当欄では、2/25(土)の出走馬たちの中から初めてブリンカーを装着する馬をピックアップしています。ガラリ一変の要素をはらんだ穴馬が隠れているかも? ぜひ馬券検討にお役立てください。
【2月25日(土)中山】
3R 3歳未勝利 ダ1800m
⑥グランシャスール
5R 3歳未勝利 芝1600m
⑦ウインシャルマン
6R 3歳未勝利 芝2000m
⑮サイモンカリン
12R 4歳以上2勝クラス ダ1200m
③ディアナグラン ⑪アレクサンドラ
5Rに出走する⑦ウインシャルマンの新馬戦は見るべきところがなかったが、スピード豊かな快速牝馬だったビウイッチアスの仔でもあり、潜在的な速力は低くないはず。それだけにブリンカー装着による効果はかなり望める可能性がある。母は千六を使ったことすらない徹底したスプリンターだったし、その肌にモーリスだから中山千六は若干長い可能性もあるのだが、中山開幕週ですんなりとした競馬が叶うようならばなかなか面白い存在だろう。
【2月25日(土)阪神】
1R 3歳未勝利 ダ1800m
⑨メメナビレラ
2R 3歳未勝利 ダ1200m
⑩グッジョブ
土曜阪神の該当馬は合計2頭のみ。1Rに出走する⑨メメナビレラは休み明け2走目であり、この条件で続戦3走目。メメ軍団は自己条件で着実な競馬をするところがある。それ故ここでポンと突き抜けるようなイメージはないが、前走の時計はまずまずのものと言えるし、ブリンカー効果が良い方向に出るようならばそこそこの競馬はできるんじゃないかと思っている。
【2月25日(土)小倉】
2R 3歳未勝利 芝1200m
⑥メローラ ⑩スカプラリオ
3R 4歳以上1勝クラス ダ1000m
⑪キーチズカンパニー
6R 3歳未勝利 芝2000m
⑥タイセイラプソディ
10R 脊振山特別 芝2600m
⑩グレートキャンベラ
12R 4歳以上1勝クラス 芝1200m
⑦ドリームアゲイン
10Rの⑩グレートキャンベラは名古屋の交流戦で勝ち上がった馬だが、血統面をみるにダート寄りとは言えないだけに芝替わりは向く可能性がある。2600mへの一気の距離延長は未知だし、やってみないと分からない部分は大きいものの、母の母スウィートストリームがシャントゥ産駒でヴェルメイユ賞勝ちのある馬ということを考えると長い距離は悪くないような気もする。今回は同条件の帆柱山特別や足立山特別の敗者復活戦といった印象で、その中で結果を残せるかは自信がないが、芝の長いところを使い続ければいずれは実を結ぶだろう。
(文:古橋うなぎ)