P-chan☆
導師嵐山
世紀末覇者 券王
1月29日の小倉9R・くすのき賞(3歳1勝クラス、ダート1700メートル)は、幸英明騎手とコンビを組んだ3番人気ツウカイリアル(牡、栗東・庄野靖志厩舎)が差し脚を伸ばして快勝。オープン入りを決めた。タイムは1分44秒4(重)。2馬身1/2差の2着は積極策から粘り込んだブライトファントム(10番人気)。さらに1/2馬身差の3着には馬群の中からじりじりと伸びたメイショウポペット(5番人気)が入った。レースはスタート直後から激しい先行争いとなり、サグアロとブライトファントムが前に行くが、外からさらにロードラディウス、サンライズジークも加わって速い流れ。その後も次々と後方にいた馬が仕掛けて進出を図り、消耗戦の様相を呈する。4コーナーではブライトファントムとロードラディウスが並んで先頭に立ったが、中団の後ろから外に持ち出したツウカイリアルがあっという間に差し切り、さらに突き放して完勝。乱戦を制して貴重な2勝目を挙げた。ツウカイリアルは、父ホッコータルマエ、母テアトロレアル、母の父シンボリクリスエスという血統。通算成績は4戦2勝となった。