第52回アメリカジョッキークラブC(23日、中山11R、GII、4歳以上オープン、国際、指定、別定、芝2200メートル、1着賞金6000万円)
内田博幸騎手騎乗の
トーセンジョーダン(牡5歳、栗東・
池江泰寿厩舎)が断然の1番人気に応えて重賞2勝目をゲット。昨年の
有馬記念(GI)5着馬の実力を見せつけた。タイム2分14秒2(良)。
2着は6番人気
ミヤビランベリ。同レース3連覇に挑んだ
ネヴァブション(3番人気)が3着。今年の中山金杯に続く重賞連勝を狙った
コスモファントム(2番人気)は4着だった。
先週は有馬6着馬
ルーラーシップが
日経新春杯を圧勝したが、それに続き今週は
有馬記念5着馬が強さを見せつけた。
有馬記念は逃げた
トーセンジョーダンだったが、今回は中団を追走。4コーナーでマクリ気味に進出して直線に入ると、逃げる
ミヤビランベリをラスト100メートル付近で捕らえてゴール。単勝1.9倍の断然人気に応え、きっちりと重賞2勝目をものにした。
トーセンジョーダンは3歳時にはクラシック戦線で期待された素質馬。脚部不安でクラシックを棒に振ったが、昨秋からの充実ぶりは圧巻。本格化を示す勝利で、一気に春のGI戦線の有力候補に躍り出た。
同馬は、父
ジャングルポケット、母エヴリウィスパー、母の父ノーザンテーストという血統で、JRA通算13戦7勝。重賞は10年
アルゼンチン共和国杯(GII)に続き2勝目。
払戻金は単勝が190円、枠連が(6)-(6)で2020円。馬連は(6)-(7)で2210円、馬単は(6)-(7)で2840円。3連複は(2)-(6)-(7)で4040円、3連単は(6)-(7)-(2)で1万8300円。ワイドは(6)-(7)が840円、(2)-(6)が310円、(2)-(7)が1650円。