アイアンオー2020年産 - 競走馬データTOP

初めてダート戦を走る馬の取捨選択は、予想する上で重要なファクターのひとつです。当欄では、1/28（土）の出走馬たちの中から初ダートとなる馬をピックアップしています。ぜひ馬券検討にお役立てください。

【1月28日（土）東京】
1R　3歳未勝利　ダ1400m
⑥カノンチャン　⑫クレッシェンド

3R　3歳未勝利　ダ1600m
⑤セイルアウェイ　⑥ゴンドワナ　⑩シャーンゴッセ

7R　4歳以上1勝クラス　ダ1400m
⑮フミバレンタイン

土曜東京はなかなかビシッとハマる対象馬がいない印象だが、3Rの⑩シャーンゴッセは悪くなさそうだ。最近ダートの活躍馬が増えてきたイスラボニータ産駒で、母の父がブライアンズタイムならばダート適性をそこそこ補ってくれそう。ゴリゴリのダートタイプとは言えないが、府中ダートならばこのぐらいの塩梅でちょうど良い印象もある。調教時計も相変わらず良好。ここまで2戦続けて出負けしているのは不安だが、芝スタートの東京千六で道中好位ぐらいを確保できるようならばチャンスがあるだろう。

【1月28日（土）中京】
2R　3歳未勝利　ダ1200m
④ナリタシン　⑪サイモンブーケ

3R　3歳未勝利　ダ1900m
③バンドマスター　⑦アグネスアース　⑭コスモオピニオン

6R　3歳1勝クラス　ダ1400m
⑤エイトスターズ

7R　4歳以上1勝クラス　ダ1800m
⑥デルマアシュラ

土曜中京も強いて言えば…になるが、2Rに出走する④ナリタシンはまずまず期待できるか。近親に活躍馬は少ないが、母のナリタモードは中央のダート短距離で4勝をマークした馬。この母と父リオンディーズが結びつけばダートの短いところでスピードを活かすタイプに出ていても何らおかしくはないだろう。今回の相手関係からするとアタマに足りるかは微妙なところだが、争覇圏内に入っても驚けないレベルの馬ではある。

【1月28日（土）小倉】
1R　3歳未勝利　ダ1700m
④タロントゥーズ　⑧グランツベリー　⑨アイアンオー

土曜小倉の対象馬は1Rの3頭のみ。どれも一長一短だが、1頭選ぶならば④タロントゥーズだろうか。父はともかく母の父ワークフォースはダート向きとは言えないのだが、3代母ユーキャンドゥイットからはダートの活躍馬がポツポツと出ているので、母系から砂適性を受け継いでいる可能性は考え得る。ローカル千七は恐らく守備範囲内。相手関係は決して楽ではないが、内目の枠からスムーズに番手以上を確保できれば上位人気の一角崩しがあってもいい。

（文：古橋うなぎ）