、スタミナとともに器用さも資質として兼ね備えている馬でないと好走しづらい傾向にある。勝ち馬においては4コーナーを2番手以内、むしろ先頭で通過している馬がほとんどで、少なくとも2周目の向正面から3コーナーにかけて逃げている馬を射程圏に入れられないと勝ち負けまでは望めないだろう。なお、負担重量の軽い3歳馬が斤量差を活かした立ち回りで台頭するケースも少なくない。

◆脚質別成績(過去20年)

脚質着別度数勝率連対率複勝率単勝回収率複勝回収率
逃げ 12-4-5-11 37.5% 50.0% 65.6% 127.5% 95.9%
先行 7-13-11-16 14.9% 42.6% 66.0% 54.9% 122.6%
差し 1-3-2-52 1.7% 6.9% 10.3% 2.1% 14.8%
追込 0-0-0-75 0.0% 0.0% 0.0% 0.0% 0.0%
不明 0-0-2-8 0.0% 0.0% 20.0% 0.0% 33.0%

【枠順】

どの枠順からも満遍なく好走馬は出ているが、勝ち馬に焦点を当てると外目の枠順を引いている場合が多く、データ集計期間内では大外の8枠が10勝と際立った勝利数を記録している。なお、8枠は勝率・連対率・複勝率のいずれにおいても最高値を記録しており、とくに上位人気馬が収まった際には素直に評価しやすい傾向が見受けられた。

◆枠順別成績(過去20年)

枠順着別度数勝率連対率複勝率単勝回収率複勝回収率
1枠 2-3-1-14 10.0% 25.0% 30.0% 56.5% 38.0%
2枠 2-2-0-16 10.0% 20.0% 20.0% 42.5% 36.5%
3枠 2-2-2-14 10.0% 20.0% 30.0% 20.0% 47.5%
4枠 2-1-1-16 10.0% 15.0% 20.0% 41.0% 25.5%
5枠 0-2-6-23 0.0% 6.5% 25.8% 0.0% 38.4%
6枠 1-3-5-25 2.9% 11.8% 26.5% 25.3% 51.2%
7枠 1-2-3-31 2.7% 8.1% 16.2% 3.5% 23.8%
8枠 10-5-2-23 25.0% 37.5% 42.5% 64.8% 81.5%

【所属】

馬インフルエンザ流行の影響で金沢所属馬限定戦として施行された2007年(格付けなし)を除けば、いずれもJRA所属馬が勝利を収めている。2021年2着ミューチャリー(船橋)、2017年2着・2018年3着のカツゲキキトキト(愛知)、2014年2着サミットストーン(浦和)など地方他地区所属馬の好走も見られるが、地元金沢所属馬は2012年2着ナムラダイキチを最後に馬券に絡む活躍を見せられていない。

◆所属別成績(過去20年)

枠順着別度数勝率連対率複勝率単勝回収率複勝回収率
JRA 19-12-16-42 21.3% 34.8% 52.8% 74.7% 74.4%
地方 1-8-4-120 0.8% 6.8% 9.8% 1.0% 25.6%

【前走】

◆前走成績(過去5開催)

馬名
(着順)
前走
日付 レース名 クラス




タイム 1(2)着馬
231 ウィルソンテソーロ 07/17 盛岡 マーキュリー Jpn3 ダ2000 13 1 1 2.01.8 テリオスベル
2 メイショウフンジン 07/17 盛岡 マーキュリー Jpn3 ダ2000 13 3 3 2.02.6 ウィルソンテソーロ
3 ペイシャエス 08/06 札幌 エルムステー G3 ダ1700 不良 14 8 8 1.43.8 セキフウ
221 ケイアイパープル 07/18 盛岡 マーキュリー Jpn3 ダ2000 稍重 14 1 4 2.03.5 バーデンヴァイラー
2 ラーゴム 07/10 小倉 プロキオンス G3 ダ1700 稍重 16 1 12 1.45.7 ゲンパチルシファー
3 カフジオクタゴン 08/07 新潟 レパードステ G3 ダ1800 15 7 1 1.51.9 タイセイドレフォン
211 メイショウカズサ 08/14 小倉 阿蘇ステーク オープン ダ1700 不良 15 1 6 1.44.3 ケイアイパープル
2 ミューチャリー 06/30 大井 帝王賞 Jpn1 ダ2000 13 8 4 2.03.8 テーオーケインズ
3 スワーヴアラミス 08/08 函館 エルムステー G3 ダ1700 14 4 1 1.44.5 オメガレインボー
201 マスターフェンサー 07/21 盛岡 マーキュリー Jpn3 ダ2000 14 1 1 2.03.0 デルマルーヴル
2 ロードレガリス 05/23 京都 平安ステーク G3 ダ1900 14 1 10 1.57.4 オメガパフューム
3 ロードゴラッソ 08/09 札幌 エルムステー G3 ダ1700 14 11 11 1.45.1 タイムフライヤー
191 グリム 08/11 札幌 エルムステー G3 ダ1700 稍重 14 1 7 1.43.0 モズアトラクション
2 デルマルーヴル 08/04 新潟 レパードステ G3 ダ1800 15 1 2 1.51.3 ハヤヤッコ
3 ノーヴァレンダ 06/16 東京 ユニコーンス G3 ダ1600 15 5 9 1.36.8 ワイドファラオ
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