京都芝1400m(外回り)のコースデータと予想ポイントを解説｜競馬サプリ

集計期間2019-01-01～2023-12-31

京都芝1400m(外回り)の予想ポイント

人気	上位人気馬がやや不振傾向
脚質	差し・追い込み馬の活躍が目立つ
枠順	１枠が極端に不利となっている
注目種牡馬	ロードカナロア　キズナ　ドゥラメンテ
注目騎手	北村友一　川田将雅　松山弘平
注目調教師	清水久詞　松下武士
レコード	1分19秒0（ウリウリ）

コースの特徴

2コーナーの入口付近がスタート地点となっている。ほぼ真っすぐ3コーナーまで進み、外回りコースの通称「淀の坂越え」へ。高低差4.3ｍの坂を越えると、4コーナーまで一気に下り、そのまま最後の直線へ。4コーナーからゴール板まではほぼ平坦で、距離はAコース使用時が404ｍ、B・C・Dコース使用時は399ｍとなっている。同じ芝1400ｍ戦でも内回りコースは新馬戦や未勝利戦が中心だが、外回りコースでは重賞競走も行われる。最も注目を集めるレースと言えば、やはりスワンステークスではないだろうか。本番のG1を見据え、スピード自慢が集結することで、多くのファンが注目するレースとなっている。また、2歳牝馬G1の前哨戦・ファンタジーステークスの舞台でもある。

京都芝1400m

人気	着別度数	勝率	連対率	複勝率	単勝回収率	複勝回収率
1番人気	19-11-6-26	30.6%	48.4%	58.1%	83.5%	81.3%
2番人気	11-9-9-33	17.7%	32.3%	46.8%	72.1%	74.4%
3番人気	6-9-11-36	9.7%	24.2%	41.9%	57.1%	76.0%
4番人気	6-5-6-45	9.7%	17.7%	27.4%	69.5%	59.5%
5番人気	4-5-7-46	6.5%	14.5%	25.8%	63.1%	69.7%
6～9番人気	10-17-14-194	4.3%	11.5%	17.4%	72.9%	73.7%
10番人気以下	6-6-9-246	2.2%	4.5%	7.9%	147.8%	92.5%

単勝オッズ	着別度数	勝率	連対率	複勝率	単勝回収率	複勝回収率
1.9倍以下	5-0-1-1	71.4%	71.4%	85.7%	114.3%	78.6%
2.0～2.9倍	9-7-4-7	33.3%	59.3%	74.1%	83.0%	103.3%
3.0～4.9倍	15-12-12-43	18.3%	32.9%	47.6%	71.0%	73.7%
5.0～7.9倍	14-15-15-67	12.6%	26.1%	39.6%	82.7%	79.4%
8.0～14.9倍	9-12-13-107	6.4%	14.9%	24.1%	79.4%	76.0%
15.0～19.9倍	3-5-4-46	5.2%	13.8%	20.7%	97.9%	82.8%
20.0～49.9倍	4-9-9-180	2.0%	6.4%	10.9%	57.5%	76.1%
50.0倍以上	3-2-4-175	1.6%	2.7%	4.9%	171.0%	83.2%

馬券種	最高配当	最低配当	平均配当
単勝	14,370円	140円	1,257円
複勝	2,670円	110円	353円
枠連	40,240円	380円	2,882円
馬連	44,430円	240円	5,973円
ワイド	51,620円	110円	2,204円
馬単	109,710円	380円	12,262円
3連複	504,200円	230円	33,174円
3連単	3,755,580円	950円	213,174円

脚質

カテゴリーとしては短距離の部類に入る芝1400ｍ戦だが、他のコースと比較して、逃げ馬、先行馬の数値が下回っている点は特筆すべきだろう。特に勝率が低い点は、馬券検討をする際は常に頭に入れておきたい傾向と言えるだろう。その分、差し・追い込み馬の数値は他のコースより高くなっている。注目したいのは追い込み馬の連対率と複勝率が他よりも大幅に高い点で、馬単、3連単の2～３着に追い込んでくる人気薄の馬には警戒しておきたい。

◆脚質別成績

脚質	着別度数	勝率	連対率	複勝率	単勝回収率	複勝回収率
逃げ	7-10-7-38	11.3%	27.4%	38.7%	334.4%	186.8%
先行	26-16-22-154	11.9%	19.3%	29.4%	116.0%	93.2%
差し	20-26-21-221	6.9%	16.0%	23.3%	84.1%	77.4%
追込	9-10-12-213	3.7%	7.8%	12.7%	31.7%	41.9%

枠順

まず注目したいのは、１枠の数値が極端に低い点。特に勝率は特筆すべき数値となっている。一方で２枠と４枠は数値が高い。８枠もどちらかと言えば、高いほうではないだろうか。馬番別に見ても最内枠、１枠１番は数値が他よりも大幅に低い。この枠を引いた馬はその時点で割り引くべきかもしれない。大外枠を引いた馬の数値は他を大きく上回っており、外枠は比較的走りやすいと考えるべきかもしれない。馬券検討上は内枠より外枠を重視すべきであることがわかる。

◆枠順別成績

枠順	着別度数	勝率	連対率	複勝率	単勝回収率	複勝回収率
1枠	2-7-4-65	2.6%	11.5%	16.7%	32.1%	45.6%
2枠	10-7-4-66	11.5%	19.5%	24.1%	251.8%	125.4%
3枠	7-8-13-63	7.7%	16.5%	30.8%	128.7%	97.9%
4枠	11-3-7-76	11.3%	14.4%	21.6%	111.9%	63.1%
5枠	8-10-8-75	7.9%	17.8%	25.7%	76.0%	75.5%
6枠	7-10-6-87	6.4%	15.5%	20.9%	50.9%	58.1%
7枠	5-11-11-94	4.1%	13.2%	22.3%	27.4%	95.0%
8枠	12-6-9-100	9.4%	14.2%	21.3%	113.6%	73.9%

注目種牡馬

ロードカナロア産駒の勝ち星が多く、勝率、連対率、複勝率といった数値が他よりも高いのは、やはり短距離戦だから、ということになりそうだ。短距離戦ということで、ダイワメジャー産駒の数値も高いが、キズナ産駒、ドゥラメンテ産駒、モーリス産駒もこのコースでは数値を上げる点は覚えておきたい傾向だ。特にドゥラメンテ産駒の勝率、モーリス産駒の複勝率は注目に値するものであり、このコースで馬券検討をする際は覚えておきたい傾向だ。

◆同コース種牡馬別成績

位	種牡馬	着別度数	勝率	連対率	複勝率	単勝回収率	複勝回収率
1	ロードカナロア	11-3-6-42	17.7%	22.6%	32.3%	57.9%	53.2%
2	ディープインパクト	6-11-7-41	9.2%	26.2%	36.9%	304.3%	118.2%
3	ダイワメジャー	6-5-5-52	8.8%	16.2%	23.5%	59.6%	90.1%
4	キズナ	4-3-2-22	12.9%	22.6%	29.0%	206.5%	108.4%
5	ドゥラメンテ	3-1-0-8	25.0%	33.3%	33.3%	99.2%	52.5%
6	モーリス	2-2-1-4	22.2%	44.4%	55.6%	81.1%	102.2%
7	メイショウボーラー	2-1-1-12	12.5%	18.8%	25.0%	115.0%	83.1%
8	マンハッタンカフェ	2-1-1-7	18.2%	27.3%	36.4%	345.5%	118.2%
9	ドリームジャーニー	2-1-0-4	28.6%	42.9%	42.9%	225.7%	87.1%
10	ハーツクライ	1-3-2-18	4.2%	16.7%	25.0%	10.4%	57.9%

注目騎手

勝利度数が最も多いのは北村友一騎手と川田将雅騎手、松山弘平騎手の３名だが、北村友一騎手と川田将雅騎手とも勝率、連対率、複勝率のいずれの数値も他を下回っている。一方、松山弘平騎手は勝率と複勝率で他を上回っており、このコースを得意としているジョッキーという点では、この３名の中では松山弘平騎手となりそうだ。他で目立つのは鮫島克駿騎手で、このコースではいずれの数値も大きく上がっており、要注目と言えそうだ。

◆同コース騎手別成績

位	騎手	着別度数	勝率	連対率	複勝率	単勝回収率	複勝回収率
1	北村友一	6-5-1-17	20.7%	37.9%	41.4%	83.4%	73.1%
2	川田将雅	6-2-2-10	30.0%	40.0%	50.0%	83.0%	84.5%
3	松山弘平	6-1-5-19	19.4%	22.6%	38.7%	93.2%	102.6%
4	鮫島克駿	4-1-2-6	30.8%	38.5%	53.8%	196.9%	176.2%
5	福永祐一	3-5-3-11	13.6%	36.4%	50.0%	56.4%	94.5%
6	池添謙一	3-1-2-16	13.6%	18.2%	27.3%	218.2%	80.0%
7	武豊	3-1-1-17	13.6%	18.2%	22.7%	46.4%	47.7%
8	Ｃ．ルメール	2-4-1-5	16.7%	50.0%	58.3%	70.8%	87.5%
9	藤岡佑介	2-3-2-20	7.4%	18.5%	25.9%	75.2%	81.5%
10	酒井学	2-2-0-13	11.8%	23.5%	23.5%	584.7%	235.3%

注目調教師

引退した安田隆行元調教師や石坂正元調教師の管理馬が活躍していたコース。現役調教師では、清水久詞、松下武士調教師の管理馬が活躍している。ふたりともこのコースで大きく数値を上げており、このコースに管理馬が出走した際には、要注目と言っていいだろう。他のコースでは目立つ友道康夫、中内田充正、矢作芳人、池江泰寿調教師などが目立たないのも、このコースにおける特徴と言えるかもしれない。

◆同コース調教師別成績

位	調教師	着別度数	勝率	連対率	複勝率	単勝回収率	複勝回収率
1	安田隆行	5-2-1-8	31.3%	43.8%	50.0%	70.6%	80.6%
2	清水久詞	4-3-4-10	19.0%	33.3%	52.4%	191.0%	171.9%
3	石坂正	3-2-0-8	23.1%	38.5%	38.5%	61.5%	70.0%
4	松下武士	3-1-0-6	30.0%	40.0%	40.0%	304.0%	94.0%
5	荒川義之	2-3-2-10	11.8%	29.4%	41.2%	64.7%	179.4%
6	杉山晴紀	2-3-2-9	12.5%	31.3%	43.8%	71.3%	108.1%
7	鈴木孝志	2-3-0-10	13.3%	33.3%	33.3%	61.3%	169.3%
8	吉村圭司	2-2-2-8	14.3%	28.6%	42.9%	52.9%	81.4%
9	斉藤崇史	2-2-1-5	20.0%	40.0%	50.0%	125.0%	104.0%
10	飯田祐史	2-1-0-7	20.0%	30.0%	30.0%	110.0%	61.0%