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*過去10年が対象
◆重賞実績不可欠 連対20頭中19頭が重賞ウイナーで、うち16頭がGIかGII勝ち。ハイレベルの重賞実績が求められる。
◆洋芝実績有利 連対12頭に札幌芝で勝ち鞍があり、残る8頭中3頭には同じ洋芝の函館でV歴があった。洋芝経験がないまま連対したのは2004年バランスオブゲーム、09年ブエナビスタの2頭で、ともに2着まで。
◆前走3着以内 11頭の前走が3着以内で、残る9頭の前走は全て北海道の芝重賞(函館記念、クイーンS)かGIだった。前走がこのいずれかなら着順は不問だが、それ以外なら3着以内が必須だ。
◆前走から3カ月以内 ローテに関しては17頭が該当する前走から3カ月以内が理想。残る3頭中2頭はGI馬だった。
◆牝馬活躍 牝馬は【4・2・2・8】と好成績。また、年齢では6歳以上はのべ60頭が出走して、2着が3度ある(6歳2頭、8歳1頭)ものの、優勝はない。
◇結論◇
昨年の覇者トーセンジョーダンがトップ評価。過去10年で優勝例のない6歳だが、GI1勝、GII3勝の実績は素直に信頼できる。実績上位のダークシャドウ、ヒルノダムールはともに5歳だが、北海道で勝ち鞍がない分、割り引き。牝馬のフミノイマージンは重賞3勝の実績。クイーンS組は2勝2着1回と相性も良く、要注意。09年のダービー馬ロジユニヴァースはGIII札幌2歳S勝ちがあるなど洋芝実績もあるが、約2年の休養明けはマイナス。 (データ室)
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